ホームページキャッチコピーのテクニック!今すぐ取り入れたい
ホームページで集客する際、避けては通れないのがキャッチコピーや商品紹介のライティング。
趣味で書き物をしているのならいざ知らず、まったくの初心者にはわからないことばかりのはずです。
でも、ご安心ください。
実はコピーはテクニックさえ知っていれば、ある程度スラスラと書けるようになります。
今すぐ使える、実践的な基本テクニックを大公開します!
コピーの役割を考えよう
あなたがホームページを作るとき、どんな役割を求めていますか?
目立つ見た目でとにかくページに人を集めたい!
商品やサービスを知って買ってほしい!
コラムのような読ませる内容でファンになってほしい!
Webページは表現方法やコンテンツの長さの制限があまりありません。
そのため、多種多様な役割を持ったページを作ることができます。
逆に言うと、そのページがどんな役割を持っているのかをしっかり把握しておかないとチグハグな内容になってしまいます。
ホームページの内容とリンクして、コピーにもいろいろな役割があります。
実は、コピーは目的によって3つに分類することができるのです。
- クリックさせるためのコピー
- 商品やサービスの内容を理解させるコピー
- じっくり読んで楽しめるコラム的なコピー
それぞれ意識しなくてはいけないポイントが全く異なります。
順に特徴を確認しましょう。
1.クリックさせるためのコピー
ズバリ、クリックさせてユーザーを次の展開へ誘導します。
バナーやボタン上に入れるキャッチコピーで、メニューに表示されるコンテンツ名もこれに分類されます。
ユーザーの目を引き、「なんだろう?」と思わせることが重要です。
2.商品やサービスの内容を理解させるコピー
説明的な文章で、直感的に内容を理解させます。
キャンペーンの名前や商品の説明などでは、どういったメリットや楽しさがあるのかを一目で伝えなくてはいけません。
誤解を与えないように、わかりやすいベタな表現をすることが重要です。
3.じっくり読んで楽しめるコラム的なコピー
開発秘話やサイドストーリーなど、ユーザーを引き込む文章でファンを作ります。
キャッチコピーというよりは、雑誌記事のような内容です。
読ませる文章で魅力を余すところなく伝えきることが重要。
理想的な流れは、まず目を引くキャッチコピーでユーザーの目を引き、説明的なコピーで内容を理解させ、読ませるコラムでファンになってもらうというもの。
3種類のコピーを効果的に配置することで、ユーザーをその気にさせることができるのです。
クリックしたくなるテクニック
まず大切なのは、クリックさせるためのコピー。
集客できなければホームページを作った意味がありません。
効果的なコピーを作るために特別な才能は必要ありません。
テクニックを学べば誰にだってそれらしいコピーを作ることができます。
リスティング広告やバナーの文章に使える、思わずクリックしたくなるテクニックを大公開します。
「?」と思わせる
「まさか!70kgだった私が?」
「親知らず、いつ抜くべき?」
人は本能的に疑問に感じたことは正解を確かめたいもの。
あえて正解を言わず、クリックした先に正解があると思わせます。
文章としては答えを入れたほうが完成されていたとしても、あえてぼかして「?」と思わせましょう。
「新」「NEW」で旬を演出
「虫歯にならない新習慣!」
「特別割引キャンペーン、この春だけ!」
最新情報だとアピールすることで、まだ知らない情報が載っていると思わせます。
今ドキ感、季節感を出すことも効果的。
必殺ワードを前面に
「あなたの体は大丈夫?健康リスク診断はこちら」
「髪に効く医薬品成分。モニター募集中!」
お得、無料、占い、R18などの単語は煩悩ワードと呼ばれ、老若男女問わず本能的に気になってしまいます。
固有名詞、数字を使う
「予防歯科、満足率95%」
「あの〇〇も愛用!美白クリームCM放映中!」
皆ある程度、広告は誇張だと思っているものです。
具体的な名称や数字があると、情報に説得力が生まれます。
商品のブランド力が高い場合、ブランド名を出すことで安心感を出すことができます。
数字が入ると文字列にインパクトが出て、目を引くという効果も期待できます。
誰に向かって言ってるの?ターゲットに合わせた語り口
さて、思わずクリックしたくなるキャッチコピーができたとしましょう。
いよいよホームページにユーザーを誘導してきましたが、ここで終わりではありません。
重要なのはむしろここから。
どうやってユーザーにメッセージを伝えるかです。
目的を達成するためには「立ち位置」ぶれないコピーを考える必要があります。
「立ち位置」がバラバラだといいたいことが伝わらず、ホームページのクオリティを低く見せてしまいます。
特に気を付けたいのが、ホームページのリニューアル時。
