最近、髪のボリュームが減ってきた、分け目が目立つようになった…そんな悩みを抱えている女性は少なくありません。
女性の薄毛は男性とは異なるメカニズムで進行し、適切な治療法も異なります。
本記事では、女性のAGA（FAGA）の原因から、医学的に効果が認められている治療法、気をつけるべきポイントまで、医師の視点から詳しく解説します。
治療を始める前に知っておくべき情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
女性のAGAは、適切な治療により改善が期待できる進行性の脱毛症です。
- 女性のAGA（FAGA）は男性とは異なり、頭頂部を中心に広範囲に薄くなるのが特徴
- 治療の第一選択はミノキシジル外用薬（1%・2%）で、日本皮膚科学会も推奨度Aとして評価
- 妊娠・授乳中は使用できない治療法があるため、必ず医師に相談することが重要
- 結論：女性のAGAは、ホルモンバランスや遺伝などが原因で起こる進行性の脱毛症ですが、ミノキシジル外用薬を中心とした治療により改善が期待できます。
女性のAGA（FAGA）とは｜基本を知る
女性のAGA（FAGA：Female Androgenetic Alopecia）は、女性型脱毛症とも呼ばれ、男性のAGAとは異なる特徴を持つ進行性の脱毛症です。
男性のように生え際が後退したり、頭頂部が完全に薄くなったりすることは少なく、頭頂部を中心に全体的に髪が細く、薄くなっていくのが特徴なんです。
まずは、FAGAの基本的な特徴と、どのくらいの女性が悩んでいるのかを見ていきましょう。
FAGAの特徴｜男性AGAとの違い
女性のAGAは、男性のAGAとはいくつかの点で異なります。
男性のAGAでは、前頭部の生え際が後退する「M字型」や、頭頂部が薄くなる「O字型」といった特徴的なパターンが見られます。
一方、女性のAGAでは、頭頂部を中心に広範囲に渡って髪が細くなり、全体的にボリュームが減少する「びまん性脱毛」が特徴です。
完全に毛がなくなることは少なく、髪の密度が低下することで地肌が透けて見えるようになります。
また、女性の場合は前髪の生え際は比較的保たれることが多いのも男性との違いですね。
これは、女性ホルモン（エストロゲン）が毛髪の成長を促進する作用を持っているためで、男性ホルモンの影響を受けにくい部分は比較的保たれるんです。
びまん性脱毛症との関係
「びまん性脱毛症」という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。
びまん性脱毛症とは、頭部全体に渡って均等に髪が薄くなる状態を指す用語で、FAGAはこのびまん性脱毛症の一種として分類されます。
ただし、びまん性脱毛症には、FAGAだけでなく、甲状腺疾患や栄養不足、ストレスなど、他の原因によるものも含まれます。
そのため、薄毛が気になる場合は、まず医師の診察を受けて原因を特定することが大切です。
どのくらいの女性が悩んでいる？
女性の薄毛は、年齢とともに増加する傾向があります。
20代・30代では比較的少ないものの、40代以降になると、更年期に伴うホルモンバランスの変化により、薄毛に悩む女性が増えていきます。
海外の研究では、50歳以降の女性の約40%が何らかの形で薄毛を経験しているというデータもあります。
日本でも同様の傾向があり、決して珍しい悩みではありません。
また、最近では若い世代でも、ストレスや生活習慣の乱れ、過度なダイエットなどが原因で薄毛に悩む方が増えているんです。
一人で悩まず、専門の医療機関に相談することで、適切な治療法を見つけることができます。
女性のAGAの原因は4つ｜なぜ薄毛になるのか
女性のAGAは、いくつかの要因が複雑に絡み合って発症します。
主な原因としては、ホルモンバランスの変化、遺伝的な要因、ストレスと生活習慣、そして出産・更年期との関係が挙げられます。
ここでは、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
ホルモンバランスの変化
女性の薄毛に最も大きく影響するのが、ホルモンバランスの変化です。
女性ホルモンのエストロゲンは、毛髪の成長を促進し、ヘアサイクル（毛髪の成長周期）を正常に保つ働きがあります。
