「自毛植毛に興味があるけど、費用が高くて手が出せない…」そんな悩みを抱えていませんか。
自毛植毛は一度の施術で半永久的な効果が期待できる治療法ですが、数十万円から数百万円という費用がネックになりがちです。
しかし、モニター制度やキャンペーンの活用、早期治療でグラフト数を抑えるなど、費用を抑える方法は複数存在します。
この記事では、自毛植毛の費用相場から安く受けるための具体的な方法、さらには安さだけで選んで後悔しないためのポイントまで詳しく解説していきます。
結論として、自毛植毛は50万円〜200万円程度が相場ですが、モニター制度の活用や早期治療により費用を大幅に抑えることが可能です。ただし、安さだけで選ぶと生着率の低下や追加費用が発生するリスクがあるため、クリニック選びは慎重に行うことが大切です。
- 自毛植毛の費用相場は500グラフトで50〜80万円、1,000グラフトで100〜150万円程度
- モニター制度や早期治療の活用で費用を30〜50%抑えられる可能性がある
- 安さだけで選ぶと生着率低下や修正費用のリスクがあるため、医師の技術力も重視すべき
- 結論：費用を抑えつつ満足度の高い植毛を受けるには、複数クリニックでの見積もり比較とモニター制度の活用がおすすめです。
2005年設立の株式会社ゼロメディカルで、医療・介護・福祉領域における経営支援や医療情報メディア運営、WEBマーケティングを統括。医療機関や関連施設の課題解決を支えるとともに、Kenkotto／Diamell／デンタルマイクロスコープClinic などの自社メディアを通じて、正確で分かりやすい情報を届ける体制づくりに取り組んでいる。
本記事では、医療機関の経営支援と医療メディア運営で培った知見にもとづき、情報の客観性・表記の妥当性・最新性を確認しています（※個別の診断・治療方針の判断は医師が行います）。
自毛植毛の費用相場｜いくらかかる？
自毛植毛を検討するうえで、まず知っておきたいのが費用相場です。植毛費用は「グラフト数」と「術式」によって大きく変わってきます。ここでは、実際にどのくらいの費用がかかるのか、項目別に詳しく見ていきましょう。
グラフト数と費用の目安
自毛植毛の費用は、移植する「グラフト（毛包単位）」の数によって決まります。1グラフトには平均して1〜4本の毛髪が含まれており、薄毛の範囲が広いほど必要なグラフト数も増えていきます。
一般的な費用目安として、500グラフトで50〜80万円、1,000グラフトで100〜150万円、1,500グラフトで150〜200万円程度が相場です。ただし、これはクリニックや術式によって異なるため、あくまで目安として考えてください。
薄毛の進行度別に見ると、生え際のみの軽度な場合は500〜800グラフト、前頭部から頭頂部にかけての中程度であれば1,000〜1,500グラフト、広範囲にわたる重度の場合は2,000グラフト以上が必要になることもあります。
術式による費用の違い（FUT法・FUE法・CHOI法）
自毛植毛には複数の術式があり、それぞれ費用や特徴が異なります。代表的な3つの術式について説明します。
FUT法（ストリップ法）は、後頭部の皮膚を帯状に切り取り、毛包を分離して移植する方法です。1グラフトあたりの単価が比較的安く、大量移植に向いているのが特徴ですが、線状の傷跡が残るデメリットがあります。
FUE法は、専用のパンチで毛包を一つずつ採取する方法です。傷跡が目立ちにくい反面、1グラフトあたりの単価はFUT法より高くなる傾向があります。多くのクリニックで採用されている標準的な術式といえます。
CHOI法（植毛ペン法）は、専用の植毛ペンを使って採取と移植を同時に行う方法です。毛根へのダメージが少なく高い生着率が期待できますが、技術的な難易度が高いため費用も高めに設定されています。
基本料金以外にかかる費用
自毛植毛の費用を考える際は、グラフト単価だけでなく、その他の費用も確認しておくことが重要です。
まず、多くのクリニックでは「基本料金」が設定されています。これは手術の準備や麻酔、設備使用料などを含むもので、20万円〜33万円程度が一般的です。グラフト料金とは別に発生するため、総額を計算する際には注意が必要です。
