歯科のホームページ何で作るか?自作は可能?徹底解説!【完全保存版】
「開業して時間が空いたからホームページを作りたい」
「開業までに頑張ってホームページを用意しておきたい」
「競合の歯科医院に患者が流れてしまい、ホームページを作成したい」など、歯科医院を経営する上で新しくホームページを必要とするタイミングはさまざまです。
その際、多くの方が「そもそも制作会社に頼まずに作れるのだろうか?」とお考えになると思います。
そこで、今回は歯科医師が初めてホームページを作るときに、何で作るか、どのような方法があるのかを徹底解説しました。
ぜひ記事をご覧いただき、自分で作成できるのか、やはり専門の業者に依頼したほうが良いのかを効果的に判断してください。
Contents
ホームページの定義とは?
「ホームページを作成する」。
しかし、その前にそもそも「ホームページ」とは何でしょうか?
医院のことを知ってもらうには、無料ブログやInstagram、X(旧Twitter)などでは駄目なのでしょうか?
結論から言いますと、 「ホームページ」という用語は、技術的な意味ではウェブサイトのメインページ、すなわち「トップページ」を指します。
一方、日常用語ではウェブサイト全体を指し、「トップページ」や「診療理念」や「診療科目」など、複数ページのまとまり全体を指してホームページと呼びます。
つまり、ホームページは、診療内容、医師の経歴、診療時間、アクセス方法などの情報を一箇所にまとめることを意識して作られています。
そのため、患者様が医院を選ぶ上で重要なツールとして機能するのです。
厳密にはブログやInstagramはホームページではない
一方でブログは、特定のトピックや個人の活動についての記事や写真を投稿するのに適しています。
つまり情報発信に特化しているのが特徴です。
またInstagram、X(旧Twitter)などのSNSサービスは、魅力的な文章や画像を掲載し、見る人の直接的な反応を得られるのがメリットです。
集患する上で重要な役割を担いますが、情報が断片的に流れてしまうのがデメリットとなります。
Google検索でも上位に上がりにくく、患者様が医院を見つける上で決定打にはなりえません。
ブログやInstagramは、ホームページの機能を補完する形で利用されることが多く、ホームページに流入をもたらす手段として有効です。
高齢者もホームページを見て歯科医院を受診する時代に
日本全国には数多くの歯科医院が存在しています。
一つの地域に複数の医院があることも珍しくありません。
そのため患者様が歯科医院を選ぶ際は、さまざまなポイントをチェックしています。
特に多いのは家族や知人の評判、かかりつけの医者の紹介、家の近くにあるかどうかなどです。
なかでも患者様が医院を調べる際、ホームページはよく使われています。
確かに、InstagramやGoogleの口コミなどで調べる方もいらっしゃいます。
しかし、多くの患者様はお住いの地域や症状名などでGoogle検索を行い、ホームページの内容を見てから来院を決めるのが一般的です。
また、高齢者もホームページを見てから、歯科医院を受診する時代に入ってきています。
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が提供する「高齢者のインターネット利用率」調査によると、令和3年の時点で、全国民の平均インターネット利用率が約8割を超えていました。
65歳以上の利用率は約半分程度にとどまっていますが、60歳から69歳の層では、インターネットを利用している人が8割以上となっており、シニア層でも利用率は非常に高い傾向にあります。
現状では70歳代や80歳代の利用率は低いものの、今後はより利用率が上がる可能性があります。
歯科のホームページを自作するための4つの選択肢
ホームページは、訪問者に対して幅広い情報(医院の概要、診療内容、アクセス情報など)を提供する目的で作られます。
そのため、歯科医院を経営するうえにおいては、ある程度の期間や手間をかけて、医院のホームページを作成する必要があります。
そこで実際に歯科医師自身がホームページ作成をする上で、どのような選択肢があるのかをまとめました。
1:はじめからプログラミング
概要
HTML、CSS、JavaScriptなどのウェブ技術を学び、ホームページをゼロから構築する手法です。
非常に時間と労力がかかるものの、デザインやサイト構成をオリジナルで作ることが可能です。
データベースとの連携、ユーザー認証など、ウェブサイトの背後で動作する複雑な機能を担うには、PHPやPythonなどのサーバーサイドの言語も必要になる場合があります。
