SEO用語集|ウェブサイト運営で押えておきたい157選!
「SEO用語にはどんなものがある?」
「SEOでよく使う用語をパッと知りたい」
SEOは専門用語も多く、覚えるだけでも大変ですよね。
本記事では、ウェブサイト運営に必須のSEO用語を157に厳選してお伝えします。
SEO用語でお困りの際は、ぜひ参照ください。
Contents
- 1 SEO用語集・あ行
- 2 SEO用語集・か行
- 3 SEO用語集・さ行
- 4 SEO用語集・た行
- 5 SEO用語集・な行
- 6 SEO用語集・は行
- 7 SEO用語集・ま行
- 8 SEO用語集・や行
- 9 SEO用語集・ら行
- 10 SEO用語集・わ行
- 11 SEO用語集・数字
- 12 SEO用語集・A行
- 13 SEO用語集・B行
- 14 SEO用語集・C行
- 15 SEO用語集・E行
- 16 SEO用語集・G行
- 16.1 Google Adsense(Googleアドセンス)
- 16.2 Google Analytics(グーグルアナリティクス)
- 16.3 Google Search Console(Googleサーチコンソール)
- 16.4 Googleトレンド(グーグルトレンド)
- 16.5 Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)
- 16.6 Googleディスカバー
- 16.7 Googleハネムーン
- 16.8 Googleページランク
- 16.9 Google TagManager(グーグルタグマネージャー)
- 16.10 Google検索品質評価ガイドライン
- 16.11 Google検索の基本事項(旧ウェブマスター向けガイドライン)
- 17 SEO用語集・H行
- 18 SEO用語集・I行
- 19 SEO用語集・K行
- 20 SEO用語集・L行
- 21 SEO用語集・M行
- 22 SEO用語集・N行
- 23 SEO用語集・O行
- 24 SEO用語集・P行
- 25 SEO用語集・Q行
- 26 SEO用語集・R行
- 27 SEO用語集・S行
- 28 SEO用語集・U行
- 29 SEO用語集・W行
- 30 SEO用語集・Y行
- 31 まとめ
SEO用語集・あ行
アウトバウンドリンク
アウトバウンドリンクとは、自社サイトから外部のウェブサイトへ向けて設置されるリンクのことを指します。
適切で信頼性の高い外部サイトへのリンクを提供することで、ユーザーにとって有益な情報源を提示でき、ユーザーの満足度向上にもつながります。
ただし、リンク先の選定には十分な注意が必要であり、質の低いサイトへの過剰なリンクは逆効果となる可能性があります。
アイキャッチ画像
アイキャッチ画像は、記事やブログ投稿の冒頭に配置される画像のことで、読者の興味を引き付け、記事の内容を視覚的に伝える役割を担っています。
魅力的なアイキャッチ画像を使用することで、読者の滞在時間の延長やソーシャルメディアでのシェア数の増加が期待できます。
アイキャッチ画像の選定には、記事の内容や雰囲気との整合性を考慮することが重要です。
アクセス解析
アクセス解析とは、ウェブサイトへの訪問者の行動や特性を分析し、サイトの改善点や効果的なマーケティング施策を見出すための手法です。
代表的なアクセス解析ツールとしてGoogleアナリティクスが広く利用されており、ページビュー数、滞在時間、流入元、離脱率などの指標を把握することができます。
これらのデータを活用することで、ユーザーのニーズに合わせたコンテンツの最適化や、広告効果の測定、サイトナビゲーションの改善など、様々な施策の立案と実行が可能となります。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、商品・サービスの広告をウェブサイトやブログに掲載し、その広告を経由して発生した売上や成果に応じて報酬を得ることができるインターネット広告の一種です。
アフィリエイターは、自身のサイトやブログで商品やサービスを紹介し、読者がそこから購入や申込みを行うと、広告主から報酬を受け取ることができます。
アフィリエイトを成功させるためには、自身の専門性やユーザーの興味関心に合致した商品選定と、誠実で説得力のある紹介文の作成などが求められます。
アンカーテキスト
アンカーテキストとは、ハイパーリンクの文字列部分のことを指します。
この文字列は、リンク先のページ内容を端的に表現するキーワードを含むことが望ましいとされています。
適切なアンカーテキストを設定することで、ユーザーはリンク先の内容を推測しやすくなり、クリック率の向上が期待できます。
また、検索エンジンもアンカーテキストを手がかりにリンク先ページの関連性を判断するため、SEO対策としても重要な要素となります。
一方で、過度に最適化されたアンカーテキストの使用は不自然とみなされ、ペナルティのリスクもあるため注意が必要です。
インデックス
インデックスとは、検索エンジンがウェブページを巡回し、そのページの内容を分析・登録することを指します。
インデックスされたページは検索結果に表示される可能性があり、サイトの認知度向上やトラフィック獲得に直結します。
ただし、全てのページがインデックスされるわけではなく、重複コンテンツやロボットテキストによるクロール制限などにより、除外されるケースもあります。
サイトマップの提出やサイト内リンクの最適化など、検索エンジンにページの存在を明示的に伝える施策を講じることが、インデックス促進につながります。
インタースティシャル広告
インタースティシャル広告は、ウェブページの表示前や切り替え時に、全画面で表示されるタイプの広告です。
視認性が高く、強制的に広告が目に留まるため、高い広告効果が期待できる反面、ユーザー体験を大きく損ねる可能性があります。
特に、スマートフォンでの表示では、誤タップを招きやすく、ユーザーの反発を買う恐れがあるため、慎重な運用が求められます。
広告表示のタイミングや頻度、クリエイティブの内容などを工夫し、ユーザビリティとのバランスを保つことが重要です。
インハウスSEO
インハウスSEOとは、企業が自社内にSEO専門の人材を配置し、自社サイトの検索エンジン最適化を行うことを指します。
外部の代理店やコンサルタントに依存せず、自社の事業や商品に精通したスタッフが、継続的にSEO施策を実施することで、より効果的で一貫性のある取り組みが可能となります。
また、SEOに関する知見やノウハウが社内に蓄積されるため、長期的な競争力の強化にもつながります。
一方で、専門人材の確保や育成にコストがかかるほか、他部署との連携や社内調整が必要となるため、体制構築には一定の時間と労力を要します。
インバウンドリンク
インバウンドリンクとは、他のウェブサイトから自社サイトへ向けられたリンクのことを指します。
検索エンジンは、インバウンドリンクの数や質を、サイトの人気度や信頼性を測る指標の一つとして捉えています。
権威性の高いサイトからの被リンクは、自社サイトの評価を高める効果が期待できます。
ただし、過剰なリンク獲得や被リンクの購入などの行為は、ペナルティのリスクがあるため避けるべきです。
自然な形でのリンク獲得を目指し、質の高いコンテンツの提供や、他サイトとの関係構築に努めることが肝要です。
インフィード広告
インフィード広告とは、SNSのタイムラインやニュースサイトの記事一覧など、コンテンツの流れに自然に溶け込む形で表示される広告の形態を指します。
従来のバナー広告と比べ、ユーザーに対する広告の存在感が控えめであるため、拒否反応を招きにくいのが特徴です。
また、広告クリエイティブをコンテンツの形式に合わせて最適化することで、ネイティブ広告としての効果を発揮します。
一方で、広告であることが不明瞭になりすぎないよう、ユーザーに誤解を与えない配慮も必要です。
ウェブマーケティング (WEBマーケティング)
ウェブマーケティングとは、インターネットを活用して商品やサービスを効果的に宣伝し、見込み客の獲得からコンバージョンまでを総合的に支援する手法です。
SEO、SNSやメールの活用、ウェブ広告など様々な施策を組み合わせ、ターゲットユーザーとの接点を強化します。
デジタル広告の運用では、リアルタイムでデータを分析しながら最適化を図ることで、投資対効果を高めることが可能です。
ウェブが世の中に浸透して以来、ウェブマーケティングは、業種や規模を問わず、あらゆる企業にとって重要な戦略となっています。
オウンドメディア
オウンドメディアは、企業や個人が自ら運営するウェブメディアのことを指します。
自社ウェブサイトやブログ、SNSアカウントなどがこれに該当します。
オウンドメディアを通じて、自社の強みや価値観を伝えるためのコンテンツを発信し、ユーザーとの信頼関係を築くことができます。
一貫性のあるコンテンツを継続的に配信することで、検索エンジン経由の流入増加や、認知度や信頼性などの向上も期待できます。
自社の情報発信力を高め、広告依存度を下げるためにも、オウンドメディア戦略は欠かせません。
オーガニック検索(自然検索、オーガニックサーチ)
オーガニック検索とは、検索エンジンの検索結果のうち、広告枠を除く自然な表示のことを指します。
検索ユーザーは自発的に探したい情報のキーワードを入力するため、オーガニック検索からの流入は商品やサービスへの関心が高い傾向にあります。
上位表示を獲得するためには、適切なSEO対策が不可欠ですが、広告費をかけずに安定的なアクセスを得られるメリットがあります。
魅力的なコンテンツを継続的に発信し、サイトの価値を高めることで、オーガニック検索からの流入増加と認知度アップなどの効果が期待できます。
オールドドメイン
オールドドメインとは、過去に一定期間使用された運用実績のあるドメインのことを指します。
新しいドメインと比べて、早期にインデックスされやすく、被リンクの効果も引き継ぎやすいとされています。
ただし、以前のドメイン運用において不適切なSEO施策が行われていた場合、ペナルティのリスクも伴います。
オールドドメインを取得する際は、ドメインの履歴や被リンク元の質を十分に確認することが大切です。
適切に活用することで、短期間でSEO効果を発揮できる可能性があります。
オフページSEO(外部対策)
オフページSEOとは、自社サイトの外部要因を最適化することで、検索エンジンからの評価を高める施策のことを指します。
代表的な手法としては、他サイトからの被リンク獲得やソーシャルメディアでのサイテーション拡大などが挙げられます。
質の高いサイトから多くの被リンクを得ることで、自社サイトの信頼性や専門性が高く評価され、検索結果の上位表示につながります。
ただし、被リンクの購入や過剰な相互リンクなど、不自然な手法は避ける必要があります。
自然な形で良質な被リンクを獲得することが、効果的なオフページSEOの鍵となります。
オンページSEO(内部対策)
オンページSEOとは、自社サイトの内部要素を最適化し、検索エンジンとユーザーの双方にとって快適なウェブサイトを作る施策です。
具体的には、適切なタイトルタグや見出しタグの設定、メタデータの最適化、ページ速度の改善、モバイルフレンドリー化などが含まれます。
オンページSEOは、サイトのユーザビリティとクローラビリティを同時に改善する重要な取り組みです。
SEO用語集・か行
海外SEO
海外SEOとは、自社のサービスや製品を海外の消費者に届けるために、各国の検索エンジンに最適化する施策のことを指します。
ターゲットとなる国や地域によって、主要な検索エンジンが異なる場合があるため、各エンジンのアルゴリズムやガイドラインに合わせた対策が求められます。
現地の言語や文化、検索行動を理解した上で、適切なキーワード選定やコンテンツのローカライズを行うことが重要です。
外部SEO対策
外部SEO対策では具体的に、質の高い外部サイトからの被リンク獲得、ソーシャルメディアやオンラインメディアへのPR記事からでのサイテーション拡大などを行います。
自然な形で権威あるサイトからのリンクを増やすことで、自社サイトの信頼性が向上し、検索順位の上昇につながります。
一方、過度な被リンクの購入や不自然なリンク交換は、ペナルティのリスクがあるため注意が必要です。