その他にも、初診料・カウンセリング料、血液検査費用、術後の薬代、交通費・宿泊費（遠方の場合）などがかかることがあります。総費用を把握するためには、カウンセリング時に見積もりをしっかり確認しましょう。
自毛植毛の費用を安く抑える5つの方法
自毛植毛は決して安い治療ではありませんが、工夫次第で費用を抑えることは可能です。ここでは、実際に活用できる5つの方法を紹介します。
モニター制度を活用する
最も効果的に費用を抑える方法の一つが、モニター制度の活用です。多くのクリニックでは、症例写真の提供や体験談の公開を条件に、30〜50%の割引を受けられるモニター制度を設けています。
モニターには「顔出しあり」と「顔出しなし」があり、顔出しありの方がより高い割引率が適用されることが一般的です。プライバシーが気になる方は、施術部位のみの写真提供で済む「部分モニター」を選ぶこともできます。
ただし、モニターは常に募集しているわけではなく、審査がある場合もあります。希望する場合は早めにクリニックへ問い合わせることをおすすめします。
早めに治療を始めてグラフト数を抑える
AGAは進行性の脱毛症です。放置すると薄毛の範囲が広がり、必要なグラフト数も増えてしまいます。つまり、早期に治療を開始することで、移植に必要なグラフト数を最小限に抑え、結果として費用を抑えることができるのです。
例えば、生え際のみの施術であれば500グラフト（50〜80万円程度）で済む場合でも、放置して前頭部全体に広がると1,500グラフト以上（150万円以上）が必要になることもあります。薄毛が気になり始めたら、早めにカウンセリングを受けることが費用面でも重要です。
キャンペーンや割引を利用する
クリニックによっては、期間限定のキャンペーンや各種割引制度を実施しています。例えば、開院記念キャンペーン、季節限定の割引、紹介割引、学生割引などがあります。
また、初回カウンセリング当日に契約すると割引が適用される場合や、複数回の施術をまとめて契約することで割引を受けられるケースもあります。
ただし、割引に惹かれて焦って契約することは避け、十分に検討したうえで判断することが大切です。
医療ローン・分割払いを活用する
自毛植毛の費用を一括で支払うのが難しい場合は、医療ローンや分割払いを活用する方法があります。多くのクリニックでは、提携の医療ローンを用意しており、月々1万円程度からの支払いプランを選べることもあります。
医療ローンを利用する際は、金利や手数料、総支払額を事前に確認しましょう。クリニックによっては分割手数料を負担してくれるところもあるため、カウンセリング時に相談してみることをおすすめします。
ただし、ローンはあくまで「分割」であり、総額が安くなるわけではありません。無理のない返済計画を立てることが重要です。
複数クリニックで見積もりを比較する
同じグラフト数でも、クリニックによって費用は大きく異なります。そのため、最低でも2〜3院のカウンセリングを受けて、見積もりを比較することが大切です。
見積もりを比較する際は、グラフト単価だけでなく、基本料金の有無、含まれるサービス内容（血液検査、術後の薬代など）、アフターケアの範囲なども確認しましょう。見積もりが安くても、必要なサービスが含まれていなければ、結果として高くつくこともあります。
多くのクリニックでは無料カウンセリングを実施しているため、費用を気にせず複数のクリニックを回ることができます。
安さだけで選ぶと後悔する？知っておきたい注意点
費用を抑えたい気持ちは理解できますが、安さだけでクリニックを選ぶと後悔する可能性があります。ここでは、安さ重視のリスクと、賢い選び方のポイントを解説します。
生着率と医師の技術力の関係
自毛植毛の成功を左右する最も重要な要素は、移植した毛髪がしっかりと生着するかどうかです。生着率は医師の技術力や経験に大きく依存し、技術力の高い医師であれば90%以上の生着率が期待できますが、個人差があります。
一方で、経験の浅い医師や設備の整っていないクリニックでは、生着率が低くなるリスクがあります。せっかく植毛しても毛髪が定着しなければ、追加の施術が必要になり、結果として費用が高くつくことになります。
