「最近、抜け毛が多いかも?」「生え際が前より後ろに下がってきたかも?」と感じたときは、まず「薬をどう選ぶか」を意識することが大切になります。
国内で承認された薬はもちろん、医師の判断で使用される未承認薬まで、実はAGA治療の選択肢はいろいろあります。
この記事では、日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)などの信頼できる情報をもとに、各薬の効果と副作用を分かりやすく解説します。
効き目・副作用・続けやすさのバランスを見ながら、「自分に合う治療薬」を一緒に見つけていきましょう。
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板谷 正紀
医学博士・眼科専門医
株式会社Personal General Practitioner代表取締役社長
京都大学医学部を卒業後、約20年にわたり京都大学および米国ドヘニー眼研究所にて、網膜疾患と緑内障の基礎研究・臨床・外科手術に従事。在籍中は、眼底を細胞レベルで解析できる革新的な診断機器「光干渉断層計(OCT)」の開発・普及に携わり、眼科診療の進歩に貢献した。
複数の産学・医工連携プロジェクトを推進し、2003年には文部科学省の振興調整費「産官学共同研究の効果的推進」に採択。医師として35年以上の経験をもち、増殖糖尿病網膜症・緑内障などの難症例における硝子体手術を得意としている。
英語論文148報(査読あり)
著書「OCTアトラス」「OCT Atlas」「Everyday OCT」「Myopia and Glaucoma」「Spectral Domain Optical Coherence Tomography in Macular Diseases」

2005年設立の株式会社ゼロメディカルで、医療・介護・福祉領域における経営支援や医療情報メディア運営、WEBマーケティングを統括。医療機関や関連施設の課題解決を支えるとともに、Kenkotto/Diamell/デンタルマイクロスコープClinic などの自社メディアを通じて、正確で分かりやすい情報を届ける体制づくりに取り組んでいる。
本記事では、医療機関の経営支援と医療メディア運営で培った知見にもとづき、情報の客観性・表記の妥当性・最新性を確認しています(※個別の診断・治療方針の判断は医師が行います)。
AGA治療薬とは?|種類と効果の基礎知識
AGA治療薬とは、男性型脱毛症(AGA)の進行を抑制し、発毛を促進するための医薬品です。主に「5α還元酵素阻害薬」と「血管拡張薬」の2つのタイプに分類され、それぞれ異なる作用機序で薄毛の改善を図ります。
AGAの原因は、男性ホルモンのテストステロンが5α還元酵素によってDHT(ジヒドロテストステロン)に変換され、このDHTが毛髪の成長サイクルを短縮させることにあります。AGA治療薬は、この過程に介入することで薄毛の進行を防ぎます。
現在、日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)では、フィナステリド内服薬(推奨度A)、デュタステリド内服薬(推奨度A)、ミノキシジル外用薬(推奨度A)が強く推奨されています。これらの薬剤は、臨床試験で有効性と安全性が確認されており、多くの医療機関で処方されています。
治療薬の選択においては、薄毛の進行度、年齢、副作用のリスク、経済的な負担などを総合的に考慮する必要があります。また、効果が現れるまでには通常3〜6ヶ月の継続使用が必要であり、効果を維持するためには長期的な服用が前提となります。
重要なのは、これらの治療薬は医師の処方が必要な医療用医薬品であるということです。市販の育毛剤とは異なり、医学的根拠に基づいた治療効果が期待できる一方で、適切な医学的管理のもとで使用することが不可欠です。
AGA治療薬5種類の効果と副作用|詳しく解説
AGA治療において使用される主要な治療薬について、それぞれの特徴、効果、副作用を詳しく解説します。医師の診断のもと、個々の症状や体質に合わせて最適な薬剤を選択することが重要です。
フィナステリド(プロペシア)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 効果 | 国内48週のランダム化試験では、頭頂部写真評価で1mg群の改善58%/0.2mg群54%が報告されています。長期観察では進行抑制または改善が9割超とする日本人データもあり |
| 主な副作用 | 性欲減退(1.1%)、勃起機能不全(0.7%)、射精障害(0.4%) |
| 注意事項 | ・女性(特に妊婦)は絶対に服用禁止 ・未成年者への使用は推奨されない ・服用中および中止後1か月は献血不可 ・PSA(前立腺特異抗原)値を低下させるため、がん検診の際にはフィナステリド使用中の旨を医師に伝えること |