外部SEO対策は、オンページSEO(内部対策)と並行して行うことで、相乗効果が期待できます。
外部リンク
外部リンクとは、他のウェブサイトから自社サイトへ向けられたハイパーリンクのことを指します。
被リンクやインバウンドリンクとも呼ばれ、検索エンジンがサイトの人気度や関連性を判断する重要な指標の一つとなっています。
権威性の高いサイトから多くの外部リンクを獲得することで、自社サイトの検索順位が上昇しやすくなります。
ただし、スパムサイトからの被リンクや、過剰な被リンク獲得は逆効果になる可能性があるため、リンクの質にも注意が必要です。
自然な形で、関連性の高い良質なサイトからの外部リンクを増やすことが、SEO外部施策の戦略の要となります。
カニバリゼーション
カニバリゼーションとは、同一ウェブサイト内で複数のページが同じキーワードをターゲットにしてしまい、検索エンジンからの評価が分散してしまう現象を指します。
たとえば、「花粉症 対策」というキーワードに対して、似たような内容の記事が複数存在すると、検索エンジンはどのページを優先して表示すべきか判断に迷ってしまいます。
その結果、本来の優れたコンテンツが上位表示されにくくなるのです。
カニバリゼーションを防ぐには、キーワードの棲み分けを明確にし、ページ間の内容の重複を避けるよう心がける必要があります。
サイト構造を見直し、関連性の高いコンテンツをまとめるなどの対策が有効です。
カテゴリー
カテゴリーとは、ウェブサイト内のコンテンツを特定のテーマやトピックごとにグループ化し、整理する仕組みのことです。
ユーザーが目的の情報に素早くたどり着けるよう、階層構造を用いて体系的に分類します。
たとえば、料理レシピサイトであれば、「和食」「洋食」「中華」といった大枠から、「肉料理」「魚料理」「野菜料理」などのサブカテゴリーに細分化していきます。
明確で論理的なカテゴリー設計は、ユーザビリティの向上だけでなく、検索エンジンのクローラーがサイト構造を理解しやすくなるというSEO上のメリットもあります。
サイトの規模や目的に応じて、最適なカテゴリー分けを行うことが重要です。
キーワードスタッフィング
キーワードスタッフィングとは、検索順位を上げるために、特定のキーワードを不自然なほど繰り返し盛り込む不正な手法のことです。
かつては、単純なキーワードの出現頻度がランキングに大きく影響していたため、このような行為が横行していました。
しかし、現在の検索エンジンは、ユーザー体験を重視するようになり、キーワードの詰め込みは品質の低いコンテンツとみなされるようになりました。
過剰なキーワードの羅列は、読者にとって読みづらいだけでなく、スパム行為としてペナルティを受けるリスクもあります。
自然な文脈の中で、適度にキーワードを盛り込むことが肝要です。
キーワード出現率
キーワード出現率とは、コンテンツ内でターゲットキーワードが出現する頻度を指す指標の一つです。
一般的に、本文の文字数に対するキーワードの割合で算出されます。
適切なキーワード出現率を維持することで、検索エンジンに対してページの関連性をアピールできると考えられています。
ただし、一定の出現率さえ満たせばよいというわけではありません。
キーワードを無理に繰り返すと、かえって不自然な文章になりかねません。
ユーザーにとって読みやすく、分かりやすい文脈の中で、キーワードを自然に盛り込むことが理想的です。
クローキング
クローキングとは、ユーザーに表示されるページの内容と、検索エンジンのクローラーに見せるページの内容を意図的に変え、検索順位を操作しようとする不正な手法です。
たとえば、ユーザーには通常のページを見せる一方で、クローラーにはキーワードを詰め込んだページを見せるなどの行為が該当します。
このように、ユーザーを欺くような行為は、検索エンジンのガイドライン違反であり、厳しいペナルティの対象となります。
発覚した場合、検索結果からの削除や、サイト全体の信頼度が大きく損なわれるリスクがあります。
クローラビリティ
クローラビリティとは、検索エンジンのクローラーがウェブサイト内のページを発見し、容易に巡回できる状態を指す概念です。
クローラーは、サイト内のリンク構造をたどってページを見つけ出すため、サイト構造が複雑だったり、リンク切れが多かったりすると、クロールに支障をきたします。
クローラビリティを高めるには、わかりやすいサイトマップの作成や、内部リンクの最適化が有効です。
また、ページの読み込み速度を改善したり、モバイルフレンドリーな設計を採用したりすることで、クローラーによるインデックス化を促進できます。
サイト運営者は、クローラビリティを意識し、検索エンジンに正しくサイトを認識してもらえるよう努めることが大切です。
クローラー(Crawler)
クローラー(Crawler)とは、検索エンジンが情報収集のために、自動的にウェブ上のページを巡回するプログラムのことです。
別名で、スパイダーやボットとも呼ばれます。
クローラーは、URLをたどりながら、ページの内容を分析し、インデックスに登録する役割を担っています。
代表的なクローラーとしては、GoogleのGooglebotやBingのBingbotなどがあります。
ウェブサイト運営者は、クローラーがサイト内を円滑に巡回できるよう、サイトマップの提供やrobots.txtの適切な設定を行う必要があります。
また、クローラーに優れたコンテンツだと認識してもらえるよう、SEO対策に取り組むことも重要です。
クローリング
クローリングとは、検索エンジンのクローラーがウェブサイトを訪れ、ページのコンテンツを読み取り、インデックスに追加するプロセスのことです。
クローラーは、サイト内のリンクをたどりながら、新しいページを発見し、定期的に再訪問して更新情報を取得します。
クローリングの頻度や範囲は、サイトの規模やページの重要度によって異なります。
サイト運営者は、クローリングを促進するために、サイトマップを作成したり、内部リンク構造を最適化したりする施策を講じます。
一方で、非公開のページや重複コンテンツについては、robots.txtやメタタグを使ってクローラーのアクセスを制御することも可能です。
効率的なクローリングは、検索エンジンにサイトを正しく認識してもらうための第一歩といえます。
グレーハットSEO
グレーハットSEOとは、ホワイトハットSEO(正当な手法)とブラックハットSEO(不正な手法)の中間に位置する手法群を指す言葉です。
一見すると、検索エンジンの指針に沿っているようでありながら、実際には違反の可能性があるグレーゾーンな施策が含まれます。
グレーハットSEOは、短期的には効果が見られるかもしれませんが、長期的には検索エンジンからペナルティを受けるリスクが高くなります。
一時的な順位上昇に惑わされず、ユーザーファーストのコンテンツ作りに徹することが、持続的な成果につながるでしょう。
グローバルナビゲーション
グローバルナビゲーションとは、ウェブサイト上の主要なページやカテゴリーへのリンクを、全ページで共通して表示するナビゲーション要素のことです。
一般的に、ページの上部や左側に配置され、サイト内の構造を一目で把握できるようになっています。
ユーザーは、グローバルナビゲーションを使って、目的のコンテンツに素早くアクセスすることができます。
また、検索エンジンのクローラーにとっても、サイトの階層構造を理解する手がかりとなります。
適切に設計されたグローバルナビゲーションは、ユーザビリティとクローラビリティ、両方の観点から重要な役割を果たします。
サイトの規模や目的に応じて、見やすく使いやすいナビゲーションを提供することが求められます。
検索クエリ
検索クエリとは、ユーザーが検索エンジンを利用する際に入力する語句のことを指します。
例えば、「おすすめのダイエット方法」や「花粉症の対策 すぐできる」といった言葉が検索クエリに当たります。
ユーザーは自分の抱える問題や疑問を解決するために、適切な検索クエリを選択します。
一方、ウェブサイトの運営者は、ユーザーがどのような検索クエリを使ってサイトを訪れるかを予測し、関連性の高いコンテンツを提供することが求められます。
的確なキーワードを織り込んだタイトルや本文は、検索エンジンに対してページの主題を明確に伝え、上位表示の可能性を高めることにつながります。
検索ボリューム(月間検索数)
検索ボリューム(月間検索数)は、特定の検索クエリがひと月の間にどれだけの頻度で検索されているかを表す指標です。
Googleキーワードプランナーなどのツールを使うことで、おおよその検索回数を把握することが可能です。
一般的に、検索ボリュームの大きいキーワードは人気の高いトピックを示していますが、競合他社も多いため、上位表示が難しい傾向にあります。
一方、ニッチなロングテールキーワードは検索回数こそ少ないものの、競合が限定的で狙いやすいという特徴があります。
サイト運営者は、検索ボリュームのデータを参考にしつつ、自社の強みを活かせる領域でコンテンツを展開していくことが重要です。
検索意図
検索意図は、ユーザーが検索クエリを入力した背景にある目的や動機のことを指します。
例えば、「インフルエンザ」というキーワードの場合、症状について知りたい人もいれば、予防接種の情報を求めている人もいるでしょう。
また、「レストラン 予約」という言葉には、店舗の探索から実際の予約に至るまでの一連の行動が含まれています。
サイト運営者は、ユーザーの多様な検索意図を理解し、それぞれのニーズに合ったコンテンツを用意することが求められます。
的確な情報を提供することで、ユーザー満足度の向上とサイトへの信頼感の醸成につなげることができるでしょう。
検索エンジン最適化
検索エンジン最適化(SEO)は、自社のウェブサイトをGoogleなどの検索結果で上位に表示させるための取り組みを指します。
SEOは、大きく外部施策、内部施策、コンテンツSEOの3つに分けられます。
内部施策は、サイト内部のユーザビリティ、クローラビリティ最適化に関わる要素です。
一方、外部施策は、他サイトからの被リンクやソーシャルメディアでのサイテーションなど、サイト外部からの信頼性を高める施策を指します。
コンテンツSEOは、価値あるコンテンツをユーザーに提供する施策を指します。
SEOの本質は、ユーザーへの価値提供、ユーサーファーストであることにあります。
長期的な視点を持ち、ユーザー目線でサイトを改善していくことが成功の鍵を握るでしょう。
構造化データ
構造化データとは、ウェブページ上の情報を検索エンジンが理解しやすいよう、特定の形式で記述するためのマークアップ言語です。
代表的な構造化データの記法としては、schema.orgが広く採用されています。
例えば、ニュース記事や製品情報、レシピなどのコンテンツに適切な構造化データを実装することで、検索結果にリッチスニペットと呼ばれる特別な情報が表示されることがあります。
これにより、視認性が向上し、クリック率のアップが期待できます。
サイト運営者は、自社コンテンツの特性に合わせて構造化データを戦略的に活用することで、検索エンジンからの評価を高め、集客力の強化を図ることができるでしょう。
コンバージョン(CV)
コンバージョン(CV)とは、購入や会員登録、資料請求など、ウェブサイトの訪問者がサイト運営者にとって望ましい行動を取ることを指します。
CVの具体例は、サイトの目的やビジネスモデルによって異なります。
ECサイトであれば商品の購入、メディアサイトなら記事の閲覧や広告のクリックなどがCVに該当します。
サイト運営者は、CVに至るまでのユーザーの行動を分析し、ボトルネックを発見して改善につなげることが重要です。
CVを向上させるためには、ページの導線や見せ方の工夫、ユーザーの心理的障壁を下げる施策などが有効でしょう。
コンテンツSEO
コンテンツSEOとは、検索エンジンに評価されやすく、かつユーザーにとって有益なコンテンツを制作し、サイトへの集客力を高める手法のことです。
具体的には、キーワードの選定から始まり、見出しの最適化、分かりやすい文章構成、信頼性の高い情報の提供などが含まれます。