HTMLやCSSなどの言語を学んでおくと、テンプレートでホームページを作成する際も、内容を読み取れる部分が多くなるので、カスタマイズの可能性が広がります。
具体的なツール
ホームページを一から作成するにはさまざまなツールを用います。
直感的に使えるテキストエディタ(例:Visual Studio CodeやSublime Text)、ローカルでのウェブサイトテストを可能にする開発環境ツール(例:XAMPPやMAMP)、そしてウェブサイトをインターネット上のサーバーにアップロードするためのFTPクライアント(例:FileZilla)などです。
これらのツールを活用することで、基本的なウェブサイトを効率的に開発し、オンラインで公開することが可能です。
メリット
1:完全オリジナルのホームページを実現
コードを一から書くことができれば、医院の独自のビジョンやブランドに完全に合わせたホームページを作成可能です。
2:独自機能の実装が可能
オンラインでの診療予約システム、会員サイトなど特定のニーズや要求に合わせた機能を自由に実装できます。
3:知識が幅広い分野に応用が効く
HTMLやCSSなどの言語を学んでおくと、他のツールでホームページ作成をした際の理解が早く、さまざまなカスタマイズが可能です。
デメリット
1:非常に時間がかかる
ホームページ作成を一から作るだけの知識を得るためには、非常に時間がかかります。
理想のデザインや内容を組み込むには一から作るのは現実的ではありません。
2:保守と更新の複雑さ
自作のホームページは、保守と更新が複雑になる可能性があります。
テクノロジーやセキュリティ基準の変化に対応するために、継続的な学習が必要です。
3:エラーとバグが生じるリスクの高さ
自分でコードを書くと、エラーやバグの発生リスクが高まります。
一つ一つの要素を適切に解決するためには、デバッグとトラブルシューティングのスキルが必要です。
2:ノーコード・ローコード
概要
コーディング経験やプログラミング知識を必要とせずに、ホームページを作成する方法がノーコードと呼ばれる方法です。
シンプルかつ直感的な操作性、一般にはドラッグアンドドロップ機能を使用して簡単にカスタマイズが可能です。
またローコードは、わずかなコーディング作業で機能を拡張する方法です。
こちらもノーコード同様に時間とコストを大幅に節約できます。
開業まで時間が限られている歯科医院が、ホームページの作成と公開を迅速に行うにはノーコード・ローコードツールが適しています。
具体的なツール
ホームページ作成におけるノーコード・ローコードツールとして有名なのが、Wix、Squarespace、Weeblyなどです。
最近では、STUDIO、Canva、Notionといったツールも人気を博しています。
特にSTUDIOはデザイン機能に優れ、Canvaはビジュアルコンテンツ作成に特化、Notionはドキュメント管理とウェブサイト制作の両方に対応しているのが特徴です。
コーディングスキルがないユーザーでも、高品質なホームページを容易に作成できるよう設計されています。
メリット
1:初心者にも優しい
ノーコード・ローコードツールは初心者でも扱いやすく、専門的な技術やウェブデザインの知識が必要ありません。
多くのツールで、SEO対策やソーシャルメディア統合なども設定できます。
2:コスト削減でリーズナブル
ツールを動かす方法、ドラッグアンドドロップ式のことが多く、迅速にホームページを構築できます。
そのため制作会社に頼むよりも大幅に費用を削減できます。
3:簡単な操作で管理・更新が容易
直感的な操作で、ホームページの更新や定期的なメンテナンスを手軽に行えます。
技術的な知識がないユーザーにも使いやすいのが魅力です。
4:高度なカスタマイズが可能
多種多様なテンプレートとカスタム要素(画像、テキスト、ビデオ)を利用して、歯科医院のブランドやスタイルに合わせたユニークなデザインを作成できます。
5:モバイルフレンドリーなデザイン
スマートフォンやタブレットに対応したレスポンシブデザインをスムーズに作成可能です。
特別な設定をすることなく、簡単にさまざまなデバイスに適応できます。
デメリット
1:オリジナリティがない
多くの場合デザインに独自性は少なめなのがローコード・ノーコードツールのデメリットです。
利用可能なテンプレートは限られていて、類似のデザインが多くなる傾向にあります。
2:カスタマイズの限界に直面する
特定の機能や高度なカスタマイズが必要な場合は、テンプレートとプラグインを使用します。
医院の独自性をデザインや機能に反映するには、ノーコードツールだと限界があり、追加のプログラミング作業や専門的な開発サポートが欠かせません。
3:長期的に費用が増加する可能性がある
