はげ対策の決定版｜原因から治療法まで徹底解説

「最近、髪のボリュームが減ってきた気がする」「鏡を見るたびに薄くなった部分が気になる」そんな悩みを抱えている方は少なくありません。

はげ（薄毛）は、男性の3人に1人が経験するともいわれる身近な問題なんです。

特に20代後半から40代にかけて気になり始める方が多く、放置すると進行してしまうケースがほとんどです。

しかし、原因を正しく理解し、早めに対策を始めることで、薄毛の進行を抑えたり、改善したりすることは十分に可能です。

この記事では、はげの原因から自宅でできるセルフケア、医療機関での本格的な治療法まで、幅広く解説していきます。

「何から始めればいいかわからない」という方も、この記事を読めば自分に合った対策が見つかるはずです。

この記事の監修者

原 征弘
株式会社ゼロメディカル 代表取締役

2005年設立の株式会社ゼロメディカルで、医療・介護・福祉領域における経営支援や医療情報メディア運営、WEBマーケティングを統括。医療機関や関連施設の課題解決を支えるとともに、Kenkotto／Diamell／デンタルマイクロスコープClinic などの自社メディアを通じて、正確で分かりやすい情報を届ける体制づくりに取り組んでいる。

本記事では、医療機関の経営支援と医療メディア運営で培った知見にもとづき、情報の客観性・表記の妥当性・最新性を確認しています（※個別の診断・治療方針の判断は医師が行います）。

はげの原因は主に5つ｜まずは自分のタイプを知ろう

はげ対策を始める前に、まず知っておきたいのが「なぜ髪が薄くなるのか」という原因です。原因によって効果的な対策が異なるため、自分のタイプを把握することが第一歩となります。ここでは、はげの主な原因5つを詳しく解説していきます。

AGA（男性型脱毛症）

はげの原因として最も多いのがAGA（男性型脱毛症）です。日本人男性の約30%がAGAを発症するといわれており、20代から症状が始まることもあります。

AGAは、男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5α還元酵素という酵素の働きによってDHT（ジヒドロテストステロン）に変換されることで起こります。このDHTが毛根にある受容体と結合すると、ヘアサイクル（毛周期）が乱れ、髪の成長期が短くなってしまうんです。

その結果、髪が十分に成長しないまま抜け落ちてしまい、徐々に薄毛が進行していきます。AGAの特徴は、生え際や頭頂部から薄くなり始めることです。日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）でも、AGAに対する治療法が明確に示されています。

出典:日本皮膚科学会：男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版

遺伝的な要因

「父親や祖父が薄毛だから自分も…」と心配される方は多いですよね。実際、AGAには遺伝的な要素が関係しています。

特に母方の祖父の髪の状態が影響しやすいとされています。AGAに関連する遺伝子はX染色体上にあるため、母方からの遺伝的影響が大きいとされています。ただし、遺伝だけで薄毛が決まるわけではありません。生活習慣や環境要因も大きく影響するため、遺伝的な要素があっても対策次第で進行を抑えることは可能です。

生活習慣の乱れ（睡眠・食事・ストレス）

髪の毛は、体の健康状態を反映しやすい部位でもあります。不規則な生活習慣は、頭皮環境の悪化や血行不良を招き、薄毛の原因となることがあるんです。

睡眠不足は、髪の成長に必要な成長ホルモンの分泌を妨げます。成長ホルモンは主に深い睡眠中に分泌されるため、質の良い睡眠が髪の健康には欠かせません。また、偏った食事によるタンパク質や亜鉛、ビタミン類の不足も、髪の成長に悪影響を与えます。

さらに、慢性的なストレスは自律神経のバランスを乱し、頭皮の血行不良を引き起こします。ストレスによって血管が収縮すると、毛根に十分な栄養が届かなくなり、髪が細くなったり抜けやすくなったりするんです。

喫煙や過度な飲酒

喫煙は血管を収縮させ、頭皮への栄養供給を妨げる原因となります。また、喫煙によって体内のビタミンCが消費されるため、コラーゲンの生成が阻害され、頭皮環境の悪化にもつながります。

過度な飲酒も薄毛のリスク要因です。アルコールを分解する際に大量の亜鉛が消費されるため、髪の成長に必要な亜鉛が不足しやすくなります。適度な飲酒は問題ありませんが、毎日の深酒は控えたほうがよいでしょう。