料金が極端に安いクリニックの場合は、なぜ安いのかを確認することが重要です。医師の経験や症例数、使用する機器などを比較検討しましょう。
アフターケア不足で追加費用がかかるケース
植毛手術は、施術して終わりではありません。術後のアフターケアが生着率や仕上がりに大きく影響します。適切なケアを受けられないと、感染症や炎症のリスクが高まり、追加の治療費が発生することもあります。
安さを重視するあまり、アフターケアが充実していないクリニックを選んでしまうと、術後のトラブル対応に追加費用がかかる可能性があります。カウンセリング時には、術後のフォロー体制や、トラブル時の対応についても確認しておきましょう。
失敗した場合の修正費用
自毛植毛で「失敗」とされるケースには、生着率の低さ、不自然な仕上がり、傷跡の目立ちなどがあります。このような場合、修正手術が必要になることがあり、その費用は初回の施術と同等かそれ以上になることも少なくありません。
また、他院での失敗を修正する場合、難易度が上がるため費用も高くなる傾向があります。最初から信頼できるクリニックを選ぶことが、結果的には最も費用対効果が高いといえます。
クリニック選びの際は、修正手術の症例があるかどうか、その対応体制についても確認しておくと安心です。
海外植毛は本当に安い？メリットとリスク
「海外なら安く植毛できる」という情報を目にしたことがある方も多いでしょう。特にトルコは植毛大国として知られています。ここでは、海外植毛の実態とリスクについて解説します。
トルコなど海外植毛の費用相場
トルコをはじめとする海外での植毛は、日本と比較してかなり安い価格設定になっています。例えば、トルコでは3,000〜5,000グラフトの植毛が30〜50万円程度で受けられるケースもあり、日本の半額以下の費用で済むことがあります。
この価格差は、人件費や物価の違い、植毛クリニックの競争激化などが理由です。トルコは年間数万人の「植毛ツーリスト」を受け入れており、パッケージプランも充実しています。
渡航費・宿泊費を含めた総費用
海外植毛を検討する際は、施術費用だけでなく、渡航費や宿泊費も含めた総費用で比較する必要があります。日本からトルコへの往復航空券は10〜20万円程度、宿泊費は1週間で3〜5万円程度かかることが一般的です。
多くの海外クリニックでは、空港送迎、宿泊、施術費用がパッケージになったプランを提供しています。それでも総額50〜80万円程度で収まることが多く、日本での施術と比較すると安価といえます。
ただし、万が一トラブルが発生した場合の再渡航費用や、術後のフォローアップのための追加渡航費用も考慮しておく必要があります。
言語の壁やアフターケアの問題点
海外植毛の最大のリスクは、言語の壁とアフターケアの問題です。カウンセリングや手術中のコミュニケーションが十分にできないと、希望するデザインが伝わらなかったり、術後の注意点を理解できなかったりするリスクがあります。
また、帰国後にトラブルが発生した場合、すぐにクリニックを受診することができません。感染症や術後の経過不良が起きても、日本国内のクリニックでは対応を断られることもあります。
さらに、海外のクリニックは日本の医療法規制の対象外であり、万が一の医療事故が起きた際の補償体制が不十分な場合もあります。費用の安さだけでなく、これらのリスクを十分に理解したうえで判断することが重要です。
自毛植毛と他の薄毛治療｜長期コストを比較
自毛植毛は初期費用が高いものの、一度の施術で半永久的な効果が期待できます。他の薄毛治療と比較した場合、長期的なコストパフォーマンスはどうなのでしょうか。
内服薬・外用薬を続けた場合の5年・10年コスト
AGA治療薬（フィナステリドやミノキシジル）は、自毛植毛と比較すると初期費用は安価ですが、効果を維持するためには継続して使用する必要があります。
| 治療法 | 月額費用 | 5年間の総費用 | 10年間の総費用 |
|---|---|---|---|
| 内服薬のみ | 5,000〜10,000円 | 30〜60万円 | 60〜120万円 |