フィナステリドは、5α還元酵素II型を阻害することでDHTの生成を抑制する内服薬です。AGAの予防薬と称されることが多いです。
1997年にFDAで承認され、日本では2005年に承認されました。プロペシアが先発品で、現在は多くのジェネリック医薬品も販売されています。日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)では推奨度Aとされています。
副作用について、多くは軽度で、投与中止や経過で改善しますが、まれに持続する報告もあります。治療開始前に医師と十分に相談してください。また、肝機能障害のある方は慎重に使用する必要があります。
また、未成年者への使用も推奨されていません。献血については、服用中および服用中止後1ヶ月間は控える必要があります(日本赤十字社の基準)。※効果には個人差があります。
デュタステリド(ザガーロ)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 効果 | 24週時点でフィナステリドより総毛髪数で+7.1本/cm²の改善。5α還元酵素I型・II型両方を阻害するため、より強力なDHT抑制効果。 |
| 主な副作用 | 性欲減退(3.9%)、勃起不全(4.3%)、精液量減少(1.3%) |
| 注意事項 | ・女性・未成年者は服用禁止 ・服用中および中止後6か月は献血不可 ・半減期が長いため体内からの排出に時間がかかる。 ・PSA(前立腺特異抗原)値を低下させるため、がん検診の際にはフィナステリド使用中の旨を医師に伝えること |
デュタステリドは、5α還元酵素のI型とII型の両方を阻害する内服薬です。フィナステリドと同様に、AGA治療の予防薬という位置付けです。
2015年に日本で承認され、フィナステリドよりも強力なDHT抑制効果を持つとされています。日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)では推奨度Aとされています。
2022年に発表されたネットワークメタアナリシス(23件の臨床試験を統合)では、24週時点でデュタステリド0.5mg/日はフィナステリド1mg/日と比較して、総毛髪数で+7.1本/cm²の優位性が示されました。また、24週時点での終毛数(太い毛)の改善においても、デュタステリドがフィナステリドより優れた効果を示しています。
副作用については、フィナステリドと同様の症状が報告されていますが、発生率がやや高い傾向にあります。多くは軽度で、投与中止や経過で改善しますが、まれに持続する報告もあります。
また、前立腺がんの検査値(PSA)に影響を与えるため、検査を受ける際は必ず服用していることを医師に伝える必要があります。
ミノキシジル外用薬
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 効果 | 複数の臨床試験で有効性が示されている。医師評価や被験者自己評価で有意な改善が認められている。 |
| 主な副作用 | 頭皮の刺激症状(かゆみ、発疹・発赤、かぶれ、フケ、使用部位の熱感 など) |
| 注意事項 | 初期脱毛(一時的な抜け毛増加)が起こることがある。効果維持には継続使用が必要。 |
ミノキシジル外用薬は、血管拡張作用により毛根への血流を改善し、発毛を促進する塗り薬です。発毛剤と呼ばれることもあります。日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)では推奨度Aとされています。
日本では、ミノキシジルの濃度が5%までの外用薬が「第1類医薬品」として薬剤師のいるドラッグストア・薬局で購入可能です。5%を超える濃度の場合は医師の処方が必要となります。
ミノキシジル外用薬では、頭皮の刺激症状(かゆみ、発疹・発赤、かぶれ、フケ、使用部位の熱感 など)が比較的起こりやすい副作用として報告されています。これらが出た場合はいったん使用を中止し、医師・薬剤師に相談してください。
使い始めに最大2週間ほど一時的な抜け毛増加(初期脱毛)がみられることがあります。これは新しい毛髪が生えてくる前兆であり、通常は一過性です。
出典:FDA『Men’s Rogaine NDA Package』
出典:大正製薬『リアップX5(ミノキシジル5%製剤)の効果を示す臨床試験データ』
ミノキシジル内服薬
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 効果 | エビデンスは増えつつあるが、未承認で安全性管理が前提の選択肢。外用薬より強力な効果の報告あり。 |
| 主な副作用 | 多毛症(15.1%)、むくみ(1.3%)、動悸(0.9%)、頭痛(0.4%)※1,404名対象の研究より |
| 注意事項 | 心疾患・血圧異常のある方は使用を避けるべき。定期的な血圧測定と心電図検査が推奨。医師の管理下での使用が必須。 |
