薄毛対策の効果的な方法7選｜原因別の改善法を解説

「最近、髪のボリュームが減ってきた気がする」「シャワー後の抜け毛が気になる」と感じていませんか。

薄毛の悩みは、見た目の印象だけでなく、日々の気分にも大きく影響するものです。

しかし、薄毛には原因があり、その原因に合った対策を取ることで改善が期待できます。

セルフケアで対処できる場合もあれば、医療機関での治療が効果的なケースもあります。

この記事では、薄毛の原因を4つのタイプに分類し、自分でできる対策7選から医療治療まで、幅広くご紹介します。

正しい知識を身につけて、あなたに合った薄毛対策を見つけていきましょう。

この記事の監修者

原 征弘
株式会社ゼロメディカル 代表取締役

2005年設立の株式会社ゼロメディカルで、医療・介護・福祉領域における経営支援や医療情報メディア運営、WEBマーケティングを統括。医療機関や関連施設の課題解決を支えるとともに、Kenkotto／Diamell／デンタルマイクロスコープClinic などの自社メディアを通じて、正確で分かりやすい情報を届ける体制づくりに取り組んでいる。

本記事では、医療機関の経営支援と医療メディア運営で培った知見にもとづき、情報の客観性・表記の妥当性・最新性を確認しています（※個別の診断・治療方針の判断は医師が行います）。

薄毛の原因は大きく分けて4つ｜まずは自分のタイプを知ろう

薄毛対策を始める前に、まず自分の薄毛の原因を把握することが大切です。原因によって効果的な対策は異なるため、間違った方法では時間とお金を無駄にしてしまう可能性があります。薄毛の原因は大きく4つに分類でき、それぞれ適切なアプローチが必要なんです。ここでは、代表的な4つの原因について詳しく解説します。

AGA（男性型脱毛症）｜男性の薄毛で最も多い原因

AGAは、日本人男性の約30%が発症するとされる、最も多い薄毛の原因です。思春期以降に始まり、額の生え際や頭頂部から徐々に薄くなっていくのが特徴的なパターンになります。

AGAの原因は、男性ホルモンの一種であるDHT（ジヒドロテストステロン）です。テストステロンが5α還元酵素という酵素によってDHTに変換され、このDHTが毛根に作用することで髪の成長サイクルが乱れます。通常2〜6年ある成長期が数ヶ月〜1年に短縮され、髪が十分に育たないまま抜けてしまうんですね。

AGAは進行性のため、放置すると薄毛が広がっていきます

遺伝的な要因も大きく、父方・母方どちらからも受け継ぐ可能性があります。

出典:日本皮膚科学会：男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版

生活習慣の乱れ｜食事・睡眠・ストレスの影響

髪の毛は体の状態を反映する器官であり、生活習慣の乱れが薄毛につながることがあります。特に影響が大きいのが、食事・睡眠・ストレスの3つです。

偏った食生活では、髪の成長に必要なタンパク質やビタミン、ミネラルが不足します。また、睡眠不足は成長ホルモンの分泌を妨げ、髪の成長を阻害する要因に。慢性的なストレスは血行不良を引き起こし、頭皮への栄養供給が滞ってしまいます。

生活習慣による薄毛は改善で回復が期待できる

頭皮環境の悪化｜間違ったヘアケアが原因に

頭皮は髪を育てる「土壌」のようなもの。この頭皮環境が悪化すると、健康な髪が育ちにくくなります。

間違ったシャンプー方法や、洗浄力の強すぎるシャンプーの使用は、頭皮の皮脂バランスを乱す原因です。皮脂が過剰に分泌されると毛穴が詰まり、逆に乾燥しすぎるとフケやかゆみが発生します。また、過度なパーマやカラーリングも頭皮にダメージを与えます。

正しいヘアケア習慣で改善が見込めます

その他の脱毛症｜円形脱毛症・甲状腺疾患など

AGA以外にも、様々な脱毛症が存在します。代表的なものをご紹介しましょう。

円形脱毛症は、突然円形や楕円形の脱毛斑ができる疾患です。自己免疫疾患の一種と考えられており、ストレスが引き金になることもあります。甲状腺疾患（甲状腺機能低下症・亢進症）も脱毛を引き起こすことがあり、全体的に髪が薄くなる特徴があります。

その他、薬剤性脱毛症（抗がん剤など）、牽引性脱毛症（髪を強く引っ張るヘアスタイルが原因）、脂漏性皮膚炎による脱毛なども。これらの脱毛症は、原因となる疾患の治療や、原因行動の改善が必要になります。原因がわからない場合は、皮膚科を受診して適切な診断を受けることをおすすめします。

