Message

代表からのメッセージ

MESSAGE

MLTV(Medical Life Time Value)が拓く、
医療・介護・福祉の未来へ。
ゼロメディカルは「選ばれ続ける存在」と
なるための支援を続けます。

2025年、ゼロメディカルは新たなステージへ進みます。 医療・介護・福祉の現場は、人々の人生に深く関わる一方で、経営の安定や継続的な運営が大きな課題となっています。私たちは、「MLTV(Medical Life Time Value)」という新たなアプローチを導入し、病院・クリニック・介護施設・福祉施設が、利用者にとって「安心して通い続けられる環境」をつくることで、持続可能な成長をサポートしていきます。

この考えの根底には、「医療・介護・福祉は、一度きりの関係ではなく、人生を通じた支え合いである」という信念があります。利用者にとって、単なる「サービス提供者」ではなく、「安心して通い続けられる場所」であることが、医療・介護・福祉の未来を支える鍵です。

社会が変化する中で、企業の存在意義もまた変わっていきます。

私たちゼロメディカルは、単なる経営支援企業ではなく、医療・介護・福祉を通じて、人と社会をつなぐ役割を果たしていきます。利益を生むことが目的ではなく、社会に価値を提供し続けることが、結果として経営の安定と成長につながると信じています。 これからも、ゼロメディカルは医療・介護・福祉に関わるすべての人々とともに、持続可能な未来を創造していきます。

新たな挑戦へ、一緒に進んでいきましょう。

代表取締役 原 征弘

Roots of Our Philosophy

企業理念が形成されたきっかけ

片耳が聞こえないコンプレックス

小学校低学年の頃に右耳が聴こえないことに気が付きました。

両親にそのことを伝えても「気のせいでは?」と言われ、私自身も気のせいなのではないかと戸惑ってしまいました。右耳は聞こえないまま、そのうちに「左耳は聞こえているから大丈夫」と自分自身に言い聞かせるようになりました。

学校の聴覚検査くらいは聞こえるフリは上手かったのですが、小学校6年生のときに耳の聞こえが悪いことが発覚し、大学病院で詳しい検査を受けることになりました。
検査の結果は「原因不明」。
右耳の聴覚がないため、音が重要な仕事、例えばテレビ局や放送局、音楽関係の仕事に就く事ができないといった内容の事も告げられ、子どもながらにショックを受けました。大学病院の最終回答は「西洋医学では治せない」でした。

将来を心配してくれた両親は東洋医学の鍼治療にも連れて行ってくれました。およそ1年近く通ったとは思いますが、結局は東洋医学でも目覚ましい効果は得られませんでした。同じ時期、学校では難聴が原因で差別されるような経験もしました。

可能性を広げられる企業を目指して

そうした経験を経て、私も社会人になり、結婚して、子供も授かりました。自分が親となって初めて、両親があの時どんな気持ちだったか理解できます。
気を遣わせてしまったことへの恩返し、子どもの将来の幸せについて、「私が人生において出来ることはなんだろうか」という使命感がどんどん大きくなります。

発達障害の子どもたちや親御さんと出会ったのはその頃です。
福祉や介護のことに詳しくなくても、話を聞いた瞬間、「一時的な支援だけではダメだ」と直感しました。ハンデを背負った子どもたちが、大人になり、どのように地域社会と関わっていけるのかを考えなければと。 かつて医者から片耳が聞こえないことを理由に、人生の選択肢を制限された出来事があったからこそ、彼ら・彼女らにシンパシーを感じました。それが「医療」「介護」「福祉」の三軸に本格的に取り組むきっかけとなったわけです。 目の前の業務と社会課題を同時に解決できないかを模索し続けて、現在、より大きな挑戦が出来る土壌が整ってきました。