植毛後のショックロスとは?原因・回復期間・対処法

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植毛後のショックロスとは?原因・回復期間・対処法

植毛手術を受けた後、「せっかく移植したのに髪が抜けてきた…」と不安になっていませんか?

術後に起こる抜け毛は「ショックロス」と呼ばれる一時的な現象で、植毛の失敗ではありません。

ショックロスは手術によるダメージで既存の毛髪が一時的に抜け落ちるもので、多くの場合は数ヶ月で自然に回復します。

この記事では、ショックロスが起こる原因や発症時期、回復までの期間、そして予防法や対処法について詳しく解説します。

ショックロスについて正しく理解することで、術後の経過を落ち着いて見守れるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。

この記事の要約
  • ショックロスは植毛手術後に既存毛が一時的に抜ける現象で、失敗ではない
  • 発症率は約20%、抜け毛量は既存毛の10〜15%程度で、4〜12ヶ月で回復
  • AGA治療薬の併用や技術力の高いクリニック選びで予防が可能
  • 結論:ショックロスは一時的な現象であり、適切に経過を見守れば自然に回復するため、過度に心配する必要はありません。
この記事の監修者
監修者 原 征弘の写真

原 征弘
株式会社ゼロメディカル 代表取締役

2005年設立の株式会社ゼロメディカルで、医療・介護・福祉領域における経営支援や医療情報メディア運営、WEBマーケティングを統括。医療機関や関連施設の課題解決を支えるとともに、Kenkotto/Diamell/デンタルマイクロスコープClinic などの自社メディアを通じて、正確で分かりやすい情報を届ける体制づくりに取り組んでいる。

本記事では、医療機関の経営支援と医療メディア運営で培った知見にもとづき、情報の客観性・表記の妥当性・最新性を確認しています(※個別の診断・治療方針の判断は医師が行います)。

目次

植毛後のショックロスとは|一時的な抜け毛の正体

植毛手術を受けた後に髪が抜けると、「手術が失敗したのでは?」と心配になる方も多いでしょう。しかし、術後に見られる抜け毛の多くは「ショックロス」と呼ばれる一時的な現象です。ここでは、ショックロスとは何か、なぜ起こるのかについて解説します。

既存の毛髪が一時的に抜ける現象

ショックロスとは、植毛手術後に移植部位やその周辺にある既存の毛髪が一時的に抜け落ちる現象のことです。移植した毛髪ではなく、もともと生えていた髪が抜けるのが特徴なんですね。

この現象は手術による頭皮へのダメージが原因で起こります。メスや針を使った施術によって頭皮に刺激が加わると、周囲の毛根がストレスを受けて一時的に休止期に入り、髪が抜け落ちてしまうのです。

ショックロスは術後2週間〜4ヶ月頃に見られることが多く、個人差はありますが一定期間が経過すると自然に回復していきます。抜け毛を見つけて焦ってしまう気持ちはよく分かりますが、多くの場合は心配いりません。

植毛の失敗ではなく自然な反応

ショックロスが起きると「植毛に失敗したのでは」と不安になるかもしれません。しかし、これは手術に対する体の自然な反応であり、植毛技術の問題や失敗ではありません。

植毛手術では頭皮に多数の切開や穿刺を行うため、周囲の組織にも一定のダメージが及びます。これは避けられないことであり、どれだけ技術の高い医師が施術しても起こりうる現象です。

ショックロスで抜けた髪は毛根が死んでいるわけではないということが重要です。毛根は生きており、時間が経てば再び成長期に入って髪が生えてきます。一時的な見た目の変化に動揺せず、回復を待つことが大切です。

ショックロスが起こる原因|なぜ髪が抜けるのか

ショックロスがどのようなメカニズムで発生するのかを理解しておくと、術後の経過を冷静に見守ることができます。ここでは、ショックロスの主な原因について医学的な観点から解説します。

植毛手術による頭皮へのダメージ

手術による物理的なダメージが主な原因です。植毛手術ではドナー部位からの毛包採取と、移植先への植え込みの両方で頭皮に刺激が加わります。FUE法では細いパンチを使用して毛包を一つずつ採取し、FUT法では皮膚を帯状に切除します。

移植先では多数の小さな切れ込みやスリットを作成して毛包を植え込むため、周囲の組織に物理的なダメージが及びます。この外科的侵襲によって血流が一時的に変化し、周辺の毛根に影響を与えることがショックロスの直接的な原因となります。

毛周期(ヘアサイクル)への影響

毛髪には成長期・退行期・休止期という3つの段階からなるヘアサイクルがあります。通常、髪は2〜6年かけて成長しますが、手術による刺激を受けると、このサイクルが乱れてしまいます。