ミノキシジル内服薬は、AGA治療目的では国内未承認ですが、多くのAGAクリニックで処方されています。外用薬よりも強力な発毛効果が期待できる一方、全身性の副作用に注意が必要です。
日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)では推奨度D(行うべきではない)とされていますが、その後の研究で安全性データが蓄積されてきています。
1,404名を対象とした多施設研究(2021年)では、最も多い副作用は多毛症(15.1%)で、副作用による治療中止率は1.2%と報告されています。その他、むくみ(1.3%)、動悸(0.9%)、頭痛(0.4%)などが報告されています。
出典:J Am Acad Dermatol 2021『Safety of low-dose oral minoxidil for hair loss』
- 本治療は国内未承認(AGA治療目的)
- 入手経路:医師の裁量による院内在庫/個人輸入等(院内体制に依存)
- 国内の承認医薬品の有無:外用ミノキシジルは承認ありり/内服はAGA適応で未承認
- 諸外国の承認状況:主要国でもAGA適応の内服は原則未承認
- 医薬品副作用被害救済制度の対象外
- 主なリスク:浮腫、動悸、血圧低下、多毛など
【補足情報】ジェネリック医薬品について
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 効果 | 先発品と同等の効果(生物学的同等性試験により確認) |
| 価格 | フィナステリド:月額3,000〜5,000円程度(先発品の30〜50%程度) |
| 注意事項 | 添加物の違いによるアレルギー反応の可能性。個人輸入品は偽造品のリスクあり。 |
AGA治療薬のジェネリック医薬品は、先発品と同じ有効成分を含みながら、価格を大幅に抑えた医薬品です。フィナステリドのジェネリックは多数のメーカーから販売されており、月額3,000円~5,000円程度になります。
ジェネリック医薬品は、厚生労働省の承認を受けており、先発品と同等の効果と安全性が確認されています。生物学的同等性試験により、血中濃度の推移が先発品とほぼ同じであることが証明されています。長期継続が必要なAGA治療において、経済的負担を軽減する重要な選択肢となります。
主なジェネリック医薬品として、フィナステリド錠「ファイザー」「サワイ」「トーワ」「クラシエ」などがあります。デュタステリドについても「トーワ」「サワイ」などのジェネリックが登場しています。効果や副作用は先発品と同等です。
ただし、添加物の違いにより、まれにアレルギー反応が出る場合があります。また、個人輸入される海外製ジェネリックには偽造品のリスクがあるため、必ず国内の医療機関で処方を受けることが重要です。
症状別おすすめのAGA治療薬|あなたに合う薬は?
AGAの進行度や症状によって、最適な治療薬は異なります。ここでは、薄毛の進行段階に応じた治療薬の選び方を解説します。自己判断ではなく、必ず医師の診断を受けた上で治療方針を決定してください。
初期の薄毛(予防重視)
初期の薄毛では、まだ目立った脱毛はないものの、抜け毛の増加や髪のボリューム低下を感じ始めた段階です。この時期は、進行を防ぐ「守りの治療」が中心となります。
推奨される治療は、フィナステリド1mg/日の内服です。副作用のリスクが比較的低く、長期服用の安全性も確認されています。約90%の方で進行抑制効果が期待でき、早期に開始することで将来的な薄毛の進行を大幅に遅らせることができます。
費用面を重視する場合は、フィナステリドのジェネリック医薬品がおすすめです。月額3,000円~5,000円程度で継続可能で、先発品と同等の効果が期待できます。
また、頭皮環境を整えるために、医療用シャンプーやサプリメントの併用も検討してみてください。
この段階では、ミノキシジル外用薬の併用は必須ではありませんが、より積極的な予防を希望する場合は、5%製剤を1日1回から開始することも可能です。定期的な経過観察を行い、進行が見られた場合は治療の強化を検討します。
中期の薄毛(改善希望)
中期の薄毛では、頭頂部や生え際の後退が明確になり、周囲から見ても薄毛が認識される段階です。この時期は、進行抑制に加えて「攻めの治療」による発毛促進が必要となります。
標準的な治療として、フィナステリドまたはデュタステリドの内服に、ミノキシジル5%外用薬を併用する方法が推奨されます。この組み合わせにより、多くの患者で明確な改善が期待できます。デュタステリドはフィナステリドより強力ですが、副作用のリスクもやや高いため、医師と相談して選択します。
より積極的な治療を希望する場合、ミノキシジル内服薬の追加も選択肢となります。ただし、未承認薬であることを理解し、定期的な健康チェックが必要です。
また、メソセラピーやPRP療法などの併用療法も検討してみてください。