病気や薬の副作用

特定の病気や服用している薬が薄毛の原因となるケースもあります。甲状腺機能の異常や鉄欠乏性貧血、膠原病などは脱毛を引き起こすことがあります。

また、抗がん剤や一部の降圧剤、抗うつ薬などの副作用として脱毛が起こることもあります。このような場合は、原因となる病気の治療や、主治医と相談の上での薬の変更が必要です。

急な抜け毛増加は医療機関で原因特定を

はげの前兆をチェック｜こんな症状が出たら要注意

薄毛は突然進行するものではなく、いくつかの前兆があります。早期発見・早期対策のために、以下のようなサインに気づいたらチェックしてみてください。

生え際が後退してきた

AGAの初期症状として多いのが、生え際の後退です。特におでこの両サイド（いわゆる「M字」部分）から薄くなり始めるケースが多く見られます。

以前と比べて額が広くなった気がする、前髪で生え際を隠すようになった、という方は要注意です。鏡で正面から見るだけでなく、スマホで上からの写真を撮ってみると、変化に気づきやすいですよ。

つむじ周辺が薄くなってきた

頭頂部（つむじ周辺）の薄毛もAGAの典型的な症状のひとつです。自分では見えにくい部分なので、気づいたときにはかなり進行していた、というケースも少なくありません。

美容院や理髪店で「頭頂部が薄くなってきましたね」と指摘された方や、写真で自分の後ろ姿を見て驚いた方は、早めに対策を始めることをおすすめします。

抜け毛の量が増えた

シャンプー時や起床後の枕に、以前より多くの抜け毛があることに気づいていませんか？1日50〜100本程度の抜け毛は正常範囲ですが、明らかに増えている場合は注意が必要です。

特に、細くて短い毛が多く抜けている場合は、ヘアサイクルが乱れている可能性があります。抜け毛の「量」だけでなく、「質」にも注目してみてください。

髪のハリ・コシがなくなった

髪が細くなり、ボリュームが出なくなってきたのも前兆です。セットしてもすぐにぺたんとなってしまう、といった変化も薄毛の前兆です。これは、毛根の機能が低下し、髪が十分に成長できなくなっているサインかもしれません。

以前と同じスタイリング剤を使っているのに髪型が決まらない、という方は、髪質の変化が起きている可能性を考えてみましょう。

自宅でできるはげ対策6選｜今日から始められる予防法

医療機関での治療を始める前に、まずは自宅でできるセルフケアから始めてみましょう。日々の生活習慣を見直すことで、薄毛の進行を緩やかにしたり、頭皮環境を整えたりすることができます。

食生活を見直す（タンパク質・亜鉛・ビタミン）

髪の毛の主成分はケラチンというタンパク質です。そのため、良質なタンパク質を十分に摂取することが髪の健康には欠かせません。肉、魚、卵、大豆製品などをバランスよく食事に取り入れましょう。

亜鉛も髪の成長に重要なミネラルです。牡蠣、牛肉、ナッツ類などに多く含まれています。また、ビタミンB群は髪の代謝を促進し、ビタミンEは頭皮の血行を改善する効果が期待できます。

極端なダイエットは栄養不足で薄毛悪化の原因に

質の良い睡眠をとる

成長ホルモンは主に深い睡眠中に分泌されるため、睡眠の「時間」だけでなく「質」も重要です。

就寝前のスマホやパソコンの使用を控える、寝室を適温に保つ、就寝時間を一定にするなど、睡眠環境を整える工夫をしてみてください。理想的には7〜8時間の睡眠を確保し、深い眠りにつけるような習慣を身につけましょう。

正しいシャンプーの仕方を身につける

毎日のシャンプーも、方法を間違えると頭皮に負担をかけてしまいます。正しいシャンプー方法で頭皮環境を整えましょう。

まず、シャンプー前にブラッシングをして汚れを浮かせ、ぬるま湯（38〜40度）で予洗いします。シャンプー剤は手のひらで泡立ててから頭皮につけ、爪を立てずに指の腹でマッサージするように洗います。すすぎは十分に行い、シャンプー剤が残らないようにしましょう。