成長期にあった毛髪が強制的に休止期へと移行し、その結果として脱毛が起こるのです。これは毛根が死んだわけではなく、一時的に「お休みモード」に入った状態といえます。休止期が終われば再び成長期に入り、髪が生えてきます。

既存毛が弱っている場合はリスクが高まる

AGAで毛根が弱っているとリスク増加

AGAによって既存の毛髪が細くなっていたり、毛根が弱っている場合は、ショックロスのリスクが高くなる傾向があります。健康な毛髪に比べて外部からのダメージに弱く、手術の刺激に耐えられずに抜け落ちやすいためです。

また、移植密度が高い場合や広範囲に施術を行った場合も、頭皮への負担が大きくなるためショックロスが起きやすくなります。術前にAGA治療を行って既存毛を強くしておくことで、リスクを軽減できる可能性があります。

ショックロスの発症時期・確率・脱毛量の目安

ショックロスについて「自分にも起こるのか」「どのくらい抜けるのか」と気になる方は多いでしょう。ここでは、臨床データに基づいた具体的な数値をご紹介します。自分の状態と照らし合わせる参考にしてください。

発症時期は術後2週間〜4ヶ月頃

術後1〜2ヶ月頃がピークとなることが多いです。ショックロスは一般的に術後2週間〜4ヶ月頃に発症することが多いとされています。

発症時期には個人差があり、早い方では術後2週間程度で抜け毛が増え始めることもあれば、1ヶ月以上経ってから症状が現れる方もいます。以下の表で時期ごとの特徴をまとめました。

時期状態
術後〜2週間移植毛の定着期間、ショックロスはまだ見られないことが多い
術後2週間〜1ヶ月ショックロスが始まる可能性がある時期
術後1〜2ヶ月ショックロスのピーク時期、抜け毛が目立ちやすい
術後2〜4ヶ月ショックロスが収まり始める時期
術後4ヶ月以降回復期に入り、新しい毛が生え始める

発症確率は約20%

ショックロスの発症確率は約20%程度とされています。つまり、植毛手術を受けた方の5人に1人程度が経験する計算になります。

8割の方はショックロスを経験しない

逆に言えば、8割の方はショックロスを経験しないか、経験しても軽微で気づかない程度ということです。発症するかどうかは個人の体質や既存毛の状態、手術の範囲などによって異なります。

女性は男性より経験しやすい傾向

また、女性は男性に比べてショックロスを経験しやすい傾向があるとの報告もあります。これは女性の毛髪がホルモンバランスの影響を受けやすいことが関係していると考えられています。

抜け毛の量は既存毛の10〜15%程度

ショックロスが起きた場合、抜ける毛髪の量は既存毛の約10〜15%程度が目安です。移植した毛髪を含めた全体量ではなく、もともと生えていた髪のうちの一部が抜けると理解しておきましょう。

項目目安となる数値
発症時期術後2週間〜4ヶ月
発症確率約20%
脱毛量既存毛の10〜15%程度
回復期間4〜12ヶ月

これらの数値はあくまで目安であり、個人差があります。

ショックロスの程度が軽い方もいれば、やや多く抜ける方もいます。不安な場合は手術を受けたクリニックに相談することをおすすめします。

ショックロスと移植毛の脱落の違い|見分け方を解説

術後に髪が抜けると、それがショックロスなのか移植毛の脱落なのか区別がつかず心配になることがあります。この2つは似ているようで異なる現象です。正しく見分けることで、適切な対応ができるようになります。

抜ける場所と時期が異なる

抜ける場所と時期に違いがあるのがポイントです。ショックロスと移植毛の脱落は、以下の表で特徴を比較してみましょう。

特徴ショックロス移植毛の脱落
抜ける毛既存の毛髪移植した毛髪
発生場所移植部位の周辺や既存毛エリア移植した部位
発生時期術後2週間〜4ヶ月術後1〜4週間
原因手術による頭皮ダメージ移植毛の正常な休止期移行

移植毛の脱落は「ポップアウト」とも呼ばれ、植え込んだ毛髪が一度抜け落ちる現象です。これも正常な経過の一部であり、毛根は定着しているため時間が経てば新しい毛が生えてきます。

ショックロスは回復するが脱落は回復しない

ショックロスで抜けた髪は時間が経てば再び生えてきますが、一方で移植毛が完全に脱落してしまった場合(定着に失敗した場合)は回復しません。この点が大きな違いです。

移植毛の定着率は90〜95%程度

ただし、移植毛の「一時的な脱落」と「定着失敗による脱落」は異なります。術後に移植毛が抜けても、毛根がしっかり定着していれば数ヶ月後に新しい毛が生えてきます。移植毛の定着率は一般的に90〜95%程度とされており、ほとんどの毛根は無事に定着します。

不安なときはクリニックに相談を

自己判断せず医師に相談を

自分で見分けるのが難しい場合や、抜け毛の量が多くて心配な場合は、遠慮なく手術を受けたクリニックに相談しましょう。医師が頭皮の状態を確認し、ショックロスなのかどうか、経過が正常かどうかを判断してくれます。

多くのクリニックでは術後の経過観察を行っており、定期的な診察を受けることで安心して回復を待つことができます。一人で悩まず、専門家のサポートを受けることが大切です。

ショックロスからの回復|いつ頃髪が戻る?