この段階での治療開始でも、3〜6ヶ月で効果が現れ始め、1年後には満足できる改善が得られることが多いです。ただし、効果には個人差があり、継続的な治療が必要です。
進行した薄毛(積極治療)
進行した薄毛では、頭頂部の地肌が広く露出し、側頭部と後頭部の毛髪のみが残存している状態です。この段階では、最大限の治療効果を求める積極的なアプローチが必要です。
推奨される治療は、フィナステリド or デュタステリド0.5mg/日の内服、ミノキシジルの使用です。
ミノキシジルに関して、多くのAGAクリニックで「発毛を目指す」と称されるプランではミノキシジルの内服薬が処方されています。体調管理や医師の診察が重要となりますが、こちらの検討もしてみてください。
この複合療法により、残存する毛包から最大限の発毛を促します。ただし、完全に毛包が消失した部分では効果は期待できません。
薬物療法で十分な効果が得られない場合は、自毛植毛が有効な選択肢となります。後頭部の毛髪を薄毛部分に移植することで、根本的な改善が期待できます。
自毛植毛は長期的に生着しやすい一方、移植をしていない周囲の既存毛は加齢やAGAで進行し得るため、フィナステリドやデュタステリドを使った予防治療も検討する必要があります。
また、移植毛も個人差で細くなることがあるため、将来的に追加治療が必要となる場合があります。

AGA治療薬の選び方|3つのポイント
AGA治療薬を選ぶ際は、効果だけでなく、副作用のリスク、経済的な負担、継続性など、さまざまな視点から検討する必要があります。ここでは、治療薬選びの重要な3つのポイントを解説します。
効果と副作用のバランス
治療薬の選択において最も重要なのは、期待される効果と副作用のリスクのバランスです。強力な効果を持つ薬剤ほど、副作用のリスクも高くなる傾向があります。
例えば、デュタステリドはフィナステリドより強力な効果が期待できますが、性機能関連の副作用発生率も高くなります。若年者で性機能を重視する方はフィナステリドから開始し、効果不十分な場合にデュタステリドへの変更を検討するのが賢明です。
ミノキシジル内服薬についても同様で、外用薬より強力な発毛効果が期待できる一方、多毛症や循環器系の副作用リスクがあります。
価格と継続性
AGA治療は長期継続が前提となるため、経済的な負担を考慮した薬剤選択が重要です。治療を中断すると効果が失われるため、無理なく続けられる価格帯の薬剤を選ぶ必要があります。
- プロペシア(先発品):月額7,000〜10,000円
- フィナステリドジェネリック:月額3,00〜5,000円
- ミノキシジル外用薬:月額4,000〜7,000円
先発品のプロペシアは月額7,000〜10,000円程度ですが、ジェネリック医薬品なら月額3,00〜5,000円で同等の効果が得られます。クリニックによっても価格差があるため、複数のクリニックで価格を比較することをおすすめします。
2025年現在のAGA治療では「オンライン診療」の利用割合が増えてきています。
オンライン診療を中心としたクリニックでは「薬を一定期間分をまとめて処方で割引」といった料金設定がされており、例えばDMMオンラインクリニックでは1年分をまとめて購入することで、フィナステリド+ミノキシジルの内服薬が1ヶ月あたり1,861円で処方されます。
また、まとめ買いや定期便を利用することで、さらに費用を抑えることができます。オンライン診療を活用すれば、診察料や交通費も節約できます。ただし、安さだけを追求して個人輸入薬に手を出すのは、偽造品のリスクがあるため避けるべきです。
医師の診断と処方
AGA治療薬は医療用医薬品であり、適切な診断と処方が不可欠です。自己判断での使用は、効果が得られないばかりか、健康被害のリスクもあります。
初診時には、問診、視診、必要に応じて血液検査を行い、AGAの診断と進行度の評価を行います。また、肝機能や前立腺の状態も確認し、安全に治療を行えるか判断します。定期的な経過観察により、効果と副作用をモニタリングし、必要に応じて治療方針を調整します。
AGA治療薬の副作用と対処法|安心して使うために
AGA治療薬の使用において、副作用への不安は多くの方が抱える懸念事項です。しかし、適切な知識と対処法を理解していれば、安心して治療を継続できます。
ここでは、主な副作用とその対処法について詳しく解説します。
主な副作用と発生率
AGA治療薬の副作用は、薬剤の種類によって異なります。最も懸念される副作用と、実際の発生率を正確に理解することが重要です。
フィナステリドの主な副作用と発生率
フィナステリドの主な副作用は、性欲減退(1.1%)、勃起不全(0.7%)、射精障害(0.4%)です。これらの発生率は決して高くなく、多くの方は副作用なく服用を継続できています。多くは軽度で、投与中止や経過で改善しますが、まれに持続する報告もあります。
出典:PMDA『プロペシア錠 添付文書』