自分でできる薄毛対策7選｜今日から始められる方法

薄毛の原因がわかったところで、まずは自分でできる対策から始めてみましょう。セルフケアは、AGAの予防や進行を遅らせる効果が期待できるほか、生活習慣や頭皮環境が原因の薄毛には特に効果的です。ここでは、今日から実践できる7つの対策をご紹介します。

セルフケアの効果には個人差があります

①食生活を見直す｜髪に必要な栄養素を摂る

髪の毛は主にケラチンというタンパク質でできています。健康な髪を育てるには、タンパク質をはじめとする様々な栄養素をバランスよく摂取することが大切です。

髪の成長に特に重要な栄養素と、それを多く含む食品をまとめました。

極端なダイエットや偏食は避け、これらの栄養素を意識した食事を心がけましょう。

②正しいシャンプーの方法を身につける

毎日行うシャンプーですが、間違った方法を続けていると頭皮環境を悪化させてしまいます。正しいシャンプーの手順を確認しましょう。

• ブラッシングで髪のもつれをほぐし、ホコリを落とす
• 38〜40度のぬるま湯で十分に予洗いする（2分程度）
• シャンプーを手のひらで泡立ててから頭皮につける
• 爪を立てず、指の腹で頭皮をマッサージするように洗う
• すすぎは3分以上かけて、シャンプーが残らないように

シャンプーは朝より夜がおすすめ

日中についた汚れや皮脂を落とし、頭皮を清潔な状態で眠ることで、睡眠中の髪の成長を促します。1日2回以上のシャンプーは頭皮の乾燥を招くので避けましょう。

③頭皮マッサージで血行を促進する

頭皮の血行が悪いと、毛根に十分な栄養が届きません。頭皮マッサージは血行を促進し、髪の成長環境を整える効果が期待できます。

マッサージのポイントは、指の腹を使って優しく行うこと。こめかみから頭頂部に向かって、円を描くように押し上げていきます。1回3〜5分程度を目安に、シャンプー時や入浴後のリラックスタイムに取り入れてみてください。

強すぎるマッサージは逆効果です

頭皮を傷つけたり、毛根にダメージを与える可能性があるので、「気持ちいい」と感じる程度の力加減で行いましょう。

④睡眠の質を上げる｜成長ホルモンと髪の関係

髪の成長には、睡眠中に分泌される成長ホルモンが深く関わっています。特に入眠後3時間の深い眠りの時に多く分泌されるため、睡眠の質を高めることが重要です。

睡眠の質を上げるためのポイントをいくつかご紹介します。毎日同じ時間に就寝・起床する、寝る前のスマートフォンやパソコンを控える、寝室の温度・湿度を適切に保つ、カフェインは就寝4時間前までに。

理想的な睡眠時間は7〜8時間とされていますが、時間だけでなく質も大切です。朝スッキリ目覚められるかどうかを、睡眠の質の目安にしてみてください。

⑤ストレスをためない工夫をする

慢性的なストレスは、自律神経のバランスを乱し、頭皮の血行不良を引き起こします。また、ストレスによる食欲不振や睡眠障害も、間接的に薄毛に影響を与えます。

効果的なのは適度な運動です。ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動は、血行促進とストレス解消の両方に効果があります。その他、趣味の時間を持つ、入浴でリラックスする、信頼できる人に話を聞いてもらうなど、自分に合った方法を見つけましょう。

完全にストレスをなくすことは難しいですが、上手に付き合っていく工夫が大切です。

⑥育毛剤・発毛剤を使う｜市販品の選び方

ドラッグストアなどで購入できる育毛剤・発毛剤も、薄毛対策の選択肢の一つです。ただし、「育毛剤」と「発毛剤」は別物なので、目的に合わせて選ぶ必要があります。

育毛剤は「医薬部外品」で、頭皮環境を整え、抜け毛予防や髪にハリ・コシを与える効果が期待できます。一方、発毛剤は「第1類医薬品」で、ミノキシジルという有効成分が配合されており、発毛を促進する効果があります。市販の発毛剤（リアップなど）に含まれるミノキシジル濃度は、男性用が5%、女性用が1%です。