| 内服薬＋外用薬 | 10,000〜20,000円 | 60〜120万円 | 120〜240万円 |
| 自毛植毛（1,000グラフト） | — | 100〜150万円 | 100〜150万円 |
上記の表からわかるように、内服薬と外用薬を10年間継続した場合の費用は、自毛植毛と同等かそれ以上になる可能性があります。ただし、自毛植毛後もAGAの進行を抑えるために内服薬の継続が推奨される場合があることも考慮しておきましょう。
かつら・増毛との費用比較
かつらや増毛も薄毛対策の選択肢ですが、これらは継続的なメンテナンス費用が発生します。
| 対策法 | 初期費用 | 年間維持費 | 10年間の総費用 |
|---|---|---|---|
| かつら（高品質） | 30〜100万円 | 10〜30万円 | 130〜400万円 |
| 増毛 | 10〜50万円 | 20〜50万円 | 210〜550万円 |
| 自毛植毛（1,000グラフト） | 100〜150万円 | 0円 | 100〜150万円 |
かつらは2〜3年ごとの買い替えが必要で、増毛は毎月のメンテナンスが欠かせません。長期的に見ると、自毛植毛の方が費用を抑えられるケースが多いといえます。
自毛植毛が向いている人・向いていない人
- 薄毛が気になる部分が限定的で、後頭部に十分なドナー毛がある人
- 内服薬だけでは効果が不十分で、より確実な改善を求める人
- 長期的なランニングコストを抑えたい人
- 自分の毛髪で自然な仕上がりを希望する人
- AGAが進行しすぎて、ドナー毛が不足している人
- まだ薄毛の初期段階で、内服薬で十分改善が見込める人
- 手術に対する恐怖心が強い人
- まとまった費用を用意することが難しい人
どの治療法が最適かは、薄毛の進行度や体質、生活スタイルによって異なります。まずは専門医に相談して、自分に合った治療法を見つけることが大切です。
失敗しないクリニックの選び方｜チェックポイント
自毛植毛で満足のいく結果を得るためには、クリニック選びが非常に重要です。ここでは、失敗しないためのチェックポイントを紹介します。
医師の症例数・専門性を確認
最も重要なのは、執刀医の経験と専門性です。以下の点を確認しましょう。
- 植毛専門医としての経験年数
- 年間の施術件数・累計症例数
- 得意とする術式
- 症例写真の公開状況
- 学会での発表や論文の有無
症例写真を確認する際は、自分と似た薄毛のパターンの症例があるかどうかもチェックしましょう。また、術前・術後だけでなく、1年後、2年後の経過写真も確認できると安心です。
総費用の透明性をチェック
見積もりを確認する際は、以下の点に注意しましょう。
- 基本料金とグラフト料金の内訳が明確か
- 血液検査や術後の薬代は含まれているか
- 追加費用が発生する条件は明示されているか
- キャンセル料や変更料の規定はあるか
不明瞭な料金体系のクリニックは避け、総額でいくらかかるのかを明確に提示してくれるクリニックを選びましょう。
術後のアフターケア体制
術後のアフターケア体制も重要なチェックポイントです。
- 術後の定期検診は含まれているか
- 緊急時の連絡体制は整っているか
- 術後のトラブル対応（追加施術）の費用負担はどうなっているか
- 遠方からの通院に配慮したフォロー体制はあるか
特に、術後1週間〜1ヶ月は経過観察が重要な時期です。この期間のサポート体制がしっかりしているクリニックを選ぶことをおすすめします。
無料カウンセリングの活用法
多くのクリニックでは無料カウンセリングを実施しています。この機会を最大限に活用しましょう。
- 事前に質問リストを作成しておく
- 必要なグラフト数と費用の見積もりを依頼する
- 術式の選択肢とそれぞれのメリット・デメリットを確認する
- 実際に執刀する医師と話せるか確認する
- 院内の雰囲気やスタッフの対応を観察する
カウンセリングで強引な勧誘をしてくるクリニックや、質問に対して曖昧な回答しかできないクリニックは避けた方が無難です。
費用を抑えて植毛できるおすすめのAGAクリニック3院
ここでは、費用を抑えながらも信頼性の高い自毛植毛を受けられる3つのクリニックを紹介します。それぞれ特徴が異なるため、自分に合ったクリニックを選ぶ参考にしてください。