インタビューフォーム:プロペシア錠0.2mg/プロペシア錠1mg より
デュタステリドの主な副作用と発生率
デュタステリドでは、性欲減退(3.9%)、勃起不全(4.3%)、精液量減少(1.3%)とやや高い発生率となっています。また、乳房の腫れや痛み(0.5%)も報告されています。重篤な副作用として、肝機能障害がまれに報告されていますが、定期的な血液検査により早期発見が可能です。
出典:PMDA『ザガーロカプセル 添付文書』
インタビューフォーム:F1_ザガーロカプセル0.1mg/ザガーロカプセル0.5mg より
ミノキシジル外用薬の主な副作用と発生率
ミノキシジル外用薬では、頭皮の刺激症状(かゆみ、発疹・発赤、かぶれ、フケ、使用部位の熱感 など)が報告されています。大正製薬の「リアップX5(ミノキシジル5%製剤)」の臨床試験データによると、湿疹(2%)、毛嚢炎(2%)、接触皮膚炎(2%)、総コレステロール値上昇(2%)と報告されています。
ミノキシジル内服薬の主な副作用と発生率
ミノキシジル内服薬では、多毛症(15.1%)、むくみ(1.3%)、動悸(0.9%)などが報告されています。これらの数値は1,404名を対象とした多施設研究(2021年)によるものです。
出典:J Am Acad Dermatol 2021『Safety of low-dose oral minoxidil for hair loss』
初期脱毛について
AGA治療開始後1〜2ヶ月で、一時的に抜け毛が増加する「初期脱毛」は、多くの患者が経験する現象です。
治療開始後に一時的な抜け毛増加(初期脱毛)が見られることがあります。一過性で数週~1~2か月で落ち着くとされます。気になる場合は自己中止せず処方医に相談してください。
初期脱毛のメカニズムは、治療薬により休止期にあった毛髪が一斉に脱落し、新しい成長期の毛髪に生え変わるためです。古く弱った毛髪が、健康な毛髪に置き換わる過程と考えることができます。通常、開始から2〜3週間後に始まり、1〜2ヶ月で落ち着きます。
初期脱毛の程度には個人差があり、経験しない方もいれば、かなりの量の脱毛を経験する方もいます。しかし、これを乗り越えれば、3〜4ヶ月後から新しい毛髪の成長が始まります。この時期は精神的にも辛い時期ですが、治療効果の前兆として前向きに捉えることが大切です。
副作用が出たときの対処法
副作用が現れた場合、まず重要なのは自己判断で服用を中止せず、処方医に相談することです。多くの副作用は、用量調整や薬剤変更により対処可能です。
- 性機能障害:用量減量、薬剤変更、ED薬併用
- 頭皮症状:使用頻度減少、濃度変更、保湿剤併用
- むくみ:利尿剤併用、塩分制限、用量調整
- 動悸:心電図確認、用量減量、服用中止検討
性機能関連の副作用が出た場合、まず用量を減らすことを検討します。
フィナステリドなら0.5mgへの減量、デュタステリドからフィナステリドへの変更などが選択肢となります。また、ED治療薬の併用により症状を改善できることもあります。
頭皮のかゆみや発赤が出た場合は、使用頻度を減らす、濃度の低い製剤に変更する、保湿剤を併用するなどの対処法があります。
重篤な副作用が疑われる場合は、速やかに服用を中止し、医療機関を受診してください。
AGA治療薬が処方できるおすすめクリニック5院
当記事のおすすめクリニック選定基準
当サイトでご紹介しているおすすめランキングは、複数のサービスをスコアリングし比較したうえで厳選しています。
| 評価項目 | 内容 |
|---|---|
| 1.コスパ | ・治療の種類 ・治療に対する料金 ・その他追加費用 |
| 2.診察時間 | ・利用しやすい診察時間 ・土日・祝日の診察 |
| 3.保証 | ・全額返金保証 ・副作用保証 |
| 4.配送 | ・最短当日配送 ・最短当日発送 ・最短翌日発送 |
| 5.口コミ | ・Googleの口コミ件数と内容 ・X(Twitter)の口コミ件数と内容 ・一般的な口コミサイトの口コミ件数と内容 |
※特定の医療機関の治療を保証するものではありません。
※評価項目、配点割合、算定方法、公開している医療機関のランキング順位等の個別のご質問については、お答えできません。
AGA治療を成功させるためには、信頼できるクリニック選びが重要です。
ここでは、治療実績が豊富で、適正価格で治療を受けられるおすすめクリニックを5つ紹介します。オンライン診療対応のクリニックも含め、あなたのライフスタイルに合った選択ができます。
DMMオンラインクリニック

| DMMオンラインクリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン | フィナステリド1mg 2,097円(税込)~/月 |
| 発毛プラン | フィナステリド1mg+ミノキシジル5mg 初回1ヶ月あたり:1,861円(税込)/月 ※発毛ライトプラン12か月プランで(クーポンコード:docaga)を適用した場合 |
