ベトナムへ歯科ボランティアに行ってきました。
こんにちは!
先日ベトナムへ歯科ボランティアに行って参りました。
ボランティア先の施設は、骨形成不全症という病を患った子どもたちが生活している場所です。
骨形成不全症とは、生まれつき骨が曲がっていたり、非常に骨が脆く成長とともに骨折するなどあらゆる弊害が生じる病です。
歯のエナメル質形成不全の影響で歯が弱い方が多いのですが、ボランティアに行かないとなかなか歯科治療を受けられない現状を抱えています。
歯科治療はだいぶ浸透してきているようですが、まだまだ頑張らなくてはならない課題だと感じます。
さて、口腔内のお手入れをすることは病気と付き合っていく上では大変重要です。
歯が一本抜けるたびに骨折のリスクが上がります。そもそも骨折しやすい骨形成不全症の患者様ならなおさら歯を大切にしたいところです。
また、数年に一度手術をするそうですが、術後に感染症や肺炎にかかるリスクが口腔内ケアができていないと高まるのです。
歯周病菌が口腔内に多くいると、術後の免疫力が低下した状態だとよりリスクとなるのです。
そこで、今回も歯科治療の他に、歯の正しい磨き方や洗口剤の使い方をレクチャーして参りました。
歯ブラシや洗口剤は余分に持っていき、寄付もさせていただきました。毎日使ってほしいです^^
また当該施設にボランティアで行く予定です。
次回行ったとき、今回より少しでも良い状態になっていると大変うれしいなと思います!