特に、E-E-A-T(Experience, Expertise, Authoritativeness, Trustworthiness)と呼ばれる経験、専門性、権威性、信頼性を満たすコンテンツは、検索エンジンから高く評価される傾向にあります。
医療や金融など、人の生命や人生に与える影響が大きい分野では、正確で信頼できるコンテンツの重要性がさらに高まります。
コンテンツSEOを地道に実践することで、検索からの安定的なトラフィックを獲得することができるでしょう。
コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングとは、自社の商品やサービスについて直接的な宣伝をするのではなく、ユーザーが抱える問題や関心事に寄り添う情報を提供することで、自社や商品・サービスへの信頼と好感度を高める手法です。
オウンドメディアの運営やソーシャルメディアでの情報発信、メールマガジンの配信など、様々なチャネルを通じてコンテンツを届けるのが特徴です。
例えば、化粧品ブランドが美容に関するコラムを掲載したり、飲食店が料理のレシピを紹介したりするのは、コンテンツマーケティングの一環と言えます。
ユーザーの共感を得られるコンテンツを継続的に発信することで、潜在顧客との接点を増やし、長期的な関係性の構築を目指します。
SEO用語集・さ行
サイテーション
サイテーションとは、自社のウェブサイトや社名などが、他のサイトやメディアで言及されることを指します。
例えば、ニュース記事内で自社名が取り上げられたり、ソーシャルメディアで商品・サービスについての会話が交わされたりする場合がサイテーションに当たります。
サイテーションは、外部リンクほど直接的なSEO効果は期待できませんが、企業の認知度向上や信頼性の向上につながる可能性があります。
特に、権威あるメディアからの言及は、検索エンジンからの評価にプラスの影響を与えると考えられています。
サイトマップ
サイトマップとは、ウェブサイト内の全てのページを一覧化した情報ファイルのことを指します。
サイトマップには、HTML形式で作成されたユーザー向けのものと、XML形式で作成された検索エンジン向けのものがあります。
ユーザー向けのサイトマップは、サイト内の構造を俯瞰でき、目的のページへ素早くアクセスするための手助けとなります。
一方、検索エンジン向けのサイトマップは、クローラーによるページの発見やインデックス化を促進する役割を果たします。
サイトの規模が大きく、ページ数が多い場合は、サイトマップの整備が特に重要となります。
サジェスト
サジェストとは、検索エンジンの検索ボックスにキーワードを入力した際、そのキーワードに関連する語句や文章を自動的に提示する機能のことです。
例えば、「ダイエット」と入力すると、「ダイエット 方法」や「ダイエット レシピ」などのサジェストが表示されます。
これにより、ユーザーは自分の検索意図に近い言葉やあらたなニーズを発見しやすくなります。
サイト運営者にとっては、サジェストを分析することで、ユーザーのニーズや関心事を知るための手がかりが得られます。
サジェストを参考にしながら、コンテンツ企画やキーワード選定を行うことが、SEO対策において有効な手段の一つとなるでしょう。
サテライトサイト
サテライトサイトとは、メインとなるウェブサイトのSEO効果を高めるために、関連トピックを扱う複数の小規模サイトを展開する手法を指します。
かつては、サテライトサイトを乱立させ、メインサイトにリンクを供給することで、メインサイトの評価吊り上げ行為が横行していました。
しかし、現在では、このような手法は検索エンジンからペナルティを受けるリスクが高いとされています。
サテライトサイトを運用する際は、メインサイトと関連性が高く、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供することが重要です。
そうすることで、自然な形での被リンク獲得や認知度の向上につなげることができます。
サブディレクトリ
サブディレクトリとは、ウェブサイトのURLにおいて、ドメイン名の後ろに追加される階層構造のことを指します。
例えば、「https://www.example.com/blog/」というURLの場合、「/blog/」の部分がサブディレクトリになります。
サブディレクトリを活用することで、サイト内のコンテンツを分類し、ユーザーにとってわかりやすいページ構成を実現できます。
また、サブディレクトリはメインドメインの一部として扱われるため、SEOの観点からも有利とされています。
サイト全体の評価がサブディレクトリに反映されやすく、テーマ性も継承されやすいためです。
サブドメイン
サブドメインとは、メインドメインの前に追加される文字列のことを指します。
例えば、「https://example.com」に対し、「https://blog.example.com」や「https://shop.example.com」のように、サブドメインを使ってサイトを分割することができます。
サブドメインは、独立したウェブサイトとして機能するため、メインサイトとは異なるコンテンツや目的を持つページを展開する際に便利です。
ただし、SEOの観点からは、サブドメインはメインドメインとは別のサイトとして扱われるため、評価やオーソリティの蓄積が分散してしまう可能性があります。
サブドメインを使う際は、サイト設計の目的とSEOへの影響を考慮する必要があります。
指名検索
指名検索とは、ユーザーが特定の企業名、ブランド名、商品名などを直接検索することを指します。
例えば、「Google」や「iPhone」といったキーワードで検索する場合が該当します。
指名検索は、ユーザーの購買意欲や関心度が高い状態で行われることが多いため、コンバージョンに直結しやすいという特徴があります。
相互リンク
相互リンクとは、2つのウェブサイトが互いにリンクを貼り合うことを指します。
かつては、相互リンクを大量に行うことでSEO効果を高める手法が用いられていましたが、現在では自然なリンク構造が重視される傾向にあります。
過度な相互リンクは、検索エンジンからスパム行為とみなされ、ペナルティのリスクがあるためです。
とはいえ、関連性の高いサイト同士が、ユーザーにとって有益な情報を提供し合う目的で相互リンクを行うことは、価値のある取り組みだと言えます。
重要なのは、リンクの質と自然さを維持することです。
スニペット
スニペットとは、検索結果ページで各ウェブサイトの情報が表示される枠内のテキスト部分を指します。
タイトルとURLの下に、ページの概要や特徴を示す文章が数行で紹介されます。
スニペットは、ユーザーが検索結果からクリックするサイトを選ぶ際の重要な判断材料となります。
魅力的で適切なスニペットを表示することで、クリック率の向上が期待できます。
スパムリンク
スパムリンクとは、検索エンジンのランキングに影響を与えることを目的として、意図的に設置された質の低いリンクのことを指します。
典型的なスパムリンクには、自動生成されたリンク、無関係なサイトからの大量のリンク、キーワードを過剰に盛り込んだアンカーテキストのリンクなどがあります。
これらのリンクは、検索エンジンのガイドラインに反するため、ペナルティの対象となる可能性があります。
サイト運営者は、定期的に被リンクの状況を監視し、スパムリンクを発見した場合は、リンク否認ツールを使って対処する必要があります。
健全なリンクビルディングを心がけ、自然な被リンクを増やすことが重要です。
スパムサイト
スパムサイトとは、検索エンジンのランキング操作を目的として作られた、価値の低いウェブサイトのことを指します。
スパムサイトの特徴としては、キーワードの過剰な繰り返し、コピーコンテンツの使用、不自然なリンク構造などが挙げられます。
これらのサイトは、ユーザーにとって有益な情報を提供せず、検索エンジンの信頼性を損なう存在です。
検索エンジンは、アルゴリズムや人的レビューを通じてスパムサイトを特定し、排除するよう努めています。
サイト運営者は、スパムサイトからのリンクを避け、オリジナルで価値あるコンテンツの提供に注力することが求められます。
ステルスマーケティング
ステルスマーケティングとは、広告や宣伝であることを隠して商品やサービスの魅力を伝える手法のことを指します。
例えば、SNSや口コミサイトで、一般消費者を装って企業の意図を持った投稿を行うケースなどが該当します。
公的機関や業界団体もステルスマーケティングによる不正行為を規制するガイドラインを設けています。
透明性を保ちつつ、長期的なブランド価値の向上につながるマーケティング手法を選ぶことが賢明だと言えるでしょう。
スモールキーワード
スモールキーワードとは、検索ボリュームが比較的少ないキーワードのことを指します。
例を挙げると、「腰痛 オフィスチェア おすすめ」のように、具体的な悩みや要望を組み合わせたフレーズがこれに当たります。
ビッグキーワードに比べると検索数は多くありませんが、比較的競合が少ないため、上位表示が狙いやすいというメリットがあります。
また、検索意図が明確で、ニーズに沿ったコンテンツ作成がしやすいという利点もあります。
SEO用語集・た行
タイトルタグ
タイトルタグとは、HTMLの< head >タグ内に記述する< title >タグのことで、ウェブページのタイトルを表示するために使用します。
検索結果ページやブラウザのタブに表示されるため、ユーザーがクリックするかどうかを左右する重要な要素の一つです。
ページの内容を的確に伝えながら、ユーザーにとって魅力的なタイトルを付けることが求められます。
また、検索エンジンはタイトルタグを重視してページの主題を理解するため、関連キーワードを自然に盛り込むことも有効です。
テクニカルSEO
テクニカルSEOとは、ウェブサイトの技術的な側面を改善することで、検索エンジンからの評価を高めるための取り組みのことを指します。
代表的な施策としては、ページの表示速度の高速化、モバイル端末への最適化、サイト構造のわかりやすさの向上などが挙げられます。
ドメイン
ドメインとは、インターネット上でウェブサイトやメールサーバーを識別するための文字列のことを指します。
URLの中で、「https://www.example.com/」の「example.com」の部分がドメインに当たります。
企業名やブランド名を用いてわかりやすいドメインを設定することで、ユーザーに覚えてもらいやすくなるでしょう。
ドメインパワー
ドメインパワーとは、検索エンジンがドメイン全体の価値や信頼性をどの程度評価しているかを示す指標のことです。
ドメインオーソリティとも呼ばれ、長年にわたって質の高いコンテンツを提供し、権威あるサイトから多くのリンクを獲得しているドメインほど、パワーが強いと判断されます。
ドメインパワーが高ければ、新しいページが短期間でインデックスされたり、関連キーワードで上位表示されやすくなったりします。
ただし、中古ドメインを安易に取得して前オーナーのペナルティを引き継いでしまうと、評価を下げる原因にもなるので、要注意です。
トピッククラスター
トピッククラスターとは、1つの大きなテーマについて、中心となるピラーコンテンツ(主要記事)と、それに関連する複数のクラスターコンテンツ(補足記事)を組み合わせ、内部リンクで相互に結びつける手法のことです。
例えば、「糖尿病」をテーマに、基礎知識を扱うピラーコンテンツを中心に、食事療法や運動療法、合併症などのクラスターコンテンツを配置し、網羅的に情報を提供します。
この構造によって、検索エンジンにテーマに対する専門性と権威性をアピールでき、ユーザーの回遊性も高められるため、SEOに効果的とされています。
適切に実装することで、サイト全体の評価アップ、検索順位の向上など期待できます。
重複コンテンツ
重複コンテンツとは、同一サイト内や複数のサイトにおいて、全く同じまたは酷似したコンテンツが存在している状態を指します。
例えば、異なるURLで同じ内容のページを公開していたり、他サイトからのコピー&ペーストによって作成された記事が大量に存在したりする場合が該当します。
検索エンジンは、ユーザーにとって最も有益で適切なコンテンツを届けることを目指しているため、重複コンテンツを検知すると、評価を下げたりペナルティを課したりすることがあります。