しかし、加齢や更年期に伴ってエストロゲンの分泌が減少すると、相対的に男性ホルモン（アンドロゲン）の影響が強くなります。
この男性ホルモンが毛根に作用することで、毛髪の成長期が短くなり、髪が細く、薄くなっていくんです。
特に40代後半から50代にかけて、エストロゲンの分泌が急激に減少する更年期には、薄毛が顕著になることが多いですね。
また、若い世代でも、ホルモンバランスの乱れ（多嚢胞性卵巣症候群など）により、薄毛が起こることがあります。
遺伝的な要因
遺伝も、女性のAGAに大きく関わっています。
親や祖父母に薄毛の方がいる場合、遺伝的にAGAになりやすい体質を受け継いでいる可能性があります。
男性のAGAでは、母方の祖父の遺伝子が影響すると言われていますが、女性の場合は両親からの遺伝的影響を受けると考えられています。
遺伝的要因がある場合でも、適切な治療により進行を抑えることは可能ですので、早めに対策を始めることが大切です。
ストレスと生活習慣
ストレスや生活習慣の乱れも、女性の薄毛に影響を与えます。
慢性的なストレスは、ホルモンバランスを乱し、血行不良を引き起こすことで、毛根への栄養供給を妨げます。
また、睡眠不足、偏った食生活、過度なダイエットなども、毛髪の健康に悪影響を及ぼします。
特に、鉄分や亜鉛、タンパク質などの栄養素が不足すると、髪の成長に必要な材料が足りなくなり、薄毛が進行しやすくなるんです。
喫煙や過度の飲酒も血行を悪化させる要因となるため、できるだけ控えることをおすすめします。
出産・更年期との関係
女性特有のライフイベントである出産と更年期も、薄毛の原因となります。
出産後は、妊娠中に高かったエストロゲンが急激に低下するため、一時的に抜け毛が増える「産後脱毛症」が起こります。
多くの場合、産後6ヶ月から1年程度で自然に回復しますが、中には回復せずにFAGAに移行するケースもあります。
また、更年期（一般的に45歳〜55歳頃）には、エストロゲンの分泌が大幅に減少し、男性ホルモンの影響が相対的に強くなります。
この時期に薄毛が顕著になる女性が多いのは、このホルモンバランスの変化が大きな要因なんですね。
更年期の薄毛は、ホルモン補充療法や薄毛治療薬により改善が期待できますので、気になる場合は医師に相談してみましょう。
女性のAGA治療法は3つ｜効果と特徴
女性のAGA治療には、医学的に効果が認められている方法がいくつかあります。
ここでは、日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）で推奨されている治療法を中心に、それぞれの効果と特徴を詳しく解説します。
治療法を選ぶ際は、ご自身の症状や生活スタイル、予算などを考慮し、医師と相談しながら決めることが大切です。
ミノキシジル外用薬（1%・2%）
ミノキシジル外用薬は、女性のAGA治療において第一選択となる治療法です。
日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）でも推奨度Aとされており、国内外で広く使用されています。
ミノキシジルは、血管を拡張して毛根への血流を改善し、毛母細胞を活性化することで発毛を促進する作用があります。
女性の場合、1%または2%の濃度のものが推奨されており、男性用の5%は推奨されていません。
効果と使い方
ミノキシジル外用薬は、1日2回、気になる部分の頭皮に直接塗布します。
効果が現れるまでには個人差がありますが、一般的には3〜6ヶ月程度の継続使用が必要です。
臨床試験では、ミノキシジル外用薬を使用した女性の約60〜80%に何らかの改善が見られたと報告されています。
ただし、完全に元の髪の状態に戻るわけではなく、進行の抑制や部分的な改善が期待できる治療法です。
使用を中止すると、効果が失われ、再び薄毛が進行する可能性があるため、継続的な使用が推奨されます。
※効果には個人差があります。
副作用と注意点
ミノキシジル外用薬の主な副作用には、頭皮のかゆみ、かぶれ、発赤などがあります。
これらの症状が現れた場合は、使用を中止し、医師に相談してください。
また、妊娠中・授乳中の女性は使用できませんので、注意が必要です。
ミノキシジル外用薬は、市販品としても購入できますが、初めて使用する場合は、医師の診察を受けた上で使用することをおすすめします。
スピロノラクトン内服薬