発毛剤は薬剤師に相談してから購入を

効果を実感するまでには最低4ヶ月程度の継続使用が必要です。

⑦紫外線から頭皮を守る

紫外線は肌だけでなく、頭皮にもダメージを与えます。頭皮が日焼けすると、炎症を起こしたり、毛母細胞がダメージを受けて抜け毛の原因になることも。

特に薄毛が気になる方は、頭皮が紫外線にさらされやすい状態です。外出時は帽子をかぶる、日傘を使う、頭皮用の日焼け止めスプレーを活用するなどの対策を心がけましょう。

帽子の長時間着用は蒸れに注意

適度に外して換気することも大切です。

セルフケアと医療治療、どっちを選ぶべき？｜判断の目安

セルフケアを続けるべきか、医療機関を受診すべきか迷う方も多いでしょう。判断の目安は「薄毛の原因」と「進行度」です。ここでは、それぞれのケースについて解説します。

セルフケアで改善が期待できるケース

以下のような場合は、まずセルフケアから始めてみることをおすすめします。

薄毛に気づいて間もない初期段階の方、生活習慣の乱れに心当たりがある方、頭皮のかゆみやフケなど頭皮トラブルがある方、過度なダイエットや偏食をしている方。これらのケースでは、生活習慣の改善や正しいヘアケアで変化が見られる可能性があります。

3〜6ヶ月続けても改善がなければ専門医へ

AGAなど別の原因が考えられるため、専門医への相談を検討しましょう。

医療治療を検討したほうがいいケース

以下のような場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

額の生え際や頭頂部が明らかに薄くなっている場合、家族（特に父方・母方の祖父）に薄毛の人がいる場合、20〜30代から薄毛が始まっている場合、セルフケアを続けても改善が見られない場合。これらはAGAの可能性が高く、セルフケアだけでは進行を止めることが難しいです。

AGAは進行性のため早期治療が効果的

「もう少し様子を見よう」と先延ばしにするうちに、治療の選択肢が狭まってしまうケースもあります。

進行度別チェックリスト｜自分の状態を確認しよう

以下のチェックリストで、ご自身の状態を確認してみてください。

• 抜け毛が以前より増えた気がする
• 髪のボリュームが減った
• 額の生え際が後退している
• 頭頂部の地肌が透けて見える
• 髪が細くなった・ハリがなくなった
• セルフケアを3ヶ月以上続けても変化がない
• 家族に薄毛の人がいる

AGAクリニックの治療法と効果｜医療機関でできること

AGAと診断された場合、医療機関ではどのような治療を受けられるのでしょうか。日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）では、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル外用が推奨度Aとされており、これらが治療の中心となります。それぞれの治療法について詳しく見ていきましょう。

フィナステリド・デュタステリド｜抜け毛を抑える内服薬

フィナステリドとデュタステリドは、AGAの原因であるDHT（ジヒドロテストステロン）の生成を抑える内服薬です。5α還元酵素という酵素の働きをブロックすることで、抜け毛を抑制します。

フィナステリドは5α還元酵素のII型を阻害し、デュタステリドはI型とII型の両方を阻害します。そのため、デュタステリドの方がやや強力とされています。

日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）では、どちらも推奨度A（行うよう強く勧める）とされています。効果を実感するまでには3〜6ヶ月程度かかり、継続使用が必要です。

主な副作用として、性欲減退や勃起不全が報告されていますが、発生率は数%程度です。

出典:日本皮膚科学会：男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版

ミノキシジル｜発毛を促す外用薬・内服薬

ミノキシジルは、発毛を促進する効果がある薬剤です。もともとは高血圧の治療薬として開発されましたが、発毛効果が発見され、現在は薄毛治療にも使われています。

外用薬（塗り薬）は国内で承認されており、日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）でも推奨度Aとされています。頭皮の血行を促進し、毛母細胞を活性化させる作用があります。市販の発毛剤にも配合されています。

内服薬はAGA治療目的では国内未承認です

多くのクリニックで処方されていますが、外用薬より全身性の副作用（むくみ、動悸、多毛など）が出る可能性があるため、医師の説明を十分に受けた上で、ご自身で判断することが重要です。

出典:日本皮膚科学会：男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版

メソセラピー・植毛｜さらに積極的な治療法

投薬治療で十分な効果が得られない場合や、より積極的な治療を希望する場合には、メソセラピーや植毛という選択肢もあります。

メソセラピーは、発毛に有効な成分（成長因子など）を頭皮に直接注入する治療法です。投薬治療との併用で効果を高めることが期待できます。

メソセラピーはガイドライン推奨度C2（エビデンス不十分）

自毛植毛は、AGAの影響を受けにくい後頭部の毛髪を薄毛部分に移植する外科手術です。一度定着すれば半永久的に生え続けるメリットがありますが、費用が高額で、ダウンタイムも必要です。進行した薄毛に対しては有効な選択肢となります。