オリジナリティのある情報を提供し、類似ページをcanonicalタグで指定するなど、適切な対策を講じることが重要です。
SEO用語集・な行
ナチュラルリンク
ナチュラルリンクとは、自サイトの価値を認めた第三者が自発的に設置してくれるリンクのことを指します。
例えば、優れた記事やコンテンツが他のサイトやSNSで紹介され、リンクされるケースが該当します。
強制や依頼、購入などの介入なしに自然に獲得されるリンクは、被リンクの中でも最も価値が高いと言えるでしょう。
内部リンク
内部リンクとは、同一ウェブサイト内のあるページから別のページへのリンクのことを指します。
サイト内の関連コンテンツ同士を適切にリンクさせることで、ユーザーの回遊性を高め、求める情報へのアクセスを容易にする効果があります。
また、検索エンジンのクローラーがサイト内を巡回する際の助けにもなり、重要なページを見つけやすくなります。
内部リンクを設置する際は、アンカーテキスト(リンクのテキスト部分)とリンク先の関連性を意識し、ユーザーにとってわかりやすいテキストを選ぶことが大切です。
過剰な内部リンクは逆効果なので、適度な数を心がけましょう。
内部SEO対策
内部SEO対策とは、ウェブサイトの内部要素を最適化することで、検索エンジンとユーザーの両方に対してサイトの価値を高める取り組みのことです。
具体的には、タイトルタグやメタディスクリプションの最適化、ヘッダータグの適切な使用、URLの構造改善、サイト内リンクの最適化、ページ速度の改善などが含まれます。
内部SEOを適切に行うことで、ユーザビリティ、クローラビリティが高まった結果、検索順位の向上などにつながっていきます。
SEO用語集・は行
ハミングバードアップデート
ハミングバードアップデートとは、2013年9月にGoogleが実施した検索アルゴリズムの大規模な改良のことです。
従来のキーワードマッチングに加え、文脈や意味合いを理解することで、ユーザーの検索意図により合致した検索結果を提供することを目的としています。
例えば、「近くの病院の診療時間」のように、自然な会話形式の検索クエリに対しても、適切な結果を返せるようになりました。
ハミングバードアップデートにより、検索エンジンは単なるキーワードの一致だけでなく、コンテンツの品質や関連性をより重視するようになりました。
ユーザー視点に立った有益なコンテンツを作成することがSEOにおいてさらに重要になったと言えるでしょう。
パーマリンク
パーマリンクとは、ウェブページの永続的で変更されないURLのことを指します。
特にブログ記事やニュースリリースなど、更新頻度の高いコンテンツにおいて、固定のURLを割り当てることで、長期的にアクセス可能な状態を維持します。
SEOの観点からは、「https://example.com/article-title」のようにURLがシンプルで、キーワードを含んでいることが望ましいとされています。
また、一度設定したパーマリンクは変更しないことが重要です。
URLが変更されると、検索エンジンのインデックスや被リンクに影響が出る可能性があるためです。
パンくずリスト
パンくずリストとは、ウェブページ上部に表示される階層構造のナビゲーションリンクのことを指します。
一般的に、「ホーム > カテゴリー > サブカテゴリー > 現在のページ」のように、サイトの階層を示すリンクが順番に並べられます。
パンくずリストは、ユーザーがサイト内の現在位置を把握し、簡単に上位ページへ移動できるようにするために使用されます。
また、検索エンジンに対してもサイトの構造を明示的に伝える役割があり、SEOに有効とされています。
特に大規模なサイトや、階層の深いページでは、パンくずリストを導入することで、ユーザビリティとSEOの両面における改善が期待できます。
バナー広告
バナー広告とは、ウェブページ上に表示される画像やアニメーションを用いた広告の一種です。
一般的に、ページの上部やサイドバーなど目立つ位置に配置され、ユーザーがクリックすると広告主のサイトへ移動します。
認知度の向上や特定の商品・サービスの訴求を目的とすることが多く、広告のデザインや文言によってクリック率が大きく左右されます。
そのため、ターゲットオーディエンスに合わせた魅力的なビジュアルや明確なメッセージが重要となります。
パンダアップデート
パンダアップデートとは、2011年にGoogleが実施した検索アルゴリズムの大規模な改善のことを指します。
このアップデートの主な目的は、低品質なコンテンツを検索結果上位から排除し、オリジナリティがあり価値の高いサイトを適切に評価することでした。
具体的には、他サイトから大量にコピーしただけの記事や、広告ばかりが目立つページなどが検索順位を下げる一方、ユニークで有益な情報を提供するサイトが優遇されるようになりました。
特に医療や専門分野の情報発信においては、正確で信頼できるコンテンツの重要性がさらに高まったと言えます。
被リンク
被リンクとは、他のウェブサイトから自サイトへ向けて貼られるリンクのことを指します。
被リンクは、バックリンクやインバウンドリンクとも呼ばれます。
検索エンジンは、被リンクを「推薦」や「信頼の指標」とみなす傾向があり、権威あるサイトから多くのリンクを獲得することは、SEO対策において重要な要素の一つとなっています。
ただし、リンク購入やリンクファームなどの不自然な手法でリンクを増やすことは、ペナルティのリスクがあるため避けるべきです。
自然な形で被リンクを獲得するには、質の高いコンテンツを継続的に提供し、他サイトから自発的にリンクしてもらえるよう努めることが大切です。
ファビコン
ファビコン(favicon)は、ウェブサイトを表す小さなアイコン画像のことで、ブラウザのタブやアドレスバー、ブックマークなどに表示されます。
サイトの視覚的なシンボルとして機能し、ブランドイメージを伝える役割を果たします。
例えば、病院のウェブサイトであれば、病院のロゴをファビコンに使用することで、ユーザーがブックマークした際などに、他のサイトと一目で区別がつくでしょう。
ファビコンを作成する際は、シンプルで識別しやすいデザインを心がけ、適切なサイズとファイル形式で保存することが重要です。
ブラックハットSEO
ブラックハットSEOとは、検索エンジンのガイドラインに反する手法を用いて、不正に検索順位を上げようとする行為を指します。
代表的な手法には、キーワードの過剰な詰め込み、隠しテキストや隠しリンクの使用、クローキングなどがあります。
これらの手法は一時的に検索順位を上昇させることがありますが、検索エンジンのアルゴリズムが進化するたびにペナルティを受けるリスクが高く、結果的に大きな順位下落につながる可能性があります。
長期的に安定した検索順位を維持するには、ホワイトハットSEO、つまり適切な方法でコンテンツの質を高めることが重要です。
ページランク(PageRank)
ページランク(PageRank)は、Googleの創業者であるラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンが開発したアルゴリズムで、ウェブページの重要度を評価する指標の一つです。
ページランクは、あるページが他のページからどれだけリンクされているか、そしてリンク元のページの重要度を考慮して算出されます。
つまり、多くの重要なページから参照されているページほど、高いページランクを持つと考えられています。
当初は、このページランクがGoogleの検索結果に大きな影響を与えていましたが、現在では他の多くの要因も考慮されるようになっています。
ペンギンアップデート
ペンギンアップデートは、2012年にGoogleが実施した検索アルゴリズムの変更の一つで、主に不自然なリンク構造を対象としたものです。
このアップデートの目的は、リンクの売買やリンクファームなどの手法を用いて、人為的に検索順位を操作しているサイトを特定し、ペナルティを与えることでした。
このアップデートを機に、自然な被リンクを獲得することの重要性が再認識され、コンテンツの質を高めることがSEOにおいてより重要視されるようになりました。
ベニスアップデート
ベニスアップデートは、2012年頃にGoogleが実施した検索アルゴリズムの変更で、ローカル検索の精度を高めることを目的としたものです。
このアップデートにより、ユーザーの地理的位置情報を考慮した検索結果が表示されるようになりました。
例えば、「レストラン」や「病院」などの一般的なキーワードで検索した場合、ユーザーの現在地に近い施設が上位に表示されるようになりました。
これにより、ローカルビジネスを運営するウェブサイトにとって、Googleビジネスプロフィールの最適化や、地域に特化したコンテンツ作成の重要性が高まりました。
ベニスアップデートは、ローカルSEOの基礎を築いた重要な変更点の一つと言えます。
クリックベイト
クリックベイトとは、ユーザーの興味を引くために、誇張された見出しや煽情的な表現を使ってクリックを誘導する手法を指します。
例えば、「衝撃の事実!この食べ物を避けるだけで、一ヶ月で10キロ痩せる!?」といった、内容とは乖離した過剰な見出しがクリックベイトの典型例です。
クリックベイトは、一時的にページビューを稼ぐことができる反面、ユーザーの期待を裏切り、信頼を損なうリスクがあります。
また、検索エンジンやソーシャルメディアのプラットフォームも、クリックベイトを低品質なコンテンツとみなし、表示を抑制する傾向にあります。
長期的な成功を目指すなら、誠実で価値あるコンテンツを提供することが重要です。
ペナルティ
ペナルティとは、検索エンジンのガイドラインに反する行為を行ったウェブサイトに対して、検索順位を大幅に下げたり、検索結果から除外したりする罰則のことです。
ペナルティの対象となる行為には、キーワードの過剰な詰め込み、リンクの売買、コピーコンテンツの使用など、ユーザーにとって価値のない手法が含まれます。
特に医療関連の情報を扱うサイトにおいて、誤った情報を広めることはペナルティのリスクが高くなります。
ペナルティを受けた場合、回復までに多くの時間と労力を要することになるため、日頃から適切なSEO対策を行い、ユーザーに有益な情報を提供することが重要です。
ポータルサイト
ポータルサイトとは、インターネットにおける玄関口となる大規模なウェブサイトのことを指します。
Yahoo!やMSNなどが代表的な例で、検索エンジン、ニュース、天気予報、メールサービスなど、様々な機能やコンテンツを一か所に集約しているのが特徴です。
また、特定の分野に特化した「バーティカルポータル」と呼ばれるサイトもあり、医療や旅行などのテーマに沿った情報を網羅的に提供しています。
ポータルサイトは、幅広いユーザー層を持つため、広告主にとっては効果的な宣伝の場となります。
さらに、ポータルサイト内の検索機能を活用したSEO対策も、集客において重要な役割を果たします。
訪問数
訪問数とは、一定期間内にウェブサイトを訪れた人の数を表す指標です。
Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールでは、一連のページ閲覧を1回の訪問としてカウントします。
例えば、ユーザーがサイトに到達してから離脱するまでの一連の行動が、1回の訪問に相当します。
訪問数は、サイトの人気度や集客力を測る上で重要な指標の一つですが、単に数値が高ければ良いというわけではありません。
サイトの目的や特性に応じて、適切な訪問数を確保することが大切です。
訪問数を増やすには、検索エンジン最適化だけでなく、広告やSNSからの誘導など、多角的なアプローチが効果的です。
直帰率
直帰率とは、ウェブサイトを訪れたユーザーが、着地したページのみを閲覧して離脱した割合を示す指標です。
例えば、トップページから他のページに移動せずに離脱したユーザーの割合が直帰率に当たります。
直帰率が高い場合、サイトの内容がユーザーのニーズに合っていないことを示唆しているかもしれません。
ただし、ユーザーが目的の情報をすぐに見つけられたために離脱した場合もあるため、一概に悪い指標とは言えきれません。
直帰率を改善するには、魅力的で関連性の高いコンテンツを提供したり、ユーザーを適切なページに誘導したりするなどの工夫が必要です。