スピロノラクトンは、もともと高血圧や浮腫の治療に使用される利尿薬ですが、抗アンドロゲン作用（男性ホルモンの働きを抑える作用）があるため、女性のAGA治療にも用いられます。
日本では、AGA治療目的では未承認ですが、海外では一定の効果が報告されており、国内でも一部のクリニックで処方されています。
効果と使い方
スピロノラクトンは、1日25〜100mg程度を内服します。
男性ホルモンの働きを抑えることで、毛髪の成長期を延長し、薄毛の進行を抑える効果が期待できます。
効果が現れるまでには、3〜6ヶ月程度かかることが多いですね。
ミノキシジル外用薬との併用により、より高い効果が期待できる場合もあります。
※効果には個人差があります。医師の診察を受けた上で使用してください。
副作用と注意点
スピロノラクトンの主な副作用には、頻尿、めまい、月経不順、乳房の張りなどがあります。
また、高カリウム血症のリスクがあるため、定期的な血液検査が必要です。
妊娠中・授乳中の女性、腎機能障害のある方は使用できません。
スピロノラクトンは未承認薬のため、必ず医師の管理下で使用することが重要です。
その他の治療法
ミノキシジル外用薬やスピロノラクトン以外にも、いくつかの治療法があります。
ここでは、メソセラピー（注射治療）とレーザー治療について簡単に紹介します。
メソセラピー（注射治療）
メソセラピーは、頭皮に直接、成長因子やビタミン、ミノキシジルなどの有効成分を注入する治療法です。
頭皮に直接成分を届けることで、高い効果が期待できるとされていますが、日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）では、十分なエビデンスがないため推奨度C2（推奨しない）とされています。
施術には痛みを伴うことがあり、費用も高額になることが多いため、医師とよく相談した上で検討することをおすすめします。
レーザー治療
低出力レーザー治療（LLLT）は、特定の波長のレーザー光を頭皮に照射することで、毛母細胞を活性化し、発毛を促進する治療法です。
米国FDAでは承認されていますが、日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）では推奨度B（推奨する）とされています。
副作用が少なく、痛みもほとんどないため、他の治療法と併用されることもあります。
ただし、効果の程度には個人差があり、長期的な効果についてはさらなる研究が必要です。
女性のAGA治療にかかる費用｜料金相場を比較
女性のAGA治療は、基本的に自由診療となるため、費用はクリニックによって異なります。
ここでは、主な治療法ごとの料金相場を紹介しますので、治療を検討する際の参考にしてください。
治療は継続が必要なため、月々の費用を考慮した上で、無理なく続けられるプランを選ぶことが大切です。
内服薬の費用
女性のAGA治療で用いられる主な内服薬は、スピロノラクトンや、一部のクリニックではミノキシジル内服薬が処方されることもあります。
スピロノラクトンの費用相場は、1ヶ月分で3,000円〜5,000円程度です。
ミノキシジル内服薬は、AGA治療目的では国内未承認ですが、多くのクリニックで発毛プランの一環として処方されています。
費用は1ヶ月分で5,000円〜10,000円程度が相場ですね。
これらの内服薬は、定期的な血液検査（3,000円〜5,000円程度）が必要になることもあるため、総額を確認しておくことをおすすめします。
外用薬の費用
ミノキシジル外用薬は、女性のAGA治療の第一選択となる治療法で、費用も比較的手頃です。
市販品（1%・2%）の場合、1ヶ月分で4,000円〜6,000円程度です。
医療機関で処方される場合は、診察料（初診料3,000円〜5,000円、再診料1,000円〜2,000円程度）が別途かかります。
オンライン診療を利用すれば、通院の手間が省けるだけでなく、診察料が安くなることもあります。
| 治療法 | 費用相場（1ヶ月） | 備考 |
|---|---|---|
| ミノキシジル外用薬（1%・2%） | 4,000円〜6,000円 | 市販品の価格。医療機関では診察料が別途必要 |
| スピロノラクトン内服薬 | 3,000円〜5,000円 | 定期的な血液検査が必要 |