治療にかかる費用の目安

AGA治療は保険適用外のため、全額自己負担です

治療法ごとの費用の目安をまとめました。

オンラインクリニックは比較的安価で手軽

通院の手間がなく、初診無料のクリニックも多いので、まずは相談してみることをおすすめします。

薄毛治療の副作用と注意点｜知っておきたいリスク

AGA治療薬には一定の副作用リスクがあります。治療を始める前に、副作用の内容と発生率を正しく理解しておくことが大切です。ここでは、主な治療薬の副作用について解説します。

フィナステリド・デュタステリドの副作用

フィナステリドの主な副作用として報告されているのは、性欲減退（1〜5%）、勃起不全（1%未満）、精液量減少（1%未満）などです。

デュタステリドも同様の副作用があり、性欲減退（3.9%）、勃起不全（4.3%）、射精障害（1.0%）などが報告されています。

服用中止で多くの場合改善します

また、女性（特に妊婦）は胎児への影響があるため、服用はもちろん、薬剤に触れることも避ける必要があります。

出典:PMDA：ザガーロカプセル0.5mg添付文書

ミノキシジルの副作用

外用ミノキシジルの副作用としては、頭皮のかゆみ、発赤、かぶれなどの皮膚症状が主です。これらは使用部位に限られた症状であり、重篤な副作用は稀です。

内服ミノキシジルは、全身に作用するため、より広範な副作用の可能性があります。

1,404名を対象とした研究では、最も多い副作用は多毛症（体毛が濃くなる）で15.1%に見られました。

その他、むくみ、動悸、頭痛なども報告されています。ただし、副作用による治療中止率は1.2%と低く、適切な管理下では比較的安全に使用できるとされています。

出典:J Am Acad Dermatol 2021：Safety of low-dose oral minoxidil for hair loss

副作用が出たときの対処法

副作用が現れた場合は、まず処方医に相談することが基本です。自己判断で急に服用を中止すると、症状が悪化したり、治療効果が失われる可能性があります。

軽度の副作用であれば、薬の減量や種類の変更で対応できることも多いです。また、初期に起こりやすい「初期脱毛」は、薬が効いている証拠とも言えるので、過度に心配する必要はありません。

重度の症状は即座に服用中止・受診を

胸痛、急激なむくみ、呼吸困難などが現れた場合は、すぐに服用を中止し、医療機関を受診してください。

やってはいけない薄毛対策｜逆効果になるNG行為

薄毛を何とかしたいという気持ちから、かえって逆効果になることをしてしまうケースがあります。ここでは、避けるべき薄毛対策について解説します。正しい知識で、無駄な投資やリスクを避けましょう。

科学的根拠のない民間療法に頼る

インターネットやSNSでは、様々な「薄毛に効く」という情報が飛び交っています。しかし、科学的根拠のない民間療法に頼ることは避けましょう。

• わかめや昆布を食べると髪が増える→海藻にはミネラルが含まれますが、それだけで発毛効果はありません
• 頭を逆さにすると血行が良くなる→一時的な血流増加はあっても、発毛効果は証明されていません
• 特定のサプリメントで髪が生える→医薬品ではないため、発毛効果は期待できません

医学的に効果が認められた治療法を選びましょう

個人輸入薬を使う｜偽造品・健康被害のリスク

海外から個人輸入したAGA治療薬は、国内処方より安価なことがあります。しかし、個人輸入には大きなリスクがあります。

まず、偽造品や粗悪品のリスクです。成分量が不正確だったり、有害な物質が混入している可能性があります。

また、正規品であっても、日本国内では品質・安全性の公的確認がされていません。

個人輸入薬は副作用被害救済制度の対象外です

副作用による治療費や補償を受けられない可能性があります。安全のためにも、国内の医療機関で処方を受けることを強くおすすめします。

出典:厚生労働省：医薬品等の個人輸入について

過度な頭皮ケア｜洗いすぎ・マッサージのしすぎ

「頭皮を清潔にしなければ」「血行を良くしなければ」と思うあまり、過度なケアをしてしまうことがあります。

• 1日に何度もシャンプーする→必要な皮脂まで落とし、頭皮が乾燥する
• 強い力で頭皮マッサージをする→頭皮や毛根を傷つける
• 硬いブラシで頭皮を刺激する→炎症を起こす原因に

頭皮ケアは「適度に」が基本です

シャンプーは1日1回、マッサージは優しい力加減で行いましょう。やりすぎは逆効果になることを覚えておいてください。

薄毛対策におすすめのAGAクリニック5院

セルフケアでは改善が見られない場合や、AGAの可能性がある場合は、専門クリニックでの治療を検討しましょう。ここでは、実績や利便性に優れたおすすめのクリニックを5院ご紹介します。