湘南AGAクリニック
| 湘南美容クリニック・湘南AGAクリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン | フィナステリド 1ヶ月：3000円(税込) |
| 発毛プラン | HRタブレットF(フィナステリド)＋HRタブレットM(ミノキシジル) 3ヶ月まとめて：25,500円(税込) |
| 診察費 | 0円 |
| オンライン診療 | 初診からオンライン診療ができる 診察時間：9:30〜20:30 休診日：なし |
| 治療内容 | 内服薬・外用薬・注入治療等・自毛植毛・サプリメント |
| 保証内容 | 全額返金（3ヶ月間治療を継続して効果がない場合） |
- 3ヶ月のM字発毛実感コースがある
- オンライン診療にも対応
- 全額返金制度がある
湘南AGAクリニックは、全国140院以上を展開する大手美容クリニックグループです。投薬治療から植毛まで幅広い治療選択肢を持ち、自分に合った治療法を相談できるのが強みです。
植毛においては、スマートFUE法をはじめとする複数の術式を提供しています。症例数も豊富で、多くの症例写真を公式サイトで確認できます。大手ならではの安心感と、全国展開による通いやすさが魅力といえるでしょう。
また、モニター制度も充実しており、条件を満たせば費用を抑えて施術を受けることが可能です。まずは無料カウンセリングで具体的な費用を確認してみることをおすすめします。
アイランドタワークリニック
| アイランドタワークリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン | ー |
| 発毛プラン | 刈り上げる自毛植毛i-Direct 基本治療費用：220,000円/回 グラフト費用：990円/株 刈らないダイレクトU-Direct 基本治療費用：220,000円/回 グラフト費用：1,650円/株 |
| 診察費 | 0円 |
| オンライン診療 | ー |
| 治療内容 | 自毛植毛 |
| 保証内容 | 全額返金保証制度（植毛の生着が全く見られない場合は、手術代金を全額返金、または追加費用なしで生着不足分の再手術） |
- 症例数が多い
- 機械に頼らない医師の手による自毛植毛
- 自毛植毛に全額返金保証がある
アイランドタワークリニックは、自毛植毛を専門とするクリニックで、累計症例数は25,000件以上を誇ります。国内最大手の植毛専門クリニックとして、豊富な経験と高い技術力が特徴です。
独自開発のi-Direct法やU-Direct法など、高度な術式を提供しています。i-Direct法は基本料金220,000円＋990円/株、U-Direct法は基本料金220,000円＋1,650円/株という料金体系になっています。
植毛専門クリニックならではの専門性の高さと、長年の実績に基づいた安心感を求める方におすすめです。東京、名古屋、大阪、福岡の4院で対応しています。
親和クリニック
| 親和クリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン | ー |
| 発毛プラン | 高密度自毛植毛 MIRAI 法 基本治療費用：220,000円/回 グラフト費用：990円/株 高密度自毛植毛 NC-MIRAI 法 基本治療費用：330,000円/回 グラフト費用：2,200円/株 高密度自毛植毛 United-MIRAI 法 基本治療費用：275,000円/回 グラフト費用：990円/株〜 |
| 診察費 | 0円 |
| オンライン診療 | ー |
| 治療内容 | 自毛植毛 |
| 保証内容 | ー |
- 「MIRAI法」によるメスを使わない毛根採取による自毛植毛
- AGAの投薬治療も行っている
- 自毛植毛に関しては交通費補助がある
親和クリニックも自毛植毛を専門とするクリニックで、「刈り上げない」植毛など高度な技術を持っています。術後のアフターケアが充実していることでも知られています。