SEO用語集・ま行
メタディスクリプション
メタディスクリプションとは、HTMLの< head >タグ内に記述するmetaタグの一つで、ウェブページの概要や要約を表示するために使用されます。
検索結果ページでタイトルの下に表示されるスニペットに反映されるため、ユーザーがクリックするかどうかを判断する材料となります。
タイトルタグ同様ですが、ページの内容を端的に伝えつつ、ユーザーの興味を引く工夫が大切です。
メタディスクリプションは直接的なSEO効果は限定的ですが、クリック率の向上には欠かせない要素と言えます。
ミドルキーワード
ミドルキーワードとは、月間検索数が1000~10000程度の、中規模の検索需要があるキーワードのことを指します。
「ダイエット 方法」や「頭痛 対処法」などが典型例です。
ビッグキーワードに比べると競合が少なく、上位表示を狙いやすいのが特徴ですが、ロングテールキーワードほどニッチではありません。
適度な検索需要と上位表示のしやすさのバランスが良いため、SEO戦略において重要な位置づけにあると言えるでしょう。
モバイルフレンドリー
モバイルフレンドリーとは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で閲覧した際に、快適にウェブサイトを利用できる設計のことを指します。
具体的には、小さな画面でも読みやすい文字サイズやレイアウト、指でのタップが容易なボタンの配置、縦横どちらの向きでも表示が最適化されることなどが求められます。
Googleは、モバイルフレンドリーであることを検索順位の判断基準の一つとしているため、レスポンシブウェブデザインやAMPの導入が推奨されています。
モバイルファーストインデックス(MFI)
モバイルファーストインデックス(MFI)とは、Googleがウェブサイトのインデックスを作成する際に、モバイル版のコンテンツを優先的に評価する仕組みのことです。
これまではデスクトップ版が主な評価対象でしたが、モバイル端末からのインターネット利用が増加したことを受けて、2018年以降、順次MFIへの移行が進められています。
MFIでは、モバイル版とデスクトップ版でコンテンツに差がある場合、モバイル版が評価の基準となります。
そのため、モバイル版の内容が不十分だと、検索順位に悪影響を及ぼす可能性があります。
ウェブサイトの運営者は、モバイルとデスクトップの両方で、同等の情報を提供することが求められます。
メタタグ
メタタグとは、HTMLの< head >タグ内に記述する、ウェブページに関する付加的な情報を示すタグの総称です。
代表的なメタタグには、検索結果に表示されるページの概要を指定する< meta name="description" >や、検索エンジンのクローラーにインデックス化の指示を与える< meta name="robots" >などがあります。
以前は、< meta name="keywords" >にキーワードを羅列することでSEO効果が期待されましたが、現在ではほとんど意味がなくなっています。
一方、description タグやOGP(Open Graph Protocol)タグは、検索結果やSNSでの見え方に影響するため、適切な設定が推奨されます。
SEO用語集・や行
ユーザビリティ
ユーザビリティとは、ウェブサイトやアプリケーションが、ユーザーにとって使いやすく、目的を達成しやすいかどうかを表す指標です。
直感的に操作できるデザイン、読みやすい文字サイズ、適切な配色、ページ間の滑らかな導線など、様々な要素が関係します。
優れたユーザビリティは、サイトの滞在時間を増やし、離脱率を下げる効果が期待できます。
また、検索エンジンもUXを重要な評価基準としているため、SEOの観点からもユーザビリティの向上が欠かせません。
ユーザーファースト
ユーザーファーストとは、ウェブサイトの運営やコンテンツ制作において、利用者の視点に立ち、そのニーズや利便性を最優先に考える姿勢を指します。
具体的には、サイトの読み込み速度や操作性の向上、わかりやすい情報設計など、ユーザーにとって価値ある体験を提供することに注力します。
ユーザーファーストの考え方に基づいたサイト作りは、満足度の向上だけでなく、検索エンジンからの評価にもつながります。
ユニークユーザー数(UU)
ユニークユーザー数(UU)とは、ある一定期間内にウェブサイトを訪問した個人の数を表す指標です。
同一ユーザーによる複数回の訪問があっても、1人としてカウントされます。
UUは、サイトの実利用者数や人気度を把握する上で重要な指標の一つであり、ページビュー数やセッション数と並んで分析されることが多いです。
このデータを基に、コンテンツ戦略の改善や広告出稿の判断などに役立てることができます。
SEO用語集・ら行
ランディングページ(LP)
ランディングページとは、オンライン広告や検索結果からの流入を受け入れるために最適化された、目的特化型のウェブページのことを指します。
商品の購入や資料請求、会員登録など、特定のコンバージョン(成果)を促すことを目的として設計されます。
ランディングページの特徴としては、シンプルで見やすいレイアウト、説得力のあるコピーライティング、明確なコールトゥアクション(行動喚起)などが挙げられます。
リッチリザルト
リッチリザルトとは、Googleの検索結果ページにおいて、通常のタイトルとディスクリプションに加えて、追加の情報や視覚的要素が表示される形式のことを指します。
レシピの調理時間や材料、商品の評価や価格、イベントの日時や場所など、検索クエリに関連する構造化データがリッチリザルトとして表示される可能性があります。
このような検索結果の目立つ表示は、ユーザーの関心を引き、クリック率の向上につながります。
リッチスニペット
リッチスニペットとは、Googleの検索結果ページで、各ウェブページの概要(スニペット)に追加情報が表示される機能のことを指します。
商品の評価や価格、レシピの材料や調理時間、記事の著者情報などがリッチスニペットとして表示され、ユーザーにとって有益な情報が一目で分かるようになっています。
これらの追加情報は、ウェブサイトに構造化データマークアップを適切に実装することで表示が可能となります。
リライト
リライトとは、既存のウェブコンテンツを見直し、内容を改善・更新する作業のことを指します。
単なる表現の言い換えではなく、情報の鮮度や網羅性、検索ユーザーの意図との合致度などを高めることが目的です。
例えば、医療関連の記事であれば、最新のガイドラインや研究結果を反映させたり、専門用語の説明を充実させたりすることで、記事の価値を高めることができます。
定期的に(適切な)リライトを行うことは、ユーザーにとって有益で信頼できる情報が常に提供されることになり、サイト全体の質の向上につながります。
リスティング広告
リスティング広告とは、検索広告、検索連動型広告とも呼ばれ、検索キーワードと連動する形で検索エンジンの検索結果ページに表示される広告のことを指します。
広告主が特定のキーワードに入札し、そのキーワードが検索された際に広告が表示される仕組みです。
多くの場合、クリック課金型(PPC)の課金体系を採用しており、即効性を求める場合に適しています。
ただし、医療分野においてはたくさんの規制があるため、キーワードの選定や広告文面については十分な注意が必要です。
リダイレクト
リダイレクトとは、あるURLへのアクセスを別のURLに自動的に転送する仕組みのことを指します。
サイトのリニューアルやURLの変更があった場合、古いURLへのアクセスを新しいURLに誘導するために使われます。
リダイレクトには、恒久的な転送を意味する301リダイレクトと、一時的な転送を意味する302リダイレクトがあります。
適切にリダイレクトを設定することで、リンク切れを防ぎ、検索エンジンのクロールにも影響が出ないようにすることができます。
また、ドメイン変更時などには、旧URLの評価を新URLに引き継ぐことが可能になります。
リマーケティング広告 / リターゲティング広告
リマーケティング広告(リターゲティング広告)とは、一度自社ウェブサイトを訪問したユーザーに対して、その後の外部サイト閲覧中に再度広告を表示する手法のことを指します。
サイト訪問時のユーザー行動をCookieなどで追跡し、興味関心の高い層にピンポイントで広告を配信することが可能です。
一度サイトを訪れたユーザーは、購買意欲や関与度が高い傾向があるため、通常の広告よりも成約率が高いとされています。
例えば、オンライン予約の手前で離脱したユーザーに対して、リマーケティング広告で予約の再検討を促すなどの活用が考えられます。
ただし、広告の出現頻度が高すぎると、ユーザーに不快感を与える可能性もあるため、配信設定には注意が必要です。
リンク切れ
リンク切れとは、ウェブサイト内のリンクをクリックしても、目的のページが表示されない状態を指します。
リンク先のURLが変更または削除された場合や、URLの入力ミスなどが原因で発生します。
リンク切れは、ユーザーにとって不便であるだけでなく、サイトの信頼性を損ねる要因にもなります。
定期的にリンクの有効性を確認し、リンク切れを未然に防ぐことが大切です。
また、リンク切れが発生した場合は、適切な転送設定やカスタム404ページの表示などで対処しましょう。
リンクジュース
リンクジュースとは、外部サイトからのリンクを通じて受け取る、検索エンジンからの評価やオーソリティの流れを比喩的に表現した言葉です。
質の高いサイトから多くのリンクを獲得することで、リンクジュースが濃くなり、検索エンジンからの評価が高まると考えられています。
ただし、関連性の低いサイトやスパムサイトからのリンクは、リンクジュースを薄めてしまう可能性があるため注意が必要です。
サイト運営者は、自然な形でオーソリティの高いサイトからリンクを獲得できるよう、質の高いコンテンツを提供し続けることが重要です。
また、内部リンクの最適化によって、サイト内でリンクジュースを適切に分配することも効果的です。
リンクビルディング(リンク構築)
リンクビルディング(リンク構築)とは、自社のウェブサイトへの外部リンクを増やすための施策全般を指します。
他サイトから多くの質の高いリンクを獲得することで、検索エンジンからの評価を高め、検索結果での上位表示を目指します。
リンクビルディングの手法としては、優れたコンテンツを作成し、自然な形で他サイトからリンクを獲得する方法が理想的です。
一方、過剰な相互リンクやリンク購入などの不自然な手法は、検索エンジンのペナルティを受けるリスクがあるため避けるべきです。
レスポンシブ
レスポンシブとは、ウェブサイトのデザインや表示が、ユーザーの閲覧端末(デスクトップ、タブレット、スマートフォンなど)の画面サイズに応じて自動的に最適化される仕組みのことを指します。
1つのHTMLファイルで複数の端末に対応できるため、制作や管理の手間が省けるメリットがあります。
また、Googleもレスポンシブデザインを推奨しており、SEO対策の面でもプラスに働きます。
昨今では、幅広い年代のユーザーが多様な端末からアクセスすることが多いため、レスポンシブ対応は必須といえます。
ローカルSEO
ローカルSEOとは、地域に特化した検索エンジン最適化の手法を指します。
「●●市 病院」のように、地域性を含むキーワードで上位表示を目指すことで、近隣のユーザーを効果的に集客できます。
ローカルSEOでは、Googleビジネスプロフィールへの登録や、NAP(店舗名・住所・電話番号)情報の一致、オンライン上の口コミ管理などが重要なポイントとなります。
ローカルSEOを適切に行うことで、競合他社に差をつけ、地域での存在感を高めることができるでしょう。
ロングテールキーワード
ロングテールキーワードとは、一語で構成させるビッグキーワードに比べ、より具体的で長い文字列で構成される検索キーワードのことを指します。
「インフルエンザ 症状 子供」のように、ユーザーの特定のニーズや状況を反映したキーワードが典型例です。
ロングテールキーワードは検索ボリュームこそ少ないものの、比較的競合が少なく、上位表示が狙いやすいという特徴があります。