| ミノキシジル内服薬 | 5,000円〜10,000円 | 未承認薬。医師の管理下で使用 |
注射治療の費用
メソセラピー（注射治療）は、成長因子やミノキシジルなどを頭皮に直接注入する治療法で、費用は比較的高額です。
1回あたりの費用は、20,000円〜50,000円程度で、月1〜2回の施術が推奨されることが多いですね。
治療期間は6ヶ月〜1年程度が一般的なので、総額では100万円を超えることもあります。
効果の程度には個人差があり、エビデンスも限定的なため、費用対効果をよく考えた上で検討することをおすすめします。
| 治療法 | 費用相場（1回） | 施術頻度 | 総額目安（6ヶ月） |
|---|---|---|---|
| メソセラピー | 20,000円〜50,000円 | 月1〜2回 | 120,000円〜600,000円 |
| レーザー治療（LLLT） | 5,000円〜15,000円 | 週1〜2回（初期） | 120,000円〜360,000円 |
※費用はクリニックにより異なります。詳しくは各クリニックの公式サイトをご確認ください。
年齢別の治療戦略｜20代・30代・40代・50代
女性のAGAは、年齢によって原因や進行度が異なるため、治療戦略も変わってきます。
ここでは、年齢別の特徴と、それぞれの世代に適した治療法を解説します。
ご自身の年齢や状況に合わせて、最適な治療法を選んでいきましょう。
20代｜若年性FAGAの特徴と対策
20代で薄毛に悩む女性は、ホルモンバランスの乱れ（多嚢胞性卵巣症候群など）、過度なダイエット、ストレスなどが原因となることが多いです。
この年代では、まず生活習慣の見直しが重要です。
バランスの取れた食事、十分な睡眠、ストレス管理を心がけることで、改善が期待できることもあります。
治療法としては、ミノキシジル外用薬（1%・2%）が第一選択となります。
若い世代は毛根の活性が高いため、早期に治療を始めることで高い効果が期待できます。
将来的に妊娠・出産を考えている場合は、治療法の選択や使用時期について医師とよく相談しておくことが大切です。
30代｜妊娠・出産期の薄毛対策
30代は、妊娠・出産を経験する方が多い年代です。
産後の一時的な抜け毛（産後脱毛症）は多くの女性が経験しますが、通常は6ヶ月〜1年で自然に回復します。
ただし、回復せずにFAGAに移行するケースもあるため、産後1年以上経っても改善しない場合は医師に相談しましょう。
妊娠中・授乳中は、ミノキシジル外用薬やスピロノラクトン内服薬は使用できません。
この時期は、栄養バランスの取れた食事、頭皮マッサージ、育毛シャンプーなど、安全な方法でケアすることをおすすめします。
授乳期が終わってから、本格的な治療を開始するのが一般的です。
40代｜更年期に向けた治療法
40代後半から、更年期に向けてエストロゲンの分泌が徐々に減少し始めます。
この年代では、ホルモンバランスの変化による薄毛が顕著になることが多いですね。
治療法としては、ミノキシジル外用薬（1%・2%）が第一選択となります。
加えて、スピロノラクトン内服薬を併用することで、より高い効果が期待できることもあります。
更年期症状（ホットフラッシュ、イライラなど）がある場合は、ホルモン補充療法（HRT）を検討することもできます。
HRTにより、薄毛の改善が見られることもあるため、婦人科医と相談してみるのも良いでしょう。
50代以降｜更年期後の治療選択
50代以降は、エストロゲンの分泌がほぼ停止し、男性ホルモンの影響が相対的に強くなります。
この年代では、薄毛がかなり進行している場合も多いため、早めの治療開始が重要です。
治療法としては、ミノキシジル外用薬（1%・2%）を中心に、スピロノラクトン内服薬を併用することが一般的です。
また、メソセラピーやレーザー治療など、他の治療法を組み合わせることで、より高い効果が期待できる場合もあります。
ただし、年齢とともに毛根の活性が低下するため、若い世代と比べると効果が現れるまでに時間がかかることがあります。
焦らず、継続的に治療を続けることが大切です。
女性のAGA治療で気をつけたい3つのこと
女性のAGA治療を始める際には、いくつか注意すべきポイントがあります。
ここでは、特に重要な3つの注意点について詳しく解説します。
安全に治療を進めるためにも、これらのポイントをしっかり理解しておきましょう。