アミノ酸系の優しいシャンプーがおすすめ

頭皮マッサージで血行を促進する

頭皮の血行不良は、毛根への栄養供給を妨げる原因のひとつです。シャンプー時や入浴後の頭皮マッサージを習慣にしてみましょう。

両手の指の腹を使って、頭皮全体を軽く押すようにマッサージします。側頭部から頭頂部に向かって、血液を流すイメージで行うと効果的です。強く押しすぎず、気持ちいいと感じる程度の力加減で、1日5分程度を目安に続けてみてください。

ストレスを上手に発散する

慢性的なストレスは自律神経のバランスを乱し、頭皮の血行不良を引き起こします。完全にストレスをなくすことは難しいですが、上手に発散する方法を見つけることが大切です。

適度な運動、趣味の時間、リラックスできる入浴、深呼吸や瞑想など、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。週末にしっかりリフレッシュする時間を作ることも効果的です。

育毛剤・発毛剤を使う

セルフケアのひとつとして、市販の育毛剤や発毛剤を使う方法もあります。育毛剤は頭皮環境を整え、髪の成長をサポートする目的で使用します。一方、発毛剤には有効成分として「ミノキシジル」が含まれており、発毛効果が認められています。

ミノキシジル外用薬は日本皮膚科学会で推奨度A

ドラッグストアで購入できる製品もありますが、濃度によって効果や副作用が異なるため、自分の症状に合ったものを選ぶことが重要です。

育毛剤・発毛剤は継続使用が基本となります。少なくとも3〜6ヶ月は使い続けて、効果を判断するようにしましょう。

頭皮に異常を感じたら使用中止し医療機関へ

なお、効果には個人差があります。

出典:日本皮膚科学会：男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版

医療機関でのはげ治療｜本格的に対策したい方へ

セルフケアだけでは改善が見られない場合や、より積極的に薄毛を改善したい場合は、医療機関での治療を検討しましょう。AGAは医学的に治療可能な症状であり、日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）でもさまざまな治療法が推奨されています。ここでは、主な治療法を詳しく解説します。

内服薬（フィナステリド・デュタステリド）

AGA治療の中心となるのが、内服薬による治療です。日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）では、フィナステリドとデュタステリドがともに推奨度Aとされています。

効果と服用期間の目安

フィナステリドは、5α還元酵素II型を阻害することで、DHTの生成を抑制する薬です。これにより、AGAの進行を抑え、髪の成長期を正常化させる効果が期待できます。臨床試験では約90%の方で進行抑制効果が認められています。

デュタステリドは、5α還元酵素のI型とII型の両方を阻害するため、フィナステリドよりも強力にDHTの生成を抑制します。JAMA Dermatologyに掲載されたメタ解析（2022年）では、24週後の毛髪数改善においてデュタステリドが最も効果的であったと報告されています。

効果実感まで3〜6ヶ月、継続服用が必要

なお、治療効果には個人差があります。

出典:JAMA Dermatology：Relative Efficacy of Minoxidil and 5-α Reductase Inhibitors in Male AGA

副作用と注意点

フィナステリドの主な副作用として、性欲減退（1.1%）、勃起機能不全（0.7%）などが報告されています。デュタステリドでも同様に、性欲減退（約3.9%）、勃起不全（約4.3%）、射精障害（約1.0%）などの副作用が報告されています。

これらの症状が現れた場合は、医師にご相談ください。多くの場合、服用を中止することで症状は改善します。

女性（特に妊娠中）は薬剤に触れることも禁忌

出典:PMDA：ザガーロカプセル0.5mg添付文書

外用薬（ミノキシジル）

ミノキシジル外用薬は日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）で推奨度Aとされています。頭皮に直接塗布することで発毛を促進する薬です。血管拡張作用により頭皮の血流を改善し、毛根への栄養供給を促進します。

市販品では濃度1%〜5%のものが販売されており、男性には5%濃度が推奨されています。1日2回、朝晩に塗布するのが一般的な使用方法です。効果が現れるまでには4〜6ヶ月程度かかることが多いです。

主な副作用として、頭皮のかゆみ、発疹、かぶれなどが報告されています。使用開始から1〜2ヶ月で一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起こることがありますが、これは古い髪が新しい髪に押し出されている正常な反応です。