ローコード・ノーコードツールの初期費用は低いですが、追加機能やアップグレードが必要になると、長期的にはコストが増加する可能性があります。
4:システム統合とデータ処理に制約がある
ノーコードツールは基本的なホームページ制作に適しています。
しかし、複雑な外部システムとの統合や多数のデータソースからの情報の取り込みには限界があります。
3.CMS
概要
コンテンツ管理システム(CMS)は、ホームページを簡単かつ効率的に管理し、公開するためのツールです。
例えば、CMSで有名なWordPressは、特別なプログラミングスキルがない歯科医師でも、テンプレートを元にすれば、特定の治療法の説明ページや、医院のスタッフ紹介、患者さんの声といったコンテンツを、自由に追加・編集できます。
その意味で、ノーコードツールに近いものの、CMSの場合は、より情報提供とコンテンツの更新に焦点を当てた運営が可能です。
定期的に治療に関するブログやニュースを更新することで、患者様との密なコミュニケーションを図れます。
具体的なツール
CMS(コンテンツマネジメントシステム)を利用したホームページ作成として有名なのが、WordPress、Drupal、Joomlaなどです。
これらのツールは、ウェブサイトのコンテンツを簡単に管理し、効率的に更新するために広く使用されています。
特にWordPressは、世界で最も広く使用されているCMSです。
人気の理由は多様性と柔軟性にあります。
ブログ、ECサイト、オンラインストアまで、幅広い種類のウェブサイトに適用可能です。
豊富なテーマとプラグインにより、技術的な知識が少ないユーザーでも比較的容易にカスタマイズ可能なホームページを制作できます。
メリット
1:基本的には技術的な知識がなくても構築可能
CMSは、技術的な知識が少ない、または全くないユーザーでも使えるように設計されています。
そのためあまりWebの知識が無い方でも、スムーズにホームページ作成を始めることが可能です。
2:直感的な操作性
直感的に操作可能なのがCMSの魅力です。
テキストだけはなく、画像や動画などのコンテンツも簡単に管理・編集できます。
3:柔軟性と機能の多様性
CMSは柔軟性が高く、ブログ、ニュースサイト、企業サイトなどさまざまな用途に対応できます。
多様なプラグインを組み込むことで、それぞれの歯科医院の特色に合わせたカスタマイズが可能です。
4:コミュニティとサポート
多くのCMS、特にWordPressは、ユーザーコミュニティで盛んに情報がやり取りされています。
またウェブサイト上にさまざまな学習ツールがあるのもメリットです、そのため、初心者が疑問や問題に直面した場合でも、適切な答えに至りやすくなります。
5.SEO対応
多くのCMSはSEOフレンドリーな構造を備えており、検索エンジン最適化に有利です。
有料テンプレートによっては、より検索上位を取りやすい構造をしており、新規患者の獲得に貢献してくれます。
デメリット
1.プラグイン選択の難しさ
CMSは基本機能だけではあまり意味がありません。
SEOツール、問い合わせフォーム、ソーシャルメディア統合などの機能を追加するためには、プラグインを利用する必要があります。
しかし、プラグインの選択や設定には、ある程度の技術的な知識が必要です。
2.知識が無いと細かなカスタマイズが困難
基本的なコーディング知識がなくてもCMSを用いれば、ホームページを制作できます。
しかし、初期設定やカスタマイズには、特定の技術的な知識が必要です。
またテーマやプラグインのカスタマイズ、メンテナンスを行うには、基本的なコーディング知識が欠かせません。
3.セキュリティリスクの高さ
特に人気のあるCMSは、セキュリティの脆弱性を突かれることがあります。
定期的なアップデートとセキュリティ対策を行わないと、ホームページを改ざんされるリスクは高い傾向にあります。
4.パフォーマンスの低下リスク
一部のCMSにおいては、プラグインを多数使用したり、不適切に設定したりすると、サイトのパフォーマンスが低下することがあります。
ページの読み込み速度が遅くなり、患者様がホームページから離脱する要因となります。
4.AIツール
概要
AI技術を利用してホームページの設計やコンテンツ生成を行う方法です。
近年では多くのウェブサイトビルダーがAI機能を組み込んでいます。
これらのツールを利用することで、スムーズなデザインの選択、効率的なサイト構築を可能にしてくれます。
他のどのような方法よりも、時間を節約してくれるのがメリットです。
ただ新しい技術のため、安全かつ独自性の高いホームページ作成をする上では、まだまだ課題があります。
具体的なツール
