歯牙損耗の患者様
こんにちは。
のもとデンタルクリニックです。
歯が欠けたり、被せ物が取れてしまったり・・・
そんな症状ありませんか?
それらは歯牙損耗と呼ばれ、歯に対するダメージの総称なのです。
また、ダメージを受けた歯は、とてもむし歯になりやすくなります。
歯牙損耗の原因
➀咬耗
通常、歯は30年で1mm咬耗すると言われていますが
毎日の歯ぎしりや食いしばりにより、必要以上に歯がすり減ってしまうことがあります。
②楔状欠損
歯ぎしりや食いしばりにより、歯に大きな力が加わり
歯の根が楔状に欠けた状態です。
楔状欠損になると知覚過敏や、むし歯のリスクが高まります。
③摩耗
強い力がかかることで、歯がすり減ってしまうことです。
ボトックス治療
噛む力を弱めることで、歯に加わる力が弱くなり負担が軽くなります。
歯が折れたり、欠けたりする前に一度相談に来てください。
まとめ
あまり知られていませんが、多くの人が睡眠中に強い食いしばりや、歯ぎしりをしていることが最近の研究から分かっています。覚醒時の奥歯での最大の噛みしめの力は、およそ体重の数倍とも言われています。
体重60キロの人では、睡眠中に120~180キロの噛みしめが行われているというわけです。
また、覚醒時での上下顎の接触時間は通常15分程度と言われていますが、睡眠中にはその4~5倍の時間強い力で食いしばりや歯ぎしりをしていると考えられます。
それが長年続くと、次第に歯がすり減ったり、欠けたり、歯の根元にエグレ(楔状欠損)が生じたり・・・
ひどい時には歯にヒビが入ったり、割れたりしていまいます。
また、この噛みしめの力は、歯肉や歯槽骨にもダメージを与え、歯周病や歯並びを悪化させることがあります。