ミノキシジル内服薬はAGA目的で国内未承認

なお、ミノキシジル内服薬については、多くのAGAクリニックで発毛プランの一環として処方されていますが、AGA治療目的では国内未承認です。日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）では推奨度Dとされていますが、その後の研究で安全性データが蓄積されています。1,404名を対象とした多施設研究（2021年）では、最も多い副作用は多毛症（15.1%）で、副作用による治療中止率は1.2%と報告されています。使用する場合は、必ず医師の管理下で行うことが重要です。

出典:J Am Acad Dermatol：Safety of low-dose oral minoxidil for hair loss

注入治療（メソセラピー・HARG療法）

注入治療は、発毛に有効な成分を頭皮に直接注入する治療法です。メソセラピーでは、ミノキシジルや成長因子、ビタミンなどを配合した薬液を頭皮に注射します。HARG療法は、成長因子を含むAAPE（脂肪由来幹細胞抽出タンパク）を使用する治療法です。

これらの治療は、内服薬や外用薬と併用することで相乗効果が期待できるとされています。

成長因子導入療法はガイドラインで推奨度C2

日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）では、成長因子導入療法は推奨度C2（行わないほうがよい）とされており、現時点ではエビデンスが十分とはいえません。

費用は1回あたり数万円〜十数万円と高額で、複数回の施術が必要なことが多いです。治療を検討する際は、効果とコストをよく比較検討し、医師と相談のうえで決めることをおすすめします。

植毛手術

植毛手術は、AGAの影響を受けにくい後頭部や側頭部の毛髪を、薄毛部分に移植する治療法です。日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）では、自毛植毛術は推奨度B（行うよう勧める）とされています。

移植した髪はAGAの影響を受けにくいため、半永久的に生え続けることが期待できます。ただし、移植できる毛髪の量には限りがあるため、広範囲の薄毛には対応しきれない場合もあります。

手術方法には、FUT法（毛髪を帯状に採取）とFUE法（毛包単位で採取）があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

費用は100万円〜数百万円と高額

一度の施術で長期的な効果が期待できる点がメリットです。大きな決断となりますので、複数のクリニックでカウンセリングを受けて検討することをおすすめします。

はげ対策はいつから始めるべき？早期治療が大切な理由

薄毛が気になり始めたら、できるだけ早く対策を始めることが大切です。なぜ早期治療が重要なのか、その理由を解説します。

AGAは進行性｜放置すると悪化する

AGAの最大の特徴は「進行性」であることです。つまり、何もしなければ薄毛は徐々に悪化していきます。毛根が完全に死んでしまうと、どんな治療をしても髪を取り戻すことはできません。

AGAでは、ヘアサイクルが繰り返されるごとに髪が細く短くなり、最終的には産毛のような状態になって目立たなくなります。治療を始めるタイミングが早ければ早いほど、健康な毛根が多く残っているため、改善の可能性も高くなるんです。

多くのAGAクリニックで無料カウンセリング実施中

「まだ大丈夫」と放置せず、薄毛が気になり始めた段階で専門医に相談することをおすすめします。

治療開始から効果を実感するまでの期間

AGA治療は、始めてすぐに効果が現れるわけではありません。髪にはヘアサイクルがあるため、治療の効果を実感するまでには一定の期間が必要です。

内服薬や外用薬では効果実感まで3〜6ヶ月程度かかります。1年程度継続することで、より明確な改善を感じられる方が多いです。治療効果が現れるまでの期間も、開始時期が早いほど有利になります。

薄毛が進行してから治療を始めると、改善を実感するまでにさらに時間がかかったり、期待する効果が得られなかったりすることもあります。「薄くなってきたかも」と感じたら、その段階で専門医に相談することが、最も効率的なはげ対策といえるでしょう。

はげ対策におすすめのAGAクリニック5院

AGA治療を始めるなら、専門クリニックでの治療がおすすめです。ここでは、実績があり信頼できるAGAクリニックを5院ご紹介します。オンライン診療に対応しているクリニックも多いので、忙しい方や通院が難しい方でも治療を始めやすくなっています。

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックは、DMMが運営するAGA治療サービスです。オンライン診療に対応しており、全国どこからでも診察を受けられます。24時間予約可能で、仕事が忙しい方でも自分の都合に合わせて診療を受けられるのが魅力です。