妊娠・授乳中の治療制限
妊娠中・授乳中の女性は、ミノキシジル外用薬やスピロノラクトン内服薬を使用できません。
これらの薬剤は、胎児や乳児に影響を及ぼす可能性があるため、妊娠の可能性がある場合は必ず医師に伝えてください。
また、治療中に妊娠が判明した場合は、直ちに使用を中止し、医師に相談することが重要です。
妊娠・授乳期間中は、栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠、ストレス管理など、生活習慣の改善で対処することをおすすめします。
授乳期が終わってから、本格的な治療を再開するのが一般的です。
定期的な血液検査の必要性
スピロノラクトン内服薬を使用する場合、定期的な血液検査が必要です。
スピロノラクトンは、カリウム保持性利尿薬であり、高カリウム血症（血液中のカリウム濃度が高くなる状態）のリスクがあります。
高カリウム血症は、不整脈などの重大な健康問題を引き起こす可能性があるため、定期的な血液検査でカリウム値をチェックすることが重要です。
また、肝機能や腎機能にも影響を及ぼすことがあるため、これらの検査も併せて行うことが推奨されます。
医師の指示に従い、定期的に検査を受けることで、安全に治療を続けることができます。
個人輸入薬のリスク
インターネットなどで個人輸入される医薬品は、安価で手軽に入手できますが、さまざまなリスクがあります。
個人輸入医薬品は、品質・安全性の公的確認がなく、偽造品や粗悪品が混入している可能性があります。
また、万が一副作用が発生した場合、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
厚生労働省も、個人輸入医薬品のリスクについて注意喚起を行っています。
安全に治療を進めるためにも、必ず医療機関を受診し、医師の診察を受けた上で、正規のルートで医薬品を入手することをおすすめします。
おすすめAGAクリニック5選｜女性専門外来
女性のAGA治療を行っているクリニックは数多くありますが、ここでは特におすすめの5つのクリニックを紹介します。
オンライン診療に対応しているクリニックもあるため、通院が難しい方でも治療を始めやすくなっています。
それぞれのクリニックの特徴を比較して、ご自身に合ったクリニックを選んでください。
DMMオンラインクリニック
| DMMオンラインクリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン | フィナステリド1mg 2,097円(税込)～/月 |
| 発毛プラン | フィナステリド1mg+ミノキシジル5mg 初回1ヶ月あたり：1,861円(税込)/月 ※発毛ライトプラン12か月プランで（クーポンコード：docaga）を適用した場合 |
| 診察費 | 0円 |
| オンライン診療 | オンライン診療クリニック 診察料：0円 送料：550円 診察時間：24時間 |
| 治療内容 | 内服薬・外用薬・サプリメント・ヘアケア |
| 保証内容 | 全額返金保証（らくらく定期便1ヶ月ごとで決済し、薬が体に合わなかった場合） |
- 24時間オンライン診療に対応
- クーポンコードキャンペーンがある
- 全額返金保証がある
DMMオンラインクリニックは、オンライン診療専門のクリニックで、24時間診療可能なのが大きな特徴です。
DMMグループ運営の安心感があり、初めてのオンライン診療でも利用しやすいですね。
女性のAGA治療にも対応しており、ミノキシジル外用薬やスピロノラクトン内服薬を処方しています。
長期プランを利用することで、月々の費用を抑えることができるのも魅力です。
クリニックフォア
| クリニックフォアの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン | フィナステリド 初回1か月あたり：1,049円(税込)/月 ※12ヶ月まとめて定期にキャンペーン（クーポンコード：YOBO2024C）を適用した場合 |
| 発毛プラン | フィナステリド+ミノキシジル合剤 初回1か月あたり：1,851円(税込)/月 ※12ヶ月まとめて定期にキャンペーン（クーポンコード：AGA2024C）を適用した場合 |
| 診察費 | 0円 ※処方がない場合：1,650円 |