ChatGPTに課金したうえで「DesignerGPT」や「B12 AI Websites」などのプラグインを利用してホームページ作成を行う方法。
Bookmark AIやGammaなどウェブ上で利用可能なAIツールを用いて、ホームページのコンテンツやデザイン要素を生成する方法。
Bing Chat をクリエイティブ モードで使用することで、ホームページ作成をサポートしてもらうなどAIツールの使い方はさまざまです。
AIを用いたホームページ作成は、圧倒的なスピードで進んでおり、さまざまな用途での活用が模索されています。
メリット
1.迅速なサイトの構築
AIツールは、時間がかかるデザインプロセスを短縮し、迅速にホームページ制作を行うことが可能です。
2.デザイン知識不要
専門的なウェブデザイン知識がなくても、AIが提供するテンプレートやガイダンスを利用して、見栄えの良いウェブサイトを作成できます。
3.ユーザーフレンドリーな操作性
AIツールは直感的なインターフェースを提供し、Webに関する技術に詳しくない方でも簡単にウェブサイトを管理できます。
4.大規模データを用いたデザイン提案
AIツールによっては、ユーザーの好みや行動を分析して、データに基づいたデザイン提案を行うことができます。
5.市場動向への迅速な対応
AIは最新のウェブトレンドや市場動向を追跡し、効果的にホームページのデザインに反映させることができます。常に時代を先取りしたい方にはおすすめです。
デメリット
1.AIツールの精度が悪い可能性がある
AIツールの言語に関する理解度や精度にはまだ限界があります。
特に日本語だと英語に比べて、複雑な指示や高度なデザイン要求に対応できないケースがたびたび見られます。
2.カスタマイズに制限がある
AIツールはテンプレートベースであるため、カスタマイズの選択肢が限られていることがほとんどです。
医院の特色を反映したデザイン設定、SEO管理、ソーシャルメディア統合など特定の機能の実装が難しいことがあります。
3.追加費用がかかる可能性も
AIツールによってホームページの作成はできても、公開時に費用がかかったり、予算に合ったプランを選択したりする際に、追加費用が要求されたりする可能性があります。
ツールを利用する際は、隠れたコストがないかを確認するようにしましょう。
4.サービスが突然終了する可能性が高い
AIツールは日々さまざまなサービスが生まれていて、なかにはブームに乗っかっただけの悪質なツールも少なくありません。
AIツールを利用してホームページを作成しても、突然サービスが終了し、管理・更新ができなくなる可能性も考えられます。
そのため、カスタマーサポートの質やレスポンスの速さを普段からチェックするようにしましょう。
専門の制作会社に歯科のホームページ制作・運用を任せたほうが良い理由7選
個人でホームページを制作・公開・運営する際のデメリットを解決できるのが、制作会社にホームページ制作を依頼することです。
当社に依頼すると具体的には以下のようなメリットがあります。
1.時間の確保
時間の確保は、忙しい歯科医師の方にとって、一番のメリットかもしれません。
ノーコードやローコードツールを用いてホームページを作成しても、文章や画像を用意するのには時間がかかります。
制作会社でも、ある程度の規模のサイトを作るには、少なくとも2ヶ月~3ヶ月以上かかるのが現実です。
もし開業間もない方の場合、ホームページ作成に時間を取られると、採用やスタッフ指導などがおろそかになってしまいます。
休日に作業するにしても、1日あたりの作成時間は通常4〜6時間程度が現実的だと思います。
これは集中力の維持や他の活動とのバランスを考慮した場合の目安です。
歯科医師にとって時間は非常に貴重なので、ホームページ作成に関する時間的な負担を削減できるのは費用以上のメリットがあります。
2. コンテンツの質
歯科医院のホームページにおいて、コンテンツと写真の質は非常に重要です。
歯科医師と患者様では、使用する言葉が異なるため、専門的な内容を患者様が理解しやすい言葉で表現することが求められます。
そのため効果的な文章やキャッチコピーは、患者様の関心を惹きつけ、歯科医院の特長を明確に伝えるうえで必要不可欠です。
また、情報の鮮度と正確性も重要で、古い情報や誤字脱字の多いコンテンツは、信頼性を損ねる原因となります。
関連性の高いコンテンツの提供は、患者様にとって価値ある情報源となり、歯科医院への信頼を深めることにつながります。
3.プロフェッショナルなデザインと機能
小児歯科を強みとしている医院、矯正治療に特化している医院、誠実さを前面に出したい医院など、各歯科医院は独自の特徴を持っています。
そのため、それぞれの思いや特色をデザインで表現できれば、効果的な集患に結びつけることが可能です。