| 診察費 | 0円 |
| オンライン診療 | オンライン診療クリニック 診察料:0円 送料:550円 診察時間:24時間 |
| 治療内容 | 内服薬・外用薬・サプリメント・ヘアケア |
| 保証内容 | 全額返金保証(らくらく定期便1ヶ月ごとで決済し、薬が体に合わなかった場合) |
- 24時間オンライン診療に対応
- クーポンコードキャンペーンがある
- 全額返金保証がある
DMMオンラインクリニックは、DMMグループが運営するオンライン診療サービスです。診療は提携先医療機関の医療社団法人DMHが行っています。
24時間診療可能(※年末年始を除く)で、忙しいビジネスパーソンでも自分のペースで治療を受けられることが大きな特徴です。
診療はビデオ通話で行い、処方薬は最短即日発送されます。プライバシーに配慮した梱包で届くため、家族に知られずに治療を始めることができます。
また、DMMポイントが貯まる・使えるのも、DMMユーザーにとっては嬉しいメリットです。定期配送を選択すれば、薬の買い忘れの心配もありません。
クリニックフォア

| クリニックフォアの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン | フィナステリド 初回1か月あたり:1,049円(税込)/月 ※12ヶ月まとめて定期にキャンペーン(クーポンコード:YOBO2024C)を適用した場合 |
| 発毛プラン | フィナステリド+ミノキシジル合剤 初回1か月あたり:1,851円(税込)/月 ※12ヶ月まとめて定期にキャンペーン(クーポンコード:AGA2024C)を適用した場合 |
| 診察費 | 0円 ※処方がない場合:1,650円 |
| オンライン診療 | 基本オンライン診療 診察料:0円 ※処方がない場合:1,650円 送料:550円 診察時間:7:00〜24:00 |
| 治療内容 | 内服薬・外用薬・サプリメント |
| 保証内容 | 全額返金保証(治療開始後どうしても薬が体に合わなかった場合) ※単品1ヶ月、単品3ヶ月、単品6ヶ月は対象外 |
- キャンペーンコード利用でお得
(予防プラン:1,049円/月〜・発毛プラン:1,851円/月〜) - 定期配送なら単月処方の15%OFFとお得
- 発毛プランが合剤で1日1錠服用で治療ができる
クリニックフォアは、オンライン診療と対面診療の両方に対応している総合クリニックです。全国に10院以上を展開し、AGA治療においても豊富な実績を持っています。
初診からオンライン診療が可能で、専用アプリから簡単に予約できます。土日祝日も診療しているため、平日が忙しい方でも受診しやすいのが特徴です。
特筆すべきは、診療の質の高さです。経験豊富な医師が丁寧に診察し、一人ひとりの症状に合わせた最適な治療プランを提案してくれます。また、副作用が心配な方には、最小用量から開始するなど、きめ細かな対応をしてくれます。定期的なフォローアップも充実しており、安心して治療を継続できます。
イースト駅前クリニック

| イースト駅前クリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン | フィナステリド(国内正規薬) 1ヶ月限定プラン:1,650円(税込) |
| 発毛プラン | フィナステリド(国内正規薬)+ミノキシジル内服薬 6ヶ月分まとめて処方で35,670円(税込) ※1ヶ月あたり5,945円 |
| 診察費 | 0円 |
| オンライン診療 | 初診からオンライン診療ができる 診察料:0円 ※処方のない場合:3,300円 送料:1,100円 ※AGA治療の全プラン 1万円以上で送料無料 診察時間:月〜金:10:00~21:00 土日祝:10:00~17:30 休診日:なし |
| 治療内容 | 内服薬・外用薬 |
| 保証内容 | ー |
- トライアルプランで初月安価で始められる
- 対面診療は予約不要 10分の診察で治療薬を受け取れる
- オンライン診療は初回から来院不要
イースト駅前クリニックは、男性専門のクリニックとして全国42院を展開しています。すべての院が駅から徒歩3分以内という立地の良さが特徴で、通いやすいです。
初診・再診料は無料で、薬代のみで治療を受けることができます。処方までの時間も短く、初診でも約10〜20分で診察から処方まで完了します。
男性スタッフのみで運営されているため、デリケートな悩みも相談しやすい環境です。また、国内正規品を中心に取り扱っており、安全性が保証されています。
オンライン診療にも対応しており、全国どこからでも診察を受けることができます。土日祝日も診療しているため、平日に時間が取れない方でも継続的な治療が可能です。
湘南AGAクリニック