| オンライン診療 | 基本オンライン診療 診察料：0円 ※処方がない場合：1,650円 送料：550円 診察時間：7:00〜24:00 |
| 治療内容 | 内服薬・外用薬・サプリメント |
| 保証内容 | 全額返金保証（治療開始後どうしても薬が体に合わなかった場合） ※単品1ヶ月、単品3ヶ月、単品6ヶ月は対象外 |
- キャンペーンコード利用でお得
（予防プラン：1,049円/月〜・発毛プラン：1,851円/月〜） - 定期配送なら単月処方の15%OFFとお得
- 発毛プランが合剤で1日1錠服用で治療ができる
クリニックフォアは、オンライン診療と対面診療の両方に対応しているクリニックです。
全国に10院以上あり、主要都市では対面診療も受けられます。
定期便を利用することで、割引率が高くなり、費用を抑えることができます。
アプリで簡単に予約できるため、忙しい方でも利用しやすいですね。
女性のAGA治療にも力を入れており、ミノキシジル外用薬やスピロノラクトン内服薬を処方しています。
AGAスキンクリニックレディース
| AGAスキンクリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン | フィナステリド1mg 初回：3,700円(税込)/2回目以降：6,200円(税込) |
| 発毛プラン | ミノキシジル内服薬 12ヶ月プランまとめて：8,400円(税込) |
| 診察費 | 0円 |
| オンライン診療 | 月額定額制プラン（サブスク） 初回はクリニックで診察をする ※札幌院・松山院・高知院・福岡院・小倉院・熊本院・沖縄院限定 診察料：0円 診察時間 ：クリニックの診察時間に従う |
| 治療内容 | 内服薬・外用薬・注入治療・自毛植毛・ホームケア |
| 保証内容 | 全額返金保証（6ヶ月後に治療効果がないと認められた場合） |
- 初回カウンセリング時、血液検査・マイクロスコープ診断が無料
- 月額3,700円から始められる
- 初回処方から6ヶ月たっても実感がなければ全額返金保証
AGAスキンクリニックレディースは、女性専門のAGA治療クリニックです。
全国60院以上の大規模展開で、通いやすいのが特徴です。
発毛実感率99.4%の実績があり、オリジナル治療薬「Rebirth」を使用した治療が受けられます。
全額返金保証制度もあるため、初めての方でも安心して治療を始められますね。
メソセラピーやレーザー治療など、多様な治療法にも対応しています。
湘南美容クリニック
| 湘南美容クリニック・湘南AGAクリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン | フィナステリド 1ヶ月：3000円(税込) |
| 発毛プラン | HRタブレットF(フィナステリド)＋HRタブレットM(ミノキシジル) 3ヶ月まとめて：25,500円(税込) |
| 診察費 | 0円 |
| オンライン診療 | 初診からオンライン診療ができる 診察時間：9:30〜20:30 休診日：なし |
| 治療内容 | 内服薬・外用薬・注入治療等・自毛植毛・サプリメント |
| 保証内容 | 全額返金（3ヶ月間治療を継続して効果がない場合） |
- 3ヶ月のM字発毛実感コースがある
- オンライン診療にも対応
- 全額返金制度がある
湘南美容クリニック（湘南AGAクリニック）は、全国140院以上の圧倒的な院数で、通いやすさNo.1です。
投薬治療から植毛まで、幅広い治療選択肢があるのが特徴です。
大手美容クリニックの安心感があり、女性の薄毛治療にも力を入れています。
オンライン診療にも対応しているため、遠方の方でも利用できます。
クリニック選びのポイント
女性のAGA治療クリニックを選ぶ際には、以下のポイントを確認しましょう。
- 女性専門外来があるか、または女性の治療実績が豊富か
- オンライン診療に対応しているか
- 料金が明確で、継続しやすい価格設定か
- 定期的な血液検査やフォローアップ体制があるか
- プライバシーに配慮した診療環境か
- アクセスが良く、通いやすいか
これらのポイントを踏まえて、ご自身に合ったクリニックを選んでください。
無料カウンセリングを実施しているクリニックも多いので、まずは相談してみることをおすすめします。