また、具体的なキーワードを使用するユーザーは、購買意欲や情報収集意欲が高い傾向にあるため、コンバージョン率の向上にもつながります。
SEO用語集・わ行
ワードプレス (Word Press)
ワードプレス(WordPress)は、オープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)であり、世界中で幅広く使用されているウェブサイト構築プラットフォームです。
ブログをはじめ、企業サイトやオンラインストアなど、様々なタイプのウェブサイトを作成することができます。
豊富なテーマやプラグインが提供されているため、初心者でも扱いやすく、デザインのカスタマイズや機能拡張が容易であるのが特長です。
SEO用語集・数字
301リダイレクト
301リダイレクトとは、ウェブページやドメインの恒久的な移動を示すHTTPステータスコードです。
新しいURLへ完全に移行したことを検索エンジンに伝え、移転先のページにリンクジュースや評価を引き継ぐことができます。
サイトのリニューアルやドメイン変更の際に使用されることが多く、適切に設定することでSEOへの悪影響を最小限に抑えられます。
また、古いURLにアクセスしたユーザーを自動的に新しいページへ誘導できるため、利便性の維持にも役立ちます。
302リダイレクト
302リダイレクトとは、ウェブページの一時的な移動を示すHTTPステータスコードです。
メンテナンスやキャンペーンなどで限定的にページを切り替える際に使用され、恒久的な移転ではないことを検索エンジンに伝えます。
302リダイレクトを使用すると、元のページの評価やリンクジュースは保持されたまま、一時的に別のページへユーザーを誘導することができます。
ただし、長期間にわたって302リダイレクトを使用し続けると、検索エンジンに混乱を与える可能性があるため注意が必要です。
403エラー
403エラーは、ウェブサーバーがクライアントのアクセス権限を拒否したことを示すHTTPステータスコードです。
要求されたページなどに対して、閲覧者が適切な権限を持っていない場合に発生します。
典型的な原因としては、アクセス制限の設定ミスやパーミッションの問題などが挙げられます。
403エラーが頻発すると、ユーザーエクスペリエンスの低下やサイトの信頼性の低下につながるため、定期的なチェックと適切な対処が必要不可欠です。
502エラー
502エラーとは、ウェブサーバーにアクセスした際に、正常な応答を受け取れなかった場合に表示されるHTTPステータスコードです。
サーバーの過負荷やネットワークの問題、設定ミスなどが原因として考えられます。
特に、トラフィックの多いECサイトやニュースサイトにおいて502エラーが発生すると、ユーザーエクスペリエンスの低下や機会損失につながるため、サーバーのスケーラビリティ確保やエラー監視の徹底が重要です。
SEO用語集・A行
aタグ
aタグは、HTMLにおいてハイパーリンクを作成するために使用されるタグです。
< a href="リンク先URL" >アンカーテキスト< /a >のように記述することで、指定したURLへのリンクを設定できます。
ユーザーがアンカーテキストをクリックすると、リンク先のページに移動します。
SEO的には、アンカーテキストに関連性の高いキーワードを含めることで、検索エンジンにリンク先ページの内容を伝えることができます。
「こちら」や「クリック」などの曖昧な表現だけでは、ユーザビリティの面で問題があるため、リンク先の内容を適切に表現したテキストを選ぶことが大切です。
altタグ(オルトタグ)
altタグ(または代替テキスト)は、HTMLのタグで使用される属性の一つで、画像の説明や代替テキストを指定するために使用されます。
< img src="画像のURL" alt="画像の説明" >のように記述します。
altタグは、画像が表示されない場合や、スクリーンリーダーを使用しているユーザーに画像の内容を伝えるために重要な役割を果たします。
また、検索エンジンは画像の内容を理解する手がかりとしてaltタグを参照するため、SEO対策としても有効です。
ただし、過度なキーワードの詰め込みなどは避け、画像の内容を簡潔かつ的確に説明するようにしましょう。
AMP
AMP(Accelerated Mobile Pages)は、モバイル端末でのウェブページ表示を高速化するためのオープンソースフレームワークです。
Googleが中心となって開発され、モバイル端末でのユーザーエクスペリエンス向上を目的としています。
AMPは、HTMLやJavaScriptに制限を設け、ページの軽量化とキャッシュの活用により、読み込み速度を大幅に短縮します。
一方で、デザインの自由度が限られることや、一部の機能に制約があることなどがデメリットとして挙げられます。
API
API(Application Programming Interface)とは、ソフトウェアやウェブサービス同士が機能やデータを共有するための仕組みです。
APIを利用することで、自社サービスに他社の機能を組み込んだり、自社のデータを他社に提供したりすることができます。
例えば、医療機関の予約システムにGoogleカレンダーのAPIを組み込むことで、患者が予約情報をカレンダーに自動的に反映させることが可能になります。
APIの活用により、サービス開発の効率化やユーザー利便性の向上が期待できます。
ただし、APIの利用にはセキュリティ面での配慮が欠かせません。
適切な認証や通信の暗号化などを行い、データの安全性を確保することが重要です。
SEO用語集・B行
Basic認証
Basic認証は、ウェブサイトやウェブアプリケーションへのアクセスを制限するための簡易的な認証方式の一つです。
ユーザー名とパスワードをサーバー側で設定しておき、アクセス時にブラウザからそれらを入力することで認証を行います。
シンプルな仕組みで導入が容易である一方、認証情報が平文で送信されるため、セキュリティ面での脆弱性があります。
そのため、機密性の高い情報を扱うサイトでは、SSLによる通信の暗号化や、より強固な認証方式の採用が推奨されます。
BERT
BERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)は、Googleが開発した自然言語処理のための機械学習モデルです。
2019年にGoogleの検索アルゴリズムに組み込まれ、検索結果の質を大きく向上させました。
BERTは、文章の前後関係を考慮しながら単語の意味を理解することができるため、従来のアルゴリズムよりも文脈に沿った検索結果を提供できます。
例えば、「インフルエンザ 予防接種 副作用」といった複雑なクエリに対して、より関連性の高いページを上位に表示できるようになりました。
SEO用語集・C行
canonicalタグ
canonicalタグは、ウェブサイト内で重複するコンテンツに正規のURLを指定するためのHTMLタグです。
検索エンジンに対して、同一内容の複数ページの中で最も適切なURLを明示することで、コンテンツの重複を防ぎ、SEO評価の分散を回避することができます。
特に、URLパラメータやセッションIDの違いによって同一内容のページが生成される場合に有効です。
適切なcanonical設定により、検索エンジンのインデックスが最適化され、SEOへの悪影響を避けることができます。
CMS
CMS(Content Management System)は、ウェブサイトのコンテンツを管理するためのシステムです。
記事の投稿や編集、デザインの変更、プラグインの管理などをウェブブラウザ上で簡単に行うことができます。
代表的なCMSとしては、WordPress、Drupal、Joomla!などがあります。
CMSを利用することで、HTMLやCSSなどの専門知識がなくても、誰でも手軽にウェブサイトを運営できるようになります。
CRO
CRO(Conversion Rate Optimization)とは、ウェブサイトやランディングページにおけるコンバージョン率(目標達成率)を改善するための取り組みです。
アクセス解析ツールを用いてユーザーの行動を分析し、UI/UXデザインの改良やコンテンツの最適化、A/Bテストによる施策の検証などを通じて、成果の向上を目指します。
医療系サイトの場合、問い合わせフォームの送信率やオンライン予約の完了率などがコンバージョンの指標となるでしょう。
CTA
CTA(Call to Action)とは、ウェブサイトやランディングページにおいて、ユーザーに特定のアクションを促すための明確な指示やボタンのことを指します。
「今すぐ購入」「無料で試す」「詳細はこちら」などの言葉を使い、仕手の求めるアクションをユーザーに促します。
例えば、「今すぐ購入」と「購入の確認へ」では、クリック率が異なると言われますが、最適なCTAの文言やデザイン、配置を見つけるためにA/Bテストの実施は不可欠だと言えます。
CV
CV(Conversion)は、ウェブサイトにおいて、ユーザーが望ましいアクション(コンバージョン)を起こすことを指します。
ECサイトでの商品購入、問い合わせフォームの送信、会員登録の完了などがコンバージョンに該当します。
CVを適切に設定し、その数値を追跡することで、ウェブサイトの成果を測定し、改善につなげることが可能になります。
CVR
CVR(Conversion Rate)とは、コンバージョン(CV)を達成した割合を指します。
例えば、100人のユーザーが訪問し、そのうち5人が商品を購入した場合、CVRは5%となります。
CVRを改善するには、ユーザーにとって魅力的な商品・サービスや魅力を正しく伝えるコンテンツの準備、使いやすいウェブサイトの設計などが必要になります。
CVRは、ウェブサイトの成果を測る上で重要な指標の一つであり、継続的な改善が求められるでしょう。
CTR
CTR(Click-Through Rate)とは、広告やバナーなどの表示回数に対する、クリック数の割合を示す指標です。
例えば、100回表示された広告が10回クリックされた場合、CTRは10%となります。
リスティングやディスプレイなどのウェブ広告では特に重要視されますが、自然検索やウェブサイトにおいても留意すべきポイントです。
ウェブ広告であれば広告文やバナー、自然検索であればタイトルやディスクリプションを最適化し、ユーザーにとって魅力的で関連性の高い内容を提示することが、CTR改善の鍵となるでしょう。
SEO用語集・E行
ECサイト
ECサイト(Eコマースサイト)とは、インターネット上で商品やサービスを販売するウェブサイトのことを指します。
オンラインショッピングを通じて、消費者は時間や場所を問わず、購買活動を行うことができます。
ECサイトを運営する上では、ユーザーにとって使いやすいインターフェース、安全な決済システム、迅速な配送体制などが重要となります。
EFO
EFO(Entry Form Optimization)とは、ウェブサイト上の入力フォームを最適化し、ユーザーの離脱を防ぎ、コンバージョン率を高めるための手法です。
フォームの項目数を必要最小限に抑えたり、入力のしやすいUIデザインを採用したりすることで、ユーザーの負担を軽減し、フォーム送信完了率、つまり、予約数や問い合わせ数を改善することができます。
EFOは、コンバージョン率改善において重要な施策の一つと言えるでしょう。
E-E-A-T(旧E-A-T)
E-E-A-T(旧E-A-T)は、Googleが品質の高いコンテンツを評価する際に重視する要素を表した指標です。
Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)に加え、Experience(経験)の頭文字を取っています。
特に、YMYLと呼ばれる、ユーザーの人生を大きく左右する分野(医療、金融など)では、E-E-A-Tが重要視されます。
サイト運営者は、専門家によるコンテンツ監修、情報源の明示、定期的な更新などを通じて、E-E-A-Tの向上に努めることが重要です。
SEO用語集・G行
Google Adsense(Googleアドセンス)
Google Adsense(Googleアドセンス)は、ウェブサイト運営者が自身のサイトに広告を掲載し、収益を得るためのサービスです。