| 湘南美容クリニック・湘南AGAクリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン | フィナステリド 1ヶ月:3000円(税込) |
| 発毛プラン | HRタブレットF(フィナステリド)+HRタブレットM(ミノキシジル) 3ヶ月まとめて:25,500円(税込) |
| 診察費 | 0円 |
| オンライン診療 | 初診からオンライン診療ができる 診察時間:9:30〜20:30 休診日:なし |
| 治療内容 | 内服薬・外用薬・注入治療等・自毛植毛・サプリメント |
| 保証内容 | 全額返金(3ヶ月間治療を継続して効果がない場合) |
- 3ヶ月のM字発毛実感コースがある
- オンライン診療にも対応
- 全額返金制度がある
湘南AGAクリニックは、湘南美容クリニックグループのAGA専門部門です。全国140院以上のネットワークを持ち、どの地域からでも通いやすいのが最大の特徴です。投薬治療から植毛まで、幅広い治療選択肢を提供しています。
初回限定価格やモニター制度もあり、お得に治療を始めることができます。また、全額返金保証制度があるため、効果に不安がある方でも安心して治療を開始できます。
症例数は累計で数十万件を超え、豊富な治療実績を持っています。医師の技術力も高く、特に自毛植毛においては国内トップクラスの実績を誇ります。また、最新の治療機器を導入しており、メソセラピーやダブルマトリックスなど、先進的な治療も受けることができます。オンライン診療にも対応しているため、通院が難しい方でも治療を継続できます。
AGAスキンクリニック

| AGAスキンクリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン | フィナステリド1mg 初回:3,700円(税込)/2回目以降:6,200円(税込) |
| 発毛プラン | ミノキシジル内服薬 12ヶ月プランまとめて:8,400円(税込) |
| 診察費 | 0円 |
| オンライン診療 | 月額定額制プラン(サブスク) 初回はクリニックで診察をする ※札幌院・松山院・高知院・福岡院・小倉院・熊本院・沖縄院限定 診察料:0円 診察時間 :クリニックの診察時間に従う |
| 治療内容 | 内服薬・外用薬・注入治療・自毛植毛・ホームケア |
| 保証内容 | 全額返金保証(6ヶ月後に治療効果がないと認められた場合) |
- 初回カウンセリング時、血液検査・マイクロスコープ診断が無料
- 月額3,700円から始められる
- 初回処方から6ヶ月たっても実感がなければ全額返金保証
AGAスキンクリニックは、全国60院以上を展開する日本最大級のAGA専門クリニックです。発毛実感率99.4%という高い治療成績を誇り、累計治療実績は100万人を超えています。
治療プランは多彩で、予防プランは初月3,700円、2ヶ月目以降6,200円〜となっています。発毛プランは月額15,400円〜22,000円で、オリジナル治療薬「Rebirth」による治療が受けられます。全額返金保証制度もあり、万が一効果が得られない場合は治療費が返金されます。
特徴的なのは、夜22時まで診療している院もあることです。仕事帰りにも通いやすく、継続しやすい環境が整っています。また、完全個室でプライバシーに配慮した診療を行っており、他の患者と顔を合わせることなく治療を受けられます。カウンセリングは無料で、強引な勧誘もないため、まずは相談だけでも気軽に訪れることができます。
AGA治療薬に関するよくある質問
AGA治療薬について、多くの方が抱える疑問や不安について、医学的根拠に基づいてお答えします。正しい知識を持つことで、安心して治療に取り組むことができます。
個人輸入の薬は安全?
個人輸入のAGA治療薬は、価格が安いという理由で検討される方もいますが、安全性の観点から推奨できません。偽造品や粗悪品のリスクが高く、健康被害の可能性があります。
厚生労働省の調査では、インターネットで購入した医薬品の約40%が偽造品だったという報告があります。偽造品には、有効成分が含まれていない、過剰に含まれている、有害物質が混入しているなどのリスクがあります。また、個人輸入薬による健康被害が発生した場合、医薬品副作用被害救済制度の対象外となるため、すべて自己責任となります。
いつから効果が出る?
AGA治療薬の効果が現れるまでの期間は、個人差がありますが、一般的には3〜6ヶ月の継続使用が必要です。毛髪の成長サイクルを考慮すると、即効性は期待できません。
多くの場合、治療開始から1〜2ヶ月は初期脱毛により一時的に薄毛が目立つことがあります。3ヶ月頃から産毛が生え始め、4〜6ヶ月で明確な改善を実感できることが多いです。最大の効果が得られるまでには、1〜2年の継続が必要とされています。効果の判定は最低でも6ヶ月は待つ必要があり、それまでは根気強く治療を続けることが大切です。
一生飲み続ける必要がある?