DMMオンラインクリニック｜24時間対応で手軽に始められる

DMMオンラインクリニックは、DMMが運営するAGA治療サービスです。24時間診療に対応しており、仕事が忙しい方でも自分のペースで受診できます。

予防プランは月額2,097円〜、発毛プランは月額1,861円〜と業界でも比較的安価な価格設定が魅力です。長期プランを選ぶとさらにお得になります。DMMグループ運営の安心感もあり、初めてAGA治療を始める方にもおすすめです。

クリニックフォア｜オンラインと対面を選べる

クリニックフォアは、オンライン診療と対面診療の両方に対応したクリニックです。全国10院以上を展開しており、オンラインで始めて対面に切り替えることも可能です。

予防プランは月額1,049円〜、発毛プランは月額1,851円〜と、定期便の割引率が高いのが特徴。アプリで簡単に予約でき、土日祝も対応しているため、忙しい方でも利用しやすいクリニックです。

AGAスキンクリニック｜全国60院以上の実績

AGAスキンクリニックは、全国60院以上を展開するAGA治療専門のクリニックです。発毛実感率99.4%という実績があり、投薬治療からメソセラピー、植毛まで幅広い治療法を提供しています。

予防プランは初回3,700円、2回目以降月額6,200円。発毛プランは月額8,400円〜（12ヶ月プラン）です。オリジナル治療薬「Rebirth」や、全額返金保証制度があるのも特徴。対面でしっかり診察を受けたい方、様々な治療法を比較検討したい方におすすめです。

出典:AGAスキンクリニック公式サイト：発毛実感率について

湘南AGAクリニック｜全国に多数の院を展開

湘南AGAクリニックは、全国140院以上を展開する大手美容クリニックのAGA部門です。圧倒的な院数で、地方にお住まいの方でも通いやすいのが最大の強みです。

予防プラン（フィナステリド）は月額3,000円、発毛プランは月額8,500円〜（3ヶ月まとめての場合）。投薬から植毛まで幅広い治療選択肢があり、大手美容クリニックならではの安心感があります。オンライン診療にも対応しています。

イースト駅前クリニック｜駅近でスピーディーな処方

イースト駅前クリニックは、全国42院を展開する男性専門クリニックです。その名の通り、すべてのクリニックが駅から徒歩数分の立地にあり、仕事帰りにも立ち寄りやすいのが特徴です。

予防プランは月額1,650円〜、発毛プランは月額5,945円〜と、比較的リーズナブルな価格設定。診察から処方までがスピーディーで、忙しいビジネスマンに人気があります。オンライン診療にも対応しています。

薄毛対策でよくある質問（Q&A）

まとめ

薄毛の原因は、AGA、生活習慣の乱れ、頭皮環境の悪化、その他の脱毛症の4つに大別できます。効果的な対策を取るためには、まず自分の薄毛の原因を把握することが大切です。

食生活の改善、正しいシャンプー、頭皮マッサージ、睡眠の質向上、ストレス対策、育毛剤・発毛剤の使用、紫外線対策など、今日から始められるセルフケアは数多くあります。生活習慣や頭皮環境が原因の薄毛には、これらのセルフケアが効果的です。

一方、AGAの場合はセルフケアだけでは進行を止めることが難しく、医療機関での治療が効果的です。フィナステリドやデュタステリドの内服薬、ミノキシジルの外用薬・内服薬など、医学的に効果が認められた治療法があります。早期に治療を始めるほど、改善が期待できます。

科学的根拠のない民間療法や個人輸入薬は避けましょう

特に個人輸入薬は、偽造品のリスクや、副作用被害救済制度の対象外となるリスクがあります。

本記事でご紹介した治療法の効果には個人差があります。ご自身に合った薄毛対策を見つけるために、気になる症状がある場合は専門医にご相談ください。早めの対策が、将来の髪を守ることにつながります。

この記事の監修者

原 征弘
株式会社ゼロメディカル 代表取締役

2005年設立の株式会社ゼロメディカルで、医療・介護・福祉領域における経営支援や医療情報メディア運営、WEBマーケティングを統括。医療機関や関連施設の課題解決を支えるとともに、Kenkotto／Diamell／デンタルマイクロスコープClinic などの自社メディアを通じて、正確で分かりやすい情報を届ける体制づくりに取り組んでいる。

本記事では、医療機関の経営支援と医療メディア運営で培った知見にもとづき、情報の客観性・表記の妥当性・最新性を確認しています（※個別の診断・治療方針の判断は医師が行います）。