Googleが提供する広告ネットワークに参加することで、サイトのコンテンツに合わせた広告が自動的に表示されます。
サイト運営者は、広告のクリック数(現在ではインプレッション数)に応じて報酬を得ることができます。
Google Analytics(グーグルアナリティクス)
Google Analytics(グーグルアナリティクス)は、ウェブサイトのアクセス解析を行うための無料ツールです。
サイトへの訪問者数、滞在時間、閲覧ページ、流入元など、様々なデータを収集・分析することができます。
これらの情報を活用することで、サイトの改善点を見つけ出し、SEO施策などの効果を測定することが可能です。
アクセス解析(データ取得・分析)は、ウェブサイトの運営において欠かせない取り組みの一つです。
Google Search Console(Googleサーチコンソール)
Google Search Console(Googleサーチコンソール)は、Googleが提供する、主にSEO対策むけの無料ツールです。
サイトの検索パフォーマンス、クロール状況、セキュリティ問題などを確認することができ、サイトの最適化に役立ちます。
検索結果での表示回数やクリック率、表示順位などを把握し、改善策を講じることが可能です。
また、サイトマップの送信や、モバイルフレンドリー性のチェックなども行えます。
Googleトレンド(グーグルトレンド)
Googleトレンドは、特定のキーワードがどのくらいの頻度で検索されているかを時系列で表示するGoogleの無料ツールです。
人々の関心事の移り変わりを知ることができ、旬のトピックを見つけたり、過去のトレンドと比較したりするのに役立ちます。
医療関係者であれば、季節性のある病気や治療法への注目度を把握し、タイムリーな情報発信に活かせるでしょう。
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)とは、Googleマップや検索結果に表示される企業や店舗の情報を管理するための無料ツールです。
営業時間や住所、電話番号、口コミなどを登録でき、写真を追加することも可能です。
Googleビジネスプロフィールを活用することで、ローカル検索での表示機会が増え、集客力のアップが期待できます。
定期的な情報更新と口コミへの丁寧な返信を心がけることが大切です。
Googleディスカバー
Googleディスカバーは、Android端末のホーム画面やGoogleアプリに表示される、パーソナライズされたコンテンツフィードのことです。
ユーザーの興味関心に合わせて、ニュースや記事、動画などがレコメンドされます。
サイト運営者としては、ディスカバーに取り上げられるような質の高いコンテンツを心がけることが大切です。
ただし、表示されるかどうかはGoogleのアルゴリズムに委ねられているため、過度な意識しないようにしましょう。
Googleハネムーン
Googleハネムーンとは、新規サイトや大幅に改修されたサイトが一時的に検索順位が上がる現象を指す俗称です。
Googleが新しいコンテンツの評価を試している期間とも言われています。
ただし、一過性のブーストである可能性が高いため、過信は禁物です。
サイトの質を高く保ち、コンテンツを定期的に更新していくことが、長期的な検索順位の安定につながります。
Googleページランク
Googleページランクは、Googleの初期の検索アルゴリズムで採用されていたページの重要度を示す指標です。
あるページがどれだけ多くの外部リンクを集めているかに基づいて、0から10までのスコアが付けられていました。
現在は、ツールバーからページランクが消え、公開されなくなりましたが、リンクの質と量は検索順位を決める要因の一つであり続けています。
Google TagManager(グーグルタグマネージャー)
Google TagManagerは、ウェブサイトに設置する計測タグを一元管理できる無料ツールです。
サイトのソースを直接変更することなく、タグの設定や変更ができるため、管理の手間が削減できます。
TagManagerを導入することで、複数の部署やベンダーが関わる場合もスムーズにタグ管理ができるようになるでしょう。
専門的な知識がなくても直感的な操作が可能な点も魅力だと言えます。
Google検索品質評価ガイドライン
Google検索品質評価ガイドラインとは、Googleの検索結果の品質を評価する人たち(評価者)が参照すべきドキュメントのことです。
良質なサイトとそうでないサイトを見分けるためのチェック項目が記載されており、Googleはこのガイドラインに沿ってサイトを評価し、検索アルゴリズムの改善に役立てています。
例えば、医療や健康に関する情報は、ガイドラインではYMYL(Your Money or Your Life)という区分に分類され、特に慎重な評価が求められます。
サイトの専門性や権威性、信頼性などを担保し、ユーザーファーストの情報提供を心がけることが肝要です。
Google検索の基本事項(旧ウェブマスター向けガイドライン)
Google検索の基本事項(旧ウェブマスター向けガイドライン)は、Googleから見て望ましいサイトの在り方を示したガイドラインです。
適切なページタイトルやメタデータの設定、ユーザーフレンドリーなサイト構造、オリジナルコンテンツの重視など、基本的な方針が記載されています。
ガイドラインに沿ったサイト運営を心がけることで、検索エンジンとユーザーの両方に評価される良質なサイト構築ができるでしょう。
SEO用語集・H行
hタグ
hタグは、HTMLにおいて見出しを示すために使用されるタグです。
h1からh6まであり、数字が小さいほど大きな見出しを表します。
適切なhタグを使用することで、ウェブページの構造を明確にし、ユーザーにとって読みやすく理解しやすいコンテンツを作ることができます。
また、検索エンジンはhタグを手がかりにページの内容を理解するため、SEO対策としても重要です。
h1
h1タグは、HTMLの見出しタグの中で最も上位の要素であり、そのウェブページの主要なテーマや目的を表すために使用されます。
一般的に、h1タグはタイトルを示し、タイトルを示す場合、ページ内で一度の使用が望ましいと言えます。
h1タグ内のテキストは、ユーザーおよび検索エンジンがページの内容を理解する上で重要な手がかりとなります。
よって、キーワードを含みつつ、わかりやすく魅力的な見出しを付けることが大切です。
HTTPS
HTTPSは、インターネット上でデータを暗号化して送受信するためのプロトコルです。
HTTPに保護層(SSL/TLS)を追加したもので、通信の安全性が向上します。
ウェブサイトがHTTPSで通信を行っている場合、URLが「https://」で始まり、ブラウザにも鍵マークが表示されます。
GoogleはHTTPSを使用しているサイトを検索結果で優遇する方針を示しています。
HTML
HTMLは、ウェブページを構成するためのマークアップ言語です。
文書の構造や内容を記述するために、タグと呼ばれる特殊な文字列を使用します。
タグには、見出しを表すhタグ、段落を表すpタグ、画像を挿入するimgタグなどがあります。
適切なHTMLの使用は、ウェブサイトのアクセシビリティや検索エンジン最適化(SEO)にも影響します。
ウェブサイトを制作する際は、コンテンツの階層構造を意識し、適切なタグを使って情報を論理的に構成することが重要です。
SEO用語集・I行
Impression (インプレッション)
インプレッションとは、広告やコンテンツがユーザーに表示された回数を表す指標です。\
一般的に、広告の効果測定や予算管理に使用されます。
例えば、あるバナー広告が1,000回表示されたとすると、そのバナー広告のインプレッション数は1,000になります。
ただし、インプレッションは広告が表示されただけの数値であり、実際にユーザーが広告をクリックしたかどうかは別の指標(クリック率やコンバージョン率)で測定します。
オンライン広告を出稿する際は、インプレッション数だけでなく、広告の内容や配信先メディアの質も考慮し、効果的な広告配信を目指すことが大切です。
SEO用語集・K行
KPI・KGI
KPIとKGIは、ビジネスや組織の目標設定と評価において用いられる指標です。
KGI(Key Goal Indicator)は、組織の最終的な目標を表す指標で、一般的に売上高や利益率などが該当します。
一方、KPI(Key Performance Indicator)は、KGIを達成するための中間的な指標で、一般的には、ウェブサイトのアクセス数や問い合わせ件数などが該当します。
ウェブサイトを運営する際は、KGIを「問い合わせ件数の増加」に設定し、KPIを「ウェブサイトの訪問者数」や「特定ページの滞在時間」などに設定することで、目標達成に向けた進捗を管理することができるでしょう。
SEO用語集・L行
LPO
LPO(Landing Page Optimization)は、ランディングページの最適化を行うことで、コンバージョン率を改善するための手法です。
ランディングページは、広告やメールなどのリンクをクリックしてユーザーが到達する最初のページを指します。
LPOでは、ページの構成やデザイン、コピーライティングなどを工夫することで、ユーザーを目的の行動(問い合わせや予約など)に導きます。
A/Bテストを繰り返すなど、LPOを継続的に行うことで、より高い効果を得ることができます。
SEO用語集・M行
MEO
MEO(Map Engine Optimization)は、Googleマップなどの地図検索エンジンにおけるローカル検索の最適化を指す用語です。
「地域名 + 業種名」などのキーワードで検索された際に、自社の店舗や施設が上位に表示されるよう対策を行うことが目的となります。
MEOの主な取り組みとしては、Googleビジネスプロフィールへの正確な情報登録、口コミへの丁寧な返信、NAP(店舗名・住所・電話番号)の統一などが挙げられます。
特に医療機関やクリニックなど、地域に密着したビジネスにとってMEOは集客面で大きな効果が期待できる施策と言えるでしょう。
SEO用語集・N行
noindex
noindexとは、検索エンジンのクローラーに対し、そのページを検索結果に表示しないように指示するためのメタタグを指します。
具体的には、HTMLの< head >タグ内に< meta name="robots" content="noindex" >と記述することで実装します。
非公開ページや重複コンテンツなど、検索エンジンにインデックスされる必要がないページに設定するのが一般的です。
ただし、noindexを設定したページは、内部リンクを通じてクローラーが到達できる状態を維持する必要があります。
クローラーのアクセスを完全に遮断してしまうと、noindexの指示が伝わらなくなるため注意が必要です。
nofollow
nofollowとは、リンク先のページに対して、検索エンジンの評価を受け渡さないように指示する属性です。
一般的に、信頼できないサイトへのリンクや、広告・アフィリエイトリンクなどに設定されることが多いです。
nofollowリンクは、リンク元のページからリンク先のページへのリンクジュースの受け渡しを停止するため、リンク先のページのSEOには影響を与えません。
ただし、nofollowはあくまでも検索エンジンへの指示であり、ユーザーがリンクをクリックすることは妨げられません。適切な使用を心がけましょう。
NAP
NAPは、ローカルSEOにおいて重要な要素として知られる、Name(名称)、Address(住所)、Phone(電話番号)の頭文字を取った略語です。
企業や店舗の名称、住所、電話番号を指します。
NAPの情報を、自社ウェブサイトやSNSアカウント、Googleビジネスプロフィールなどで一貫性を持って管理することは、MEO(Map Engine Optimization)施策の基本であり、ローカル検索での上位表示に役立つとされています。
SEO用語集・O行
OGP
OGP(Open Graph Protocol)は、ウェブページのメタデータを記述するための規格の一つで、特にソーシャルメディア上でのシェアを最適化するために用いられます。