更新されたコピーと、更新されなかったコピーで「立ち位置」がぶれていると、サイトの信頼度が低下して商品の売り上げやサービスの利用率に影響します。
コピーで重要なのは「うまい表現」や「メッセージ性」ではありません。
統一された「立ち位置」からの整理された文章で、ホームページのクオリティーを担保することです。
「立ち位置」を固定するときに重要なのが、ターゲットを想定すること。
誰に向けて語りかけているのかを明確にしましょう。
ターゲットの属性によって語り口は変わってきます。
表現のお約束を知って、表現を統一しましょう。
ターゲットの性別、年代で変わる表現
当然のことですが、性別や年代によって考え方や言葉遣いが違います。
ターゲットの属性を念頭に置き、大まかな特徴をとらえてコピーを書きましょう。
1.男性向け
あくまで一般論ですが、男性はうんちくやスペック情報を好む傾向があります。
どこが優れているのか、どこが特別なのかを具体的に表現しましょう。
2.女性向け
女性向けのコピーでうんちくやスペックを説明的に並べても、訴求効果は低いようです。
女性は自分にどんなメリットがあるのかを気にしています。
シチュエーションを提示して、自分のことだと意識づける表現が効果的だといえるでしょう。
3.年代を考慮する
中高年など、社会的地位が高いと思われる年代には丁寧な言葉遣いを、大学生など普段から若者言葉を多用している世代には勢いのある言葉遣いを心掛けましょう。
4.趣味などの属性を考慮する
性別や年代だけではなくライフスタイルや趣味の嗜好もターゲットの選定に必須です。
趣味に関連したコピーの場合、女性向けであってもうんちくやスペックのアピールが効果的になります。
価格で変わる表現
下町の商店街と百貨店の接客対応は全く異なります。
同じように、ホームページ上の表現も扱うものの値段やブランドイメージで大きく変わります。
1.安価な商品・日用品
数百円程度の比較的安価な商品は、ユーザーの暮らしに寄り添った、身近な感じを演出します。
・ユーザーに「あなた」と語りかけ、実際に接客している雰囲気を出す
「洗い物に悩んでいるあなたに…」「あなたの歯ブラシは…」
・強調ワードを多用して、はっきり「買ってください」とアピール
「…なはず!」「…ですよね♪」「そんなあなたに買ってほしい!」
2.高額な商品・嗜好品
数万円する高価な商品はユーザーが求めているから提供しているという雰囲気を演出します。
・高価な理由は正確に説明する
「契約農家でしか生産できない希少なイチゴ」
・お客様の視点に立った言葉を選ぶ
「お届けします」「手に入れることができます」
・ユーザー自身が価値のわかる人間かどうか問われていると思わせる
「…の方なら、お分かりいただける逸品です」
3.相対価格を考慮する
比較的安価な日用品でも、相場よりも高めの値段設定だという場合には身近な感じに加えて付加価値の説明を加えましょう。
「店舗限定」など、プレミア感を出して購入をあおると効果的です。
一方、本来高価なはずなのに破格で提供するという場合、訳あり感を演出して価格に安心感を持たせる必要があります。
また、強調表現を用いて若干の勢いを出しましょう。
「期間限定」など、今しか買えない雰囲気を出すことで行動に踏み切らせることができます。
まだまだあるぞ!ライター直伝テクニック
ホームページを運営するうえで最も大切な「クリックしたくなるコピー」と「ぶれない立ち位置」のテクニックをご紹介しました。
しかし、コピーのテクニックはこれだけではありません。
ですます調は不慣れな印象を与える一方、誠実な雰囲気も持っています。
生産者や技術者が語っている雰囲気を出すときには効果的。
一方、体言止めは小慣れた印象、そして仰々しさを演出します。
楽しみながら、そして終始ぶれないように統一しながら言葉の持つ印象を吟味しましょう。
キャッチコピーは短い文章です。
意味が重複した内容はできるだけ避けましょう。
メインコピーとサブコピーで内容が被ってしまうのももったいない。
商品の魅力を徹底的に洗い出し、言いたいことをいくつも抽出することで重複を解消していきます。
また、キャッチコピーは基本的にぱっと見の印象が勝負です。
どこにかかるのかわかりにくい形容詞、どうつながっているのかわかりにくい接続詞は徹底的に校正してなくしましょう。
いいコピーを作るために才能は必要ありません。
テクニックを覚え、身の回りのコピーにたくさん触れることで、誰でもステップアップすることができるのです。
これまでに、全国で2000件を超える制作・集客の経験を生かし、医療分野の最新情報と実践的な経営戦略をご提供します。
ミッションは、医療業界のプロフェッショナルに、専門性と実績に基づく知識と最新情報を届けること。医療の専門家が直面する挑戦に対応し続け、業界全体の発展をサポートします。