よくある質問（Q&A）
女性のAGA治療について、よくいただく質問をまとめました。
治療を始める前の不安や疑問の解消にお役立てください。
治療を始めてどのくらいで効果が出る？
治療効果が現れるまでの期間は、個人差がありますが、一般的には3〜6ヶ月程度の継続使用が必要です。
毛髪のヘアサイクルは通常2〜6年かけて成長するため、すぐに効果が現れるわけではありません。
最初の数ヶ月は、抜け毛の減少や髪のハリ・コシの改善など、わずかな変化から始まります。
6ヶ月〜1年継続することで、明らかな改善が見られることが多いですね。
焦らず、継続的に治療を続けることが大切です。
治療をやめたらどうなる？
女性のAGA治療は、継続的な使用が前提となります。
治療を中止すると、効果が失われ、再び薄毛が進行する可能性が高いです。
特にミノキシジル外用薬は、使用を中止すると数ヶ月以内に元の状態に戻ってしまうことが多いですね。
治療を中断する場合は、必ず医師に相談し、適切な対処法を確認してください。
経済的・時間的に継続が難しい場合は、治療頻度を調整するなど、医師と相談しながら無理のない範囲で続けることが大切です。
保険は適用される？
女性のAGA治療は、基本的に保険適用外の自由診療となります。
薄毛は病気ではなく、美容目的の治療とみなされるためです。
ただし、他の疾患（甲状腺疾患、貧血など）が原因で脱毛が起こっている場合は、その疾患の治療には保険が適用されることがあります。
薄毛の原因をしっかり診断してもらうためにも、まずは医師の診察を受けることをおすすめします。
ヘアカラーやパーマは続けられる？
ミノキシジル外用薬やスピロノラクトン内服薬を使用している間でも、ヘアカラーやパーマは基本的に問題ありません。
ただし、頭皮に刺激を与えすぎると、治療効果が低下したり、かゆみやかぶれが悪化したりする可能性があります。
できるだけ頭皮に優しいカラー剤やパーマ液を選び、施術の頻度を控えめにすることをおすすめします。
また、ミノキシジル外用薬を塗布した直後はヘアカラーやパーマを避け、数時間空けてから施術するようにしましょう。
円形脱毛症との見分け方は？
円形脱毛症は、コイン大の円形または楕円形に髪が抜ける脱毛症で、FAGAとは原因が異なります。
円形脱毛症は、自己免疫疾患やストレスが原因で起こることが多く、治療法もFAGAとは異なります。
FAGAは、頭頂部を中心に全体的に髪が薄くなる「びまん性脱毛」が特徴で、部分的に完全に抜けることは少ないです。
円形脱毛症が疑われる場合は、皮膚科を受診し、適切な診断を受けることが重要です。
円形脱毛症とFAGAを併発している場合もあるため、専門医による診断が必要です。
まとめ
女性のAGA（FAGA）は、ホルモンバランスの変化、遺伝、ストレス、出産・更年期など、さまざまな要因が複雑に絡み合って発症する進行性の脱毛症です。
男性のAGAとは異なり、頭頂部を中心に全体的に髪が薄くなる「びまん性脱毛」が特徴で、完全に毛がなくなることは少ないですが、髪の密度が低下することで地肌が透けて見えるようになります。
治療法としては、日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）で推奨度Aとされているミノキシジル外用薬（1%・2%）が第一選択となります。
加えて、スピロノラクトン内服薬を併用することで、より高い効果が期待できる場合もあります。
効果が現れるまでには3〜6ヶ月程度かかることが多いため、焦らず継続的に治療を続けることが大切です。
治療を開始する際には、妊娠・授乳中の制限、定期的な血液検査の必要性、個人輸入薬のリスクなど、いくつかの注意点があります。
特に、妊娠・授乳中の女性は使用できない治療法があるため、必ず医師に相談してください。
また、年齢によって原因や最適な治療法が異なるため、ご自身の状況に合わせた治療計画を立てることが重要です。
女性の薄毛は、一人で悩まず、専門の医療機関に相談することで、適切な治療法を見つけることができます。
無料カウンセリングを実施しているクリニックも多いので、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。
※効果には個人差があります。治療を始める前に、必ず医師の診察を受けてください。