予防プランは月額2,097円〜、発毛ライトプランは初回1ヶ月あたり1,861円〜（12か月プランでクーポン適用時）と、リーズナブルな価格設定も特徴です。DMMグループ運営という安心感と、長期プランの価格メリットを求める方におすすめです。

クリニックフォア

クリニックフォアは、オンライン診療と対面診療の両方に対応したクリニックです。全国に10院以上を展開しており、対面でしっかり相談したい方にも適しています。

予防プランは12ヶ月まとめて定期で初回1ヶ月あたり1,049円〜（キャンペーン適用時）、発毛プランは同条件で1,851円〜となっています。定期便の割引率が高く、アプリで簡単に予約できる利便性も魅力です。オンラインは土日祝も対応しているので、平日忙しい方でも利用しやすいでしょう。

AGAスキンクリニック

AGAスキンクリニックは、全国60院以上を展開するAGA治療専門のクリニックです。オリジナル治療薬「Rebirth」を用いた治療が特徴で、多くの治療実績があります。

予防プランはフィナステリド1mgで初回3,700円、2回目以降月額6,200円となっています。発毛プランはミノキシジル内服薬の12ヶ月プランまとめてで月額8,400円です。

全額返金保証制度あり、夜22時まで診療の院も

湘南AGAクリニック

湘南AGAクリニックは、大手美容クリニックグループの湘南美容クリニックが運営するAGA専門クリニックです。全国140院以上という圧倒的な院数で、通いやすさが魅力です。

予防プランはフィナステリド1ヶ月で3,000円、発毛プランはHRタブレットF+HRタブレットMの3ヶ月まとめてで月額8,500円となっています。投薬治療だけでなく、メソセラピーや植毛まで幅広い治療選択肢があるのも強みです。地方にお住まいの方でも近くに院がある可能性が高いクリニックです。

AGAヘアクリニック

AGAヘアクリニックは、全国13院を展開するAGA専門クリニックです。初月1,800円からという始めやすい価格設定と、専用アプリで効果を可視化できる点が特徴です。

予防プランはフィナステリドで初月1,800円、2回目以降月額3,600円〜となっています。発毛プランはフィナステリド+ミノキシジルで初回10,800円、2回目以降月額12,600円〜です。診療時間が10:00〜22:00と長く、忙しい方でも通いやすい環境が整っています。オンライン診療にも対応しているので、自宅から気軽に相談できます。

まとめ

はげ対策は、まず原因を正しく理解することから始まります。AGAをはじめ、遺伝、生活習慣、喫煙・飲酒、病気や薬の副作用など、薄毛の原因はさまざまです。自分のタイプを把握することで、効果的な対策を選択できるようになります。

セルフケアとしては、バランスの取れた食事、質の良い睡眠、正しいシャンプー方法、頭皮マッサージ、ストレス発散、育毛剤・発毛剤の使用などがあります。これらは今日から始められる対策ですので、まずは取り入れやすいものから実践してみてください。

より積極的に改善を目指すなら、医療機関での治療がおすすめです。フィナステリドやデュタステリドなどの内服薬、ミノキシジル外用薬は、日本皮膚科学会のガイドライン（2017年版）でも推奨度Aとされており、多くの方に効果が認められています。

最も重要なのは、早期に対策を始めることです。AGAは進行性の症状であり、放置すると悪化してしまいます。薄毛が気になり始めた段階で専門医に相談することで、より高い改善効果が期待できます。

治療法の効果には個人差があります

本記事でご紹介した治療法の効果には個人差があります。ご自身に合った対策を見つけるためにも、まずは専門クリニックの無料カウンセリングを利用して、気軽に相談してみることをおすすめします。

この記事の監修者

原 征弘
株式会社ゼロメディカル 代表取締役

2005年設立の株式会社ゼロメディカルで、医療・介護・福祉領域における経営支援や医療情報メディア運営、WEBマーケティングを統括。医療機関や関連施設の課題解決を支えるとともに、Kenkotto／Diamell／デンタルマイクロスコープClinic などの自社メディアを通じて、正確で分かりやすい情報を届ける体制づくりに取り組んでいる。

本記事では、医療機関の経営支援と医療メディア運営で培った知見にもとづき、情報の客観性・表記の妥当性・最新性を確認しています（※個別の診断・治療方針の判断は医師が行います）。