OGPタグを設定することで、そのページのタイトルや説明文、画像などを指定し、SNSでシェアされた際の見え方をコントロールできます。
例えば、医療機関のブログ記事をFacebookでシェアする場合、アイキャッチ画像と記事タイトル、概要文をOGPタグで指定しておくと、魅力的な形で表示され、ユーザーのクリック率向上が見込めます。
OGPは、SEOには直接影響しませんが、ソーシャルメディアからのトラフィック獲得に有効な手段と言えるでしょう。
SEO用語集・P行
PageSpeed Insights
PageSpeed Insightsは、Googleが提供するウェブサイトの表示速度を測定・分析するための無料ツールです。
特定のURLを入力すると、モバイル版とPC版それぞれのページ表示速度スコアと改善点を提示してくれます。
具体的には、画像の最適化、CSS・JavaScriptの最小化、ブラウザキャッシュの活用など、表示速度を向上させるための手法が示されます。
PageSpeed Insightsを活用し、表示速度の改善に取り組むことが、ユーザーエクスペリエンス、しいては、SEO評価向上に有効です。
PPC広告
PPC広告(Pay-Per-Click広告)は、クリック課金型のオンライン広告手法の一つで、広告がクリックされた際にのみ広告費が発生する仕組みです。
代表的なPPC広告としては、Google広告やYahoo!広告などが挙げられます。
PPC広告の最大の利点は、予算管理が行いやすく、広告の効果を即座に測定できる点にあります。
PPC広告を活用する際は、提供している商品・サービスに関連するキーワードの選定、適切な広告文の設定、ランディングページの最適化などが求められます。
SEO用語集・Q行
QDF(Query Deserves Freshness)
QDF(Query Deserves Freshness)は、検索クエリに対して新鮮な情報を提供することが望ましいとGoogleが判断した場合、コンテンツの更新頻度を重要な順位付け要因として扱うアルゴリズムの一つです。
ニュースや時事問題、イベント情報など、時間の経過とともに情報の価値が変化するようなトピックで特に影響が大きいとされています。
QDFを意識し、定期的にコンテンツを更新・追加していくことが、検索順位の向上につながる可能性があります。
SEO用語集・R行
robots.txt
robots.txtは、ウェブサイトのルートディレクトリに設置するテキストファイルで、検索エンジンのクローラーに対して、サイト内のどのページをクロール(巡回)してインデックス(登録)に含めるべきか、あるいは除外すべきかを指示する役割を持ちます。
例えば、管理者ページや非公開のコンテンツなど、クローラーにアクセスさせたくない場合、robots.txtで「Disallow」を指定します。
ただし、robots.txtはクローラーへの指示であり、インデックスからの削除を保証するものではないため、noindexタグとの併用も検討する必要があります。
SEO用語集・S行
SEM
SEM(Search Engine Marketing)とは、検索エンジンを活用したマーケティング手法の総称で、主にSEO(検索エンジン最適化)とリスティング広告の二つの要素で構成されています。
SEOは、自然検索結果での上位表示を目指し、継続的なサイト流入を獲得するための施策です。
一方、リスティング広告は、クリック課金型の広告枠に出稿することで、即効性のあるアクセス増加が見込めます。
SEMでは、この二つの手法を適切に組み合わせ、短期的な成果と長期的な成果の両立を図ることが肝要です。
SEO(Search Engine Optimization)
SEO(Search Engine Optimization)は、検索エンジンからの自然検索流入を増やすために、ウェブサイトを最適化する施策全般を指します。
具体的には、キーワードの選定やコンテンツの充実、サイト構造の改善や内部リンクの最適化、外部からの質の高いリンク獲得などが含まれます。
特に医療関連コンテンツについては、E-E-A-T(Experience, Expertise, Authoritativeness, Trustworthiness)の概念を重視され、専門家による監修や信頼できる情報源の明記などが求められます。
SEOは長期的な取り組みが必要ですが、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを継続的に提供することで、検索エンジンからの評価が高まり、安定的な集客につながります。
SERP/SERPs (Search Engine Result Pages/サープ)
SERP(サープ)は、検索エンジンでクエリを入力した際に表示される検索結果ページのことを指します。
通常、検索画面の上部と下部に広告枠が設けられ、その間にオーガニック検索(自然検索)の結果が表示されます。
ユーザーはSERPを上部から閲覧して、自分のニーズに合った情報を探すため、上位に表示されるウェブサイトほどクリック率が高くなる傾向にあります。
SGE
SGE(Search Generative Experience)は、Googleが提唱する次世代の検索体験の概念で、AIを活用してユーザーの検索意図により沿った結果を提供することを目指しています。
従来の検索エンジンでは、ユーザーが入力したキーワードに対して関連性の高いウェブページを表示するのが一般的でした。
しかし、SGEでは、自然言語処理や機械学習を駆使して、ユーザーの質問の真意を汲み取り、より的確で文脈に即した回答を生成します。
今後、SGEを意識した質の高いコンテンツ作りがさらに重要になると予想されます。
SEO用語集・U行
UI/UX
UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)は、ウェブサイトやアプリケーションの使いやすさや利用者の満足度に関わる重要な概念です。
UIは、ボタンやメニュー、フォームなど、ユーザーが直接操作する部分のデザインや配置を指します。
一方、UXは、ユーザーがサービスを利用する過程で得られる総合的な体験や印象を表します。
ウェブサイトにおいては、UIの観点から、見やすいレイアウトやわかりやすいナビゲーション、スムーズな予約フローなどが求められます。
同時に、UXの観点からは、ユーザーが目的の情報に容易にたどり着けること、専門的な内容でも理解しやすいこと、安心感や信頼感を得られることなどが重要です。
ユーザー視点にたった、UI/UXの改善は、ウェブサイトの使いやすさを向上させるだけでなく、問い合わせや予約などのコンバージョン率の向上にもつながります。
UGC
UGC(User Generated Content)とは、ユーザーが自発的に作成・投稿したコンテンツのことを指します。
ブログ記事、商品レビュー、SNSへの投稿、口コミサイトでの評価など、さまざまな形態があります。
UGCは患者や利用者の生の声を知る貴重な機会であり、サービスの改善やマーケティングに活用できる重要な情報源です。
例えば、口コミサイトでの評判を分析することで、強みや課題を把握し、対策を講じることができるでしょう。
一方で、ネガティブなUGCへの適切な対応も欠かせません。
誤った情報や不適切な内容に対しては、丁寧な説明や訂正を行うことで、信頼性の維持に努める必要があります。
URL
URL(Uniform Resource Locator)は、ウェブ上の特定のリソース(ウェブページ、画像、動画など)の位置を示す一意のアドレスです。
一般的に、URLは「プロトコル://ドメイン名/パス/ファイル名」の形式で表されます。
URLにコンテンツを的確に示すキーワードを含めることで、検索エンジンに対して内容を明示し、SEO効果を高めることができます。
また、ユーザーにとっても、見やすく覚えやすいURLは、サイトの信頼性や使いやすさの向上につながります。
SEO用語集・W行
W3C
W3C(World Wide Web Consortium)は、ウェブ技術の標準化を推進する国際的な非営利団体です。
HTML、CSS、XMLなどのウェブ関連技術の仕様を策定し、ウェブの相互運用性とアクセシビリティの向上に取り組んでいます。
ウェブサイトを制作する際、W3Cの定める規格やガイドラインに準拠することが重要です。
標準に沿ったマークアップやスタイルシートの記述は、ブラウザ間の表示の一貫性を保証し、ユーザビリティの向上につながります。
また、アクセシビリティの確保は、高齢者や障がい者を含むすべてのユーザーにとって必要不可欠です。
Wayback Machine
Wayback Machineは、インターネットアーカイブが運営するウェブページの記録保存サービスです。
定期的にウェブサイトのスナップショットを取得し、過去のページの状態を閲覧できるようにしています。
Wayback Machineを用いることで、重要な情報を誤って削除してしまった場合など、バックアップとして活用できる可能性があります。
また、競合他社のサイトの過去の状態を調査することで、業界内での動向や戦略の変化を知る手がかりにもなるでしょう。
WebP
WebPは、Googleが開発した新しい画像フォーマットで、JPEGやPNGと比較して、同等の画質を保ちながらファイルサイズを大幅に削減できるのが特徴です。
画像をWebP形式で掲載することで、ページの読み込み速度が向上し、ユーザーエクスペリエンスの改善につながります。
また、モバイルネットワークでの利用を考慮すると、データ転送量の削減は、ユーザーの通信料金の節約にもつながるでしょう。
ただし、WebPはまだ新しい技術であり、一部の古いブラウザでは対応していない場合があります。
そのため、従来の画像フォーマットとの併用など、ユーザーの利用環境に配慮した実装が求められます。
SEO用語集・Y行
YMYL
YMYLとは、「Your Money or Your Life」の頭文字を取った略語で、ユーザーの財務や健康、人生に大きな影響を与える可能性のある情報を扱うウェブサイトのことを指します。
金融、医療、法律などの分野が代表的な例で、Googleはこれらのサイトに対して特に厳しい品質評価を行います。
医療サイトの場合、不正確な治療情報や根拠に乏しい健康法の提案などは、ユーザーの健康を脅かしかねないため、専門性と信頼性の担保が極めて重要となります。
信頼できる情報源に基づいた正確なコンテンツを提供し続けることが、検索エンジンとユーザー両方から高い評価を得るカギとなります。
Youtube SEO
Youtube SEOとは、YouTubeにおける検索エンジン最適化の手法のことを指します。
Youtube SEOを効果的に行うには、動画のタイトル、説明文、タグ、サムネイルなどを最適化することが重要です。
視聴者が検索しそうなキーワードを取り入れた上で、動画の内容を的確に伝えるタイトルや説明文を作成します。
また、魅力的なサムネイル画像を使用することで、視聴者の興味を引き付けることができます。
まとめ
ここまでSEOに関する様々な用語をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
SEOは、ウェブサイトを通じて情報発信力を高め、患者とのコミュニケーションを促進するための重要な手法です。
SEOの取り組みは一朝一夕には結果が出ませんが、地道な努力の積み重ねが、長期的な成果につながっていきます。
弊社では、医療機関に特化したウェブサイト制作や運用、SEO対策をはじめとした集患サポートを行っています。
専門スタッフが皆様のウェブサイトを診断し、具体的な改善案をご提示いたします。
ウェブサイトやSEOでお悩みの際は、ぜひ、弊社のサービスをご検討ください。
お問い合わせ心よりお待ちしています。
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ミッションは、医療業界のプロフェッショナルに、専門性と実績に基づく知識と最新情報を届けること。医療の専門家が直面する挑戦に対応し続け、業界全体の発展をサポートします。