弊社では色彩理論、レイアウト、フォント選択などのデザインに関する専門知識をもとに、ユーザビリティ(使いやすさ)やアクセシビリティ(アクセスしやすさ)を考えたホームページ制作をご提案します。
また、スマートフォンやタブレット、デスクトップなど異なるデバイスでの表示を最適化し、テキストや画像の崩れを防ぎ、ロード時間を短縮する施策も行います。
4. SEO(検索エンジン最適化)対策
SEO対策は、歯科医院のホームページが検索エンジンで高くランク付けされるために、極めて重要です。
これは、積み木を積み重ねるように、さまざまな要素を組み合わせて行う作業です。
訪問者にとって使いやすく、理解しやすいサイト構造を設計するためには、混乱を招くメニューや情報が見つけにくいサイト構成は避けなければなりません。
また、適切なキーワードの使用、メタデータやアルトテキストの最適化など検索エンジンでのランキング向上に関わる要素を適切に設定し、新規患者の獲得というクライアントの目標に大きく貢献することができます。
5.セキュリティ面の対応
歯科医院のホームページのセキュリティは、患者様の貴重な個人情報を守る上で非常に重要です。
ノーコード・ローコードツールやコンテンツ管理システム(CMS)は便利ですが、それに伴うセキュリティの課題も考慮する必要があります。
ウェブサイトのアップデートは、セキュリティを強化し続けるために不可欠です。
適切に行われないと、コンテンツの表示崩れやサイトの非表示、データ漏洩やハッキングのリスクが高まります。
専門の制作会社にホームページの制作と運用を任せることで、セキュリティ面での信頼性を高め、患者様の個人情報を守ることが可能となります。
6.サポート体制
ホームページの作成はゴールではなく、公開と運用の始まりに過ぎません。制作自体は問題ないものの、公開に関しては、CMSのセットアップ、データベースの設定まで多岐にわたります。
さらに、ホームページをサーバーにアップロードするなどさまざまな課題があります。
また、公開後にサイトが予期せずダウンする、ロード速度が遅いなどの問題が発生することもあるので、ホームページの維持管理も重要です。
弊社では、サイトの運用や更新、トラブルシューティングに関する綿密なサポートをご提供できるのが強みです。
安心してホームページを運用できるという大きな利点があります。
7.法規制への対応
医療に関するホームページは、医療広告ガイドラインや景品表示法などの法規制に従う必要があります。
なによりも重要な点は、法律が定期的に改正される可能性があるため、ホームページの内容も時代や法改正に合わせて、柔軟に変更する必要があることです。
弊社は医療分野のウェブサイトに適用される法規制やガイドラインを深く理解しており、これらの要件に適切に対応することが可能です。
必要に応じて、弁護士や地方自治体などの専門家と協力しながら、ホームページの制作や修正を行うこともあります。
このような専門知識と連携により、法規制に準拠した安全かつ信頼性の高いホームページ制作を保証します。
まとめ
歯科医師が自院のホームページを作成することは、以前に比べると想像以上に刺激的かつスピーディーに仕上げられるようになってきました。
しかし、ツールが発達して、さまざまなことができるようになった一方で、「日々の治療で忙しく、空き時間が無い」「そもそも何から始めればいいのかわからない」「思っていたデザインと違い、中途半端なサイトができあがった」「公開・運用に関してはやはり対応できない」などの声を伺うことが多いのも事実です。
そのため、ホームページの制作・公開・運用を中断し、Instagramやブログサービスなどを検討する方もいらっしゃいます。
しかし、継続的な集患という面ではホームページ以上の困難さが伴い、発言内容によっては炎上リスクも伴う状況です。
もしも今回の記事でホームページ作成を試みて、やはり専門家に相談したいとお考えになった場合は、ぜひ弊社にお任せください。
ホームページは歯科医院の顔とも言える存在で、患者様が来院した際の印象に大きくかかわってきます。
歯科案件に強みのあるゼロメディカルだからこそ、それぞれの歯科医院のコンセプトを捉えて、患者様に選ばれるホームページを作り上げることが可能です。
株式会社ゼロメディカル・主任Webライター
1988年生まれ。大学卒業後、教育分野と出版業界での経験を経て、2016年、株式会社ゼロメディカルにWebライターとして入社。これまでに、歯科医院、動物病院、クリニック、整骨院など、医療分野を中心に、200人以上の経営者を取材。1000以上の記事を執筆した経験を持つ。医療分野のほか、教育、法務、AI分野への造詣も深い。現在、人にしか書けない独自の記事を追求中。