AGA治療薬は、服用を中止すると効果が失われ、再び薄毛が進行します。そのため、効果を維持したい限りは継続する必要がありますが、必ずしも「一生」である必要はありません。
年齢とともに薄毛が気にならなくなったり、ライフスタイルの変化により治療の必要性を感じなくなったりした場合は、医師と相談の上で中止することも可能です。また、ある程度改善した後は、用量を減らしたり、薬剤を変更したりして、維持療法に移行することもできます。重要なのは、自己判断で急に中止せず、医師と相談しながら治療方針を決定することです。
他の薬と併用できる?
AGA治療薬は、多くの薬剤と併用可能ですが、一部注意が必要な組み合わせがあります。処方を受ける際は、必ず服用中の薬をすべて医師に伝えてください。
フィナステリドやデュタステリドは、前立腺肥大症の薬と同じ成分のため、重複投与に注意が必要です。また、CYP3A4阻害薬(一部の抗真菌薬など)との併用では、血中濃度が上昇する可能性があります。ミノキシジル内服薬は、他の降圧薬との併用で過度の血圧低下を起こす可能性があるため、慎重な管理が必要です。サプリメントについては、基本的に問題ありませんが、念のため医師に相談することをおすすめします。
まとめ
AGA治療薬の選択は、薄毛改善への第一歩となる重要な決断です。本記事では、日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)に基づき、国内承認薬のフィナステリド(推奨度A)、デュタステリド(推奨度A)、ミノキシジル外用薬(推奨度A)から、未承認ながら実臨床で使用されるミノキシジル内服薬(推奨度D)まで、各治療薬の効果と副作用について詳しく解説しました。
治療薬選びのポイントは、薄毛の進行度、副作用のリスク、経済的な継続性を総合的に判断することです。初期の薄毛にはフィナステリドによる予防治療、中期以降は複数薬剤の併用による積極治療が推奨されます。重要なのは、すべての治療薬において効果には個人差があり、3〜6ヶ月の継続使用が必要だということです。
副作用への不安は多くの方が抱えますが、実際の発生率はあまり高くはありません。万が一副作用が現れても、多くは用量調整や薬剤変更で対処可能です。ただし、多くは軽度で改善しますが、まれに持続する報告もあることを理解しておく必要があります。初期脱毛についても、治療効果の前兆として前向きに捉えることが大切です。
信頼できるクリニック選びも治療成功の鍵となります。本記事で紹介したDMMオンラインクリニック、クリニックフォア、湘南AGAクリニックなど、実績豊富なクリニックでは、適正価格で質の高い治療を受けることができます。オンライン診療を活用すれば、忙しい方でも継続しやすい環境が整っています。
最後に強調したいのは、AGA治療薬は医師の処方が必要な医療用医薬品であるということです。個人輸入による偽造品のリスクを避け、必ず医療機関を受診して適切な診断と処方を受けてください。一人で悩まず、まずは無料カウンセリングから始めてみることをおすすめします。適切な治療により、多くの方が薄毛の悩みから解放され、自信を取り戻しています。
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板谷 正紀
医学博士・眼科専門医
株式会社Personal General Practitioner代表取締役社長
京都大学医学部を卒業後、約20年にわたり京都大学および米国ドヘニー眼研究所にて、網膜疾患と緑内障の基礎研究・臨床・外科手術に従事。在籍中は、眼底を細胞レベルで解析できる革新的な診断機器「光干渉断層計(OCT)」の開発・普及に携わり、眼科診療の進歩に貢献した。
複数の産学・医工連携プロジェクトを推進し、2003年には文部科学省の振興調整費「産官学共同研究の効果的推進」に採択。医師として35年以上の経験をもち、増殖糖尿病網膜症・緑内障などの難症例における硝子体手術を得意としている。
英語論文148報(査読あり)
著書「OCTアトラス」「OCT Atlas」「Everyday OCT」「Myopia and Glaucoma」「Spectral Domain Optical Coherence Tomography in Macular Diseases」

2005年設立の株式会社ゼロメディカルで、医療・介護・福祉領域における経営支援や医療情報メディア運営、WEBマーケティングを統括。医療機関や関連施設の課題解決を支えるとともに、Kenkotto/Diamell/デンタルマイクロスコープClinic などの自社メディアを通じて、正確で分かりやすい情報を届ける体制づくりに取り組んでいる。
本記事では、医療機関の経営支援と医療メディア運営で培った知見にもとづき、情報の客観性・表記の妥当性・最新性を確認しています(※個別の診断・治療方針の判断は医師が行います)。