ショックロスが起きた場合、最も気になるのは「いつ頃回復するのか」という点でしょう。ここでは回復までの期間と、経過が思わしくない場合の対応について解説します。

回復期間は4〜12ヶ月が目安

ショックロスからの回復には一般的に4〜12ヶ月程度かかります。これは毛髪のヘアサイクルに基づいた期間であり、休止期に入った毛根が再び成長期に移行するまでの時間です。

回復の経過は以下のようになることが多いです。

  • 術後4〜6ヶ月:抜け毛が落ち着き、新しい産毛が生え始める
  • 術後6〜9ヶ月:産毛が成長し、髪にボリュームが戻り始める
  • 術後9〜12ヶ月:ほぼ回復し、術前と同程度またはそれ以上の状態に

回復スピードには個人差があります

回復のスピードには個人差があるため、焦らずじっくりと経過を見守ることが重要です。術後半年程度は「まだ途中経過」と考え、結果を急がないようにしましょう。

6ヶ月以上経っても回復しない場合は要相談

通常、術後6ヶ月を過ぎると回復の兆しが見えてくるものです。しかし、6ヶ月以上経過しても抜け毛が続いたり、新しい毛が生えてこない場合は、クリニックに相談することをおすすめします。

AGAの進行や生活習慣が原因の可能性も考えられます。回復が遅れる原因としては、AGAの進行、栄養状態、ストレス、生活習慣などが考えられます。医師に相談することで、追加の治療(AGA治療薬の処方など)を検討してもらえることもあります。

経過写真を定期的に撮っておくと便利

また、経過写真を定期的に撮っておくと、変化を客観的に把握でき、医師への相談時にも役立ちます。毎月同じ角度・照明で撮影しておくことをおすすめします。

ショックロスの予防方法|リスクを減らすためにできること

ショックロスは完全に防ぐことは難しいですが、適切な対策を取ることでリスクを軽減できる可能性があります。ここでは、事前にできる予防策について解説します。

AGA治療薬(フィナステリド・ミノキシジル)の併用

AGA治療薬の併用でリスク軽減が期待できます。植毛手術の前後にAGA治療薬を使用することで、ショックロスのリスクを軽減できる可能性があります。特にフィナステリドミノキシジルは、既存毛を強化する効果が期待できます。

フィナステリドは5α還元酵素を阻害し、AGAの原因となるDHTの生成を抑制します。日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)では推奨度Aとされている治療薬です。既存毛の維持・強化に役立つため、手術前から服用を開始しておくことが推奨されることがあります。

ミノキシジルは血流を改善し、毛髪の成長を促進する作用があります。外用薬として頭皮に塗布するタイプが一般的ですが、内服薬を処方するクリニックもあります。術後の回復を促進する効果も期待できます。

AGA治療薬の効果
  • フィナステリド:DHTの生成を抑制し、既存毛を維持
  • ミノキシジル:血流改善により毛髪の成長を促進
  • 併用により相乗効果が期待できる

ただし、これらの薬には副作用もあるため、必ず医師の指導のもとで使用してください。

出典:日本皮膚科学会:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版

複数回に分けて植毛する方法

複数回に分けて頭皮への負担を分散する方法があります。広範囲への植毛を検討している場合、一度に大量の移植を行うのではなく、複数回に分けて施術することで、ショックロスのリスクを軽減できます。

例えば、前頭部と頭頂部の両方に植毛が必要な場合、まず前頭部を施術し、回復を待ってから頭頂部を施術するといった方法です。この場合、トータルの治療期間は長くなりますが、頭皮への負担は軽くなります。

複数回に分けるかどうかは、必要な移植量や頭皮の状態によって判断されます。カウンセリング時に医師と相談し、自分に合った治療計画を立てることが大切です。

技術力の高いクリニック・医師を選ぶ

医師の技術力によって結果が大きく変わります。植毛手術は医師の技術力によって結果が大きく左右されます。技術力の高い医師は頭皮へのダメージを最小限に抑えながら効率的に移植を行うため、ショックロスのリスクも軽減される傾向があります。