MIRAI法（基本料金220,000円＋990円/株）、NC-MIRAI法（基本料金330,000円＋2,200円/株）、United-MIRAI法（基本料金275,000円＋990円/株〜）など、複数の術式から選択できます。
NC-MIRAI法は後頭部を刈り上げずに採取できるため、術後すぐに日常生活に戻りたい方や、周囲に気づかれたくない方に人気があります。東京、名古屋、大阪、福岡、仙台の5院で対応しています。
自毛植毛の費用についてよくある質問
自毛植毛は保険適用になりますか？
残念ながら、AGAによる薄毛治療としての自毛植毛は保険適用外です。AGAは病気として認められていないため、美容目的の自由診療として扱われます。そのため、費用は全額自己負担となります。
ただし、事故や火傷による瘢痕性脱毛症など、一部の疾患に対する植毛は保険適用となる場合があります。詳しくは医療機関にご相談ください。
植毛の費用は医療費控除の対象ですか？
自毛植毛の費用は、原則として医療費控除の対象外です。医療費控除は「治療目的」の医療費に適用されますが、AGAによる薄毛は「美容目的」と判断されることが一般的です。
ただし、税務署の判断によっては認められるケースもあるため、確定申告時に税務署や税理士に相談してみることをおすすめします。領収書は念のため保管しておきましょう。
グラフト数はどうやって決まりますか？
必要なグラフト数は、カウンセリング時に医師が薄毛の範囲や密度、希望するデザインなどを考慮して判断します。一般的な目安として、生え際のみなら500〜800グラフト、前頭部まで含めると1,000〜1,500グラフト、広範囲の場合は2,000グラフト以上が必要になります。
また、ドナー部分（後頭部）の毛髪密度も重要な要素です。ドナーの状態によっては、希望するグラフト数が採取できない場合もあります。正確なグラフト数は、カウンセリングで頭皮の状態を診てもらってから確定します。
植毛後もAGA治療薬は必要ですか？
植毛した毛髪自体はAGAの影響を受けにくい後頭部から採取しているため、半永久的に生え続けることが期待できます。しかし、植毛していない部分ではAGAが進行し続ける可能性があります。
そのため、多くのクリニックでは植毛後もフィナステリドやデュタステリドなどの内服薬の継続を推奨しています。AGAの進行を抑えることで、植毛した部分との境目が目立たなくなり、自然な状態を維持しやすくなります。術後の治療計画については、担当医師とよく相談しましょう。
まとめ
自毛植毛の費用相場は、500グラフトで50〜80万円、1,000グラフトで100〜150万円程度です。術式や基本料金の有無によっても変わるため、カウンセリングで総額を確認することが重要です。
費用を抑える方法としては、モニター制度の活用が最も効果的で、30〜50%の割引が期待できます。また、早期治療で必要グラフト数を抑える、複数クリニックで見積もりを比較するといった方法も有効です。
ただし、安さだけでクリニックを選ぶと、生着率の低下や不自然な仕上がりで後悔するリスクがあります。医師の経験・症例数、アフターケア体制、費用の透明性などを総合的に判断して、信頼できるクリニックを選びましょう。
海外植毛は確かに安価ですが、言語の壁やアフターケアの問題など、リスクも伴います。これらを十分に理解したうえで判断することが大切です。
本記事でご紹介した内容の効果には個人差があります。自毛植毛を検討されている方は、まずは複数のクリニックで無料カウンセリングを受け、自分に合った治療プランと費用を確認することをおすすめします。専門医に相談しながら、納得のいく選択をしてください。
2005年設立の株式会社ゼロメディカルで、医療・介護・福祉領域における経営支援や医療情報メディア運営、WEBマーケティングを統括。医療機関や関連施設の課題解決を支えるとともに、Kenkotto／Diamell／デンタルマイクロスコープClinic などの自社メディアを通じて、正確で分かりやすい情報を届ける体制づくりに取り組んでいる。
本記事では、医療機関の経営支援と医療メディア運営で培った知見にもとづき、情報の客観性・表記の妥当性・最新性を確認しています（※個別の診断・治療方針の判断は医師が行います）。