クリニック選びのポイント
  • 症例数・実績が豊富かどうか
  • 使用している植毛技術(FUE、FUTなど)の説明が明確か
  • 術後のアフターケア体制が整っているか
  • カウンセリングで疑問にしっかり答えてくれるか
  • 過去の症例写真を見せてもらえるか

複数クリニックで比較検討を

植毛は一度きりの手術になることも多いため、クリニック選びは慎重に行いましょう。複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較検討することをおすすめします。

ショックロスが起きたときの対処法

実際にショックロスが起きてしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。ここでは具体的な対処法を紹介します。

焦らず経過を見守る

最も大切なのは焦らないことです。ショックロスが起きたとき、前述のとおり、ショックロスは一時的な現象であり、ほとんどの場合は4〜12ヶ月で回復します。

過度なストレスは回復を遅らせる可能性

抜け毛を見るたびに不安になる気持ちは分かりますが、過度なストレスはかえって回復を遅らせる可能性があります。「時間が解決してくれる」と割り切って、日常生活を普通に過ごすことを心がけましょう。

  • ショックロスは失敗ではなく一時的な現象だと理解する
  • 過度に鏡を見たり、髪を触りすぎたりしない
  • 回復には時間がかかることを受け入れる

帽子やウィッグで見た目をカバー

帽子やウィッグで一時的にカバーする方法があります。ショックロスによる一時的な薄毛が気になる場合は、帽子やウィッグを活用して見た目をカバーする方法が有効です。特に仕事や外出時に薄毛を隠したい方には有効な手段です。

長時間かぶりっぱなしは避けて

帽子を選ぶ際は、通気性の良い素材を選び、長時間かぶりっぱなしにならないよう注意しましょう。頭皮の蒸れは毛髪の健康に良くありません。ウィッグを使用する場合も、頭皮に負担がかからないタイプを選ぶことが大切です。

ケラチンパウダーで薄毛部分を目立たなくする

ケラチンパウダーで髪を太く見せる効果があります。ケラチンパウダー(増毛パウダー)は、微細な繊維を頭皮に振りかけて薄毛部分を目立たなくする製品です。既存の毛髪に付着して髪を太く見せる効果があり、一時的なカバー方法として人気があります。

使用時は頭皮を清潔に保ち、就寝前にはしっかり洗い流すようにしましょう。毛穴を塞がないよう、適量を使用することがポイントです。

経過写真を記録しておく

定期的な経過写真の撮影がおすすめです。術後の経過を客観的に把握するために、定期的に経過写真を撮影しておくことをおすすめします。毎日見ていると変化に気づきにくいですが、写真で比較すると回復の様子がよく分かります。

経過写真の撮り方
  • 同じ角度、同じ照明条件で撮影する
  • 週1回または月1回など定期的に記録する
  • 正面、頭頂部、側面など複数の角度から撮影する
  • 撮影日を記録しておく

経過写真はクリニックでの相談時にも役立ちます。回復が順調かどうかを医師に判断してもらう際の重要な資料になりますので、ぜひ習慣化してください。

まとめ

植毛後のショックロスについて、原因から対処法まで詳しく解説しました。ショックロスは手術による頭皮へのダメージで既存毛が一時的に抜け落ちる現象であり、植毛の失敗ではありません。

発症率は約20%、抜け毛量は既存毛の10〜15%程度が目安で、4〜12ヶ月で自然に回復するケースがほとんどです。術後に抜け毛が増えても、過度に心配する必要はありません。

予防策としては、AGA治療薬の併用や技術力の高いクリニック選びが有効です。また、ショックロスが起きた場合は焦らず経過を見守り、必要に応じて帽子やケラチンパウダーで見た目をカバーしながら回復を待ちましょう。

6ヶ月以上回復しない場合は要相談

6ヶ月以上経っても回復の兆しがない場合は、クリニックに相談することをおすすめします。経過写真を撮っておくと、変化を客観的に把握でき、医師への相談時にも役立ちます。

本記事でご紹介した内容の効果には個人差があります。ショックロスについて不安がある場合や、術後の経過が気になる場合は、まずは手術を受けたクリニックの医師にご相談ください。

この記事の監修者
監修者 原 征弘の写真

原 征弘
株式会社ゼロメディカル 代表取締役

2005年設立の株式会社ゼロメディカルで、医療・介護・福祉領域における経営支援や医療情報メディア運営、WEBマーケティングを統括。医療機関や関連施設の課題解決を支えるとともに、Kenkotto/Diamell/デンタルマイクロスコープClinic などの自社メディアを通じて、正確で分かりやすい情報を届ける体制づくりに取り組んでいる。

本記事では、医療機関の経営支援と医療メディア運営で培った知見にもとづき、情報の客観性・表記の妥当性・最新性を確認しています(※個別の診断・治療方針の判断は医師